日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

Archive for 3 月, 2014

メルマガ77号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 77号 <2014.1.15>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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明けましておめでとうございます。
晴天に恵まれた正月、日本人の心のふるさと「伊勢神宮」は、今年新しい社で
新年を迎えました。皆さんの地域での初詣は、いかがでしたでしょうか?
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【目次】
1.「もう一度エコミュージアムの原点を(2)」
2. 事務局から
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1.もう一度エコミュージアムの原点を(2)
-ミュージアムを推進する「支える経済性と支えられる経済性」のマッチング-
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井原満明:㈱地域計画研究所/長野県木島平村農村文明塾総合コーディネーター
皆さん、明けましておめでとうございます。昨年末から「積極的平和主義」が
旋風し、武器輸出三原則の緩和、秘密保護法の制定などで年を越しました。日本
国憲法で示している「平和主義」とは異なるような感じがします。本当の積極的
平和主義とは、平和主義を唱え戦争を放棄した「日本国憲法」を積極的に世界に
示していくことだと思います。前回示したように、エコミュージアムは民族自立、
公民権運動など、まさに平和を希求する運動体だと考えています。
さて、前回に続いて、サテライトの運営やエコミュージアムそのものの推進を
図るための考え方として「支える経済性」と「支えられる経済性」の必要性につ
いて述べたいと思います。
エコミュージアムは、地域の資源を地域で活かす「サテライト」とそれらを結
ぶ「ディスカバリートレイル(発見の小径)」そして情報を発信する「コア(中
核施設)」で構成されています。発見の小径やコアも大きな視点で考えるとそれ
自体がサテライトといえるでしょう。情報を発信する機能はコアだけでなくそれ
ぞれのサテライトも可能であり、発見の小径自体も一つの地域資源と見なすこと
が出来るからです。
サテライトの内容は、地域に賦存する多くの資源ですので、多様な内容を持つ
ものです。自然林などの自然資源、街並みなどの文化資源、工場跡地などの産業
資源などがあり、資源を資産として活かすことです。地域の人達が大切にしてい
る小さな祠でもサテライトです。そしてそれらのサテライトは、エコミュージア
ムの小さな博物館として、環境との共生、それを維持する経済の確保、そして楽
しく学ぶことが出来る場とすることです。環境と経済の統合、学ぶ場という3つ
の要素を持つものがエコミュージアムでいうサテライトだと思います。
特に自然資源については、それを守ることで環境との共生があり、それ自体で
は経済活動をしていませんので会員組織を作り会費や寄付などによる経済の確保、
そして楽しく学ぶ場にするためには会員によるガイドが重要です。ガイド料など
も経済活動になり、そのための研修制度も必要になるでしょう。人材育成もエコ
ミュージアムの重要な活動です。
それらを推進するためには、会費や寄付などによる「支える経済性」それらの
支えてくれる人達に応えるために「支えられる経済性(経済活動;事業)」を構
築することが重要です。その二つのアプローチがマッチングしたときに、エコミ
ュージアムはさらに新たな展開へと進むことでしょう。
「支える経済性」と「支えられる経済性」のマッチングにより、地域での「経済
循環」が生まれ、地域再生に向けた内発型発展へとつながることでしょう。
(井原満明)
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2.事務局から
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このメルマガの配信、送り出しの省力化のために、送信手段を変更しました。
それに伴い、冒頭のお名前の行、省略させていただきました。
前号までと違って何か不都合が起こりましたら、お手数ですが事務局までお知
らせ下さい。
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場とし
てのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

