メルマガ200号
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 200号 <2025.08.21>
発行人:馬場憲一 編集:中野喜吉
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この暑さ加減の異常さ、皆さんどう過ごされてますか?
もう数十年も前ですが西丸震哉著で「異常気象」のタイトルで食料危機との関
連を論じた本があった気がします。今のはもう異常でなく「恒常的」な暑さで
今後も続き逃れようがない気がします。しかしこのときは地球が冷える方向の
話で恨めしい思いです。
ところで暑い夏、お盆が来るときは終戦の日、今年は丁度80年の節目となり
ました。今現実の戦争の真っただ中の世界にいる私たちは単なる歴史の日とし
てでなく、何かより具体的な行動をすべき時ではないでしょうか。(中野)
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【目次】
1. 「よこすかルートミュージアム」のサテライトを訪れて
2.事務局からのおしらせ
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1.「よこすかルートミュージアム」のサテライトを訪れて
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須田英一
昨年の9月に、「よこすかルートミュージアム」のサテライトである横須賀市
の猿島等を訪れる機会を得た。卒業論文で戦争遺跡を取り上げる学生達と現地
を実見するためであり、横須賀市教育委員会で戦争遺跡をはじめとする近代の
文化遺産を長年にわたって担当された野内秀明氏にも同行して頂いた。訪問先
は猿島、第三海堡、貝山地下壕、原田弓子記念平和資料室である。
「よこすかルートミュージアム」は市内に点在する歴史遺産や自然遺産、観
光施設をエコミュージアムのサテライトとして位置付け、市内全体をミュージ
アムとみたて、集客力の向上、地域遺産の活用を図ろうとするもので、2021年
から開始された。詳細は『エコミュージアム研究』?27(2022)に掲載されて
いるので、参照して頂ければ幸いである。
訪れた猿島、第三海堡、貝山地下壕は、いずれも「よこすかルートミュージ
アム」の近代化遺産サテライトに位置付けられている。猿島は東京湾に浮かぶ
唯一の自然島で、2015年に千代ケ崎砲台跡と共に「史跡 東京湾要塞」として
、軍の施設としては日本で初めて国指定史跡になった。また両砲台跡は日本遺
産の構成文化財にもなっている。ガイダンス施設が整備され、猿島砲台跡があ
る現在の猿島は、横須賀市により都市公園として整備され、バーベキューや海
水浴、磯釣り等も楽しめる。レンガ積みの砲台施設は保存も良く、猿島専門ガ
イド協会によるガイドもある。
第三海堡は、撤去工事後の構造物は2010年に夏島都市緑地に移設・整備され
、公開されている。京急追浜駅より徒歩でこの公園に向かい、昌子住江氏(NPO
法人アクションおっぱま)の解説を頂くことができた。構造物は規模も大きく
、圧巻であり、これらは日本遺産の構成文化財にもなっている。
徒歩で貝山地下壕に向かった。太平洋戦争末期に横須賀海軍航空隊の施設と
して掘削された地下壕と考えられている。同じくNPO法人アクションおっぱまの
皆さんに壕内のご案内を頂いた。その後、「貝山地下壕保存する会」の代表を
務めた原田弓子さんの戦争遺跡関係資料を公開する「原田弓子記念平和資料室
」を訪れた。戦争遺跡の保存に関わった地域の思いを感じることができた。
第三海堡、貝山地下壕、原田弓子記念平和資料室は初めて訪れる機会を得た
ものだが、地域の方々の保存と平和への思い、ガイドという活動を通じた活用
へかける思いを感じることができた。機会を見ながら他の戦争遺跡のサテライ
トも訪れたいと思っている。 (須田英一)
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2.事務局からのおしらせ
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今回でこのメルマガも丁度200号を迎えました。皆さんのご投稿をお待ちして
います。
≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
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