メルマガ76号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 76号 <2013.12.15>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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もう今年もあと僅かとなってしまいました。あなたの今年はいかがでしたか?
「大切な遺産は守り続けよう!」の意識もすぐ消えかかる「喉もと過ぎれば
・・・」がお得意の人種に、何万年も意識付けをおこなってくれる「負の遺産」
は、それを改めさせようとしてくれるんでしょうか?核廃棄物処分場。
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【目次】
1.「もう一度エコミュージアムの原点を
-地域の再生、人の再生を目指したエコミュージアム」
2. 事務局からのお願い
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1.「もう一度エコミュージアムの原点を
-地域の再生、人の再生を目指したエコミュージアム」
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メルマガ(事務局)サポートの井原です。幾人かに原稿を頼んでいるのですが、
遅れ気味で申し訳ありません。常日頃エコミュージアムについて考えていること
を、2~3回に分けて、投稿したいと思います。会員の皆さんも、是非、投稿を
お願いします。
《もう一度エコミュージアムの原点を-地域の再生、
人の再生を目指したエコミュージアム》
井原満明:㈱地域計画研究所/長野県木島平村農村文明塾総合コーディネーター
「エコミュージアム」という言葉が日本に紹介されてからおおよそ4半世紀(25
年)くらい経つのだろうか、様々な地域で「エコミュージアム」という言葉を聞
くようになりました。
私自身、農村の地域づくりに関わり初めて25年、農村に住み始めて3年が経ち
ますが、その間、農村部は人口の流出に歯止めがかからず、都市部でも商店街の
衰退や地域の空洞化など、地域問題はますます深刻になっています。そして、戦
後、高度成長期やバブル期の一部を除いて、個人を取り巻く生活環境、社会環境、
経済環境そしてそれらを整備していくべき政治環境も大きく衰退しているように
思います。
経済が活発になれば、農村の衰退も商店街や地方都市の活性化が改善するので
しょうか?決してそうではなく、そこには地域に住む人たちの「暮らしと生業」
に自信と誇りを持ち、それが地域への愛着になることが、求められているのでは
ないかと考えています。
「エコミュージアム」は、すでに皆さんもご存じのように、60年代後半にフラン
スで生まれ、その背景には、1950年から60年にかけて高度経済成長政策が進めら
れ、中央集権化が進む中で、地方からの人口流出と過疎化、生活機能の低下など
中央と地方との格差が深刻化したことがあります。その改善策(国土政策)とし
て、60年代後半、農村地域での滞在(バカンス法など)を促し、観光による経済
再生を試み、特に、67年には地方自然公園が開設され、農村地域でのエコミュー
ジアムの展開に大きな影響を与えた、といわれています。
また、前会長の大原さんが主催した建築学会の会合で、「エコミュージアム」
の命名者の一人ともいえる、ユグ・ド・バリーン氏の講演では、「エコミュージ
アム」が生まれた背景として、50年代から60年代にかけて長い間の植民地からの
独立(政治的な独立から文化的な独立)、 特に、ニ・ジュール(アフリカ)での
国立博物館建設(多民族国家として多様な文化の継承と発展)、北米でのマイノ
リティ・黒人社会(公民権運動としてのエコミュージアム)などを挙げていまし
た。
日本でも、荒井重三先生が言われていた、エコミュージアムの第1世代は地域
資源が豊富に存在する農村(担い手が少なくなっている農山村の再生)、第2世
代は産業遺産の再生(産炭地域や銅山、都市公害で侵された地域の再生)、第3
世代は地域の文化の再生(歴史的な市街地での文化再生や町並み、商店街の再生)、
第4世代は流域や鉄道等を軸に広域的な連携の再生(河川流域/川と川下や塩の
道/沿岸と山間地域などの歴史的な広域連携)という地域課題が背景にあること
を指摘していました(( )内は井原が加筆)。そしてある経済学者は、「ひと
の空洞化」「こころの空洞化」などという表現を使い、日本人の置かれた状況を
指摘しています。
このような背景を考慮しつつ、もう一度「エコミュージアム」の原点に戻り、
考えてみる取組みが必要だと思っています。
(次回:エコミュージアムを推進する「支える経済性と支えられる経済性」のマ
ッチング) (井原満明)
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2.事務局からのお願い
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毎年の事ながら、年末にまだ会費未納の方、お急ぎ下さい。
送付の記憶不確かな方は、お返事しますから、事務局へお訪ねください。
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場とし
てのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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