日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

Archive for 6 月, 2022

2022年度研究大会 開催・参加のご案内

日本エコミュージアム研究会では、今年度の研究大会を開催いたします。会員の方はもちろんのこと、会員以外の方でご関心ある方も奮って参加ください。
■1.日 時:2022年7月23日(土) 13時~16時30分
■2.会 場:リモートによるオンライン研究会(Zoom使用)として実施します
■3.プログラム:
13:00 開会のあいさつ
13:05 プログラムの説明
(各発表20分、質疑15分〈交代・準備時間含む〉)
●13:10 発表1
発表者: 紺野 英二 (立正大学)
タイトル:エコミュージアム的取り組みの現状と課題 ―八王子市鑓水地区を素材として―
要旨
2020年、八王子市のストーリー「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が日本遺産認定を受けた。特に市南部の「鑓水地区」は、絹織物文化の中継地として知られ、通称「絹の道」や関連遺構などが残る地区である。当該地区は現在「エコミュージアム」を称していないが、コア施設である「絹の道資料館」とその他の文化遺産が点在している。このエリアを取り上げ、その現状とエコミュージアムへの課題を示す。
●13:45 発表2
発表者:中原薫 (京都芸術大学大学院・研究員)
タイトル:愛媛県今治市宮窪町におけるエコミュージアム化の取組
―愛媛県今治市村上海賊ミュージアムとNPO法人能島の里の例を中心にー
要旨
愛媛県今治市宮窪町(越智大島)に位置する今治市村上海賊ミュージアムは、令和3年に今治市教育委員会で策定された『史跡能島城址保存活用計画』の中核施設となる地域博物館である。現在無人島である能島の遺跡発掘や観光施設としての活用が計画実施されている。一方でNPO法人能島の里はエコミュージアムを標榜する団体であり、漁港から出発する潮流体験や能島上陸ツアー、地元の名産品大島石の見学ツアーを担っている。昨年度フィールド調査した結果を報告するとともに、今後の宮窪町のエコミュージアム化への課題を検討する。
●14:20 発表3
発表者:大山由美子 (丹青研究所)
共同発表者:倪 雪(東京藝術大学未来創造継承センター)
大山裕(ラスデザイン/武蔵野美術大学)
タイトル:中国貴州省地捫トン族人文生態博物館、及び楼上生態博物館にみる郷村振興
要旨
中国貴州省では、2021年に楼上生態博物館が開設された。楼上生態博物館は国家文物局「国家または省レベルの密集的な伝統村落の全体保護活用」のパイロット計画に基づく村落文化景観総合体と位置づけられている。2019年に訪問した地捫トン族人文生態博物館が運営に協力している。今回は、楼上村を中心に8つの村落がコミュニティを形成して郷村振興に取り組んでいる楼上生態博物館の現状とともに、地捫トン族人文博物館が関与した国の農業倉庫を保存・活用したトン族の暮らしと変遷を紹介する博物館について考察する。
14:50 休憩(10分)
●15:00 発表4
発表者: 淺野敏久(広島大学)
共同発表者:清水則雄(広島大学)
菊地直樹(金沢大学)
タイトル:東広島エコミュージアムにおけるエコミュージアム・ツアーの試行
要旨:
東広島エコミュージアムでは,公共交通手段で訪問しにくい周辺地域のサテライトを訪れる流れをつくるために,それらを見学するツアーを作ろうとしている。コロナ禍で一般の参加者を募集しての見学ツアーを企画できなかったので,学生をモニターとする見学ツアーを3回実施した。その結果を報告するとともに,エコミュージアムにおける見学ツアーの課題や意義を考察する。
●15:35 発表5
発表者: 馬場憲一 (法政大学)
タイトル:博物館法改正とエコミュージアム運営の方向性
要旨
博物館法は2022年4月に国会審議を経て改正法として公布され2023年4月から施行されることになっている。今回の法改正をみていくと博物館登録制度の見直しなどとともに、当該改正法の「目的」にこれまでの社会教育法に加えて「文化芸術基本法の精神」に基づくことが追記された。このため本発表では「博物館」であるエコミュージアムがこの法改正によって今後どのような中で運営されていくべきなのかその方向性を論じていくことにする。
16:10 発表に対する全体での意見交換
16:20 まとめ
16:25 事務連絡(今後の予定など)・閉会のあいさつ
16:30 終了
■4.参加費:無料(本研究会会員の有無に関わらず)
■5.参加定員:100名(定員を超える申し込みがあった場合は本研究会会員を優先し、非会員は先着順とします)
■6.参加申込み:事前申込が必要です。
事前申込はこちらからお願いします。
申込みの締切りは7月15日(金)15時とします。
https://forms.gle/LH5rRFvd86PDzESG8
当日のZoomへの接続先は事前に申し込みをいただき、定員内で参加が認められた方のみにお知らせいたします。お届けいただいたメールアドレスにお送りいたします。
3日前までメールが届かない場合は事務局
E-mailアドレス jimu@jecoms.jp までご連絡ください。

2022研究大会 自由研究発表の募集

下記のとおり、2022年度研究大会を開催するにあたり、会員の皆様からの自由研究発表を募集いたします。
ふるってご応募ください。   担当理事:吉兼秀夫
1.日時:2022年7月23日(土)(13時からの開催を予定)
2.会場:Zoomミーティング(オンライン)
3.発表申し込み:自由研究発表の応募について
(1)研究内容:エコミュージアムに関する研究
(2)応募資格:本研究会会員または複数の発表者の場合、本研究会の会員が含まれていること
(3)発表申し込み必要事項:
発表題目、氏名、連絡先(E-mail)、所属(勤務先)、200字程度の発表要旨。
(4)研究発表の申し込み締め切り:2022年6月17日(金)17時までに
こちら(Microsoft Form)
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=sb-1T4BW5EuWg3l2H74wvGGLvr5Ev-VAg5-zCykeWENURVYxQTEyUUQ5SFVFV1pHQjNKNVRJMTZLUSQlQCNjPTEu
(発表者の申し込みページ) からお申し込みください。
発表時間はプログラムが確定次第(6月下旬予定)、メールでお知らせします。
もし、このフォームでうまく送信できない場合は
担当者メールアドレス(h_yoshik@kufs.ac.jp)に
1.発表者氏名(JECOMS会員に限る)
2.共同発表者氏名
3.発表者所属
4.連絡先(E―mail)
5.発表題目
6.発表要旨(200文字程度)
を記載して送付ください。
※プログラムの都合上、応募が多数にわたった場合には選考を行うことがありますので、あらかじめご了承ください。
(5)発表の方法:Zoomによる発表とします。
(6)発表スケジュール:各発表15分、質疑10分、交代・準備5分。
(7)発表資料:2022年7月21日(木)17時までに
E-mailアドレス 吉兼秀夫まで h_yoshik@kufs.ac.jp
へPDFファイルでお送りください。当日、参加者と共有します。
当日はZoomの画面共有を用いて、ご発表いただきます。
(8)機関誌への投稿:
発表者には、後日、機関誌『エコミュージアム研究28号』への論文、報告として投稿していただきますので、よろしくお願いします。
研究大会への参加の申込みは、後日にこのページでご案内します。
(担当理事:吉兼秀夫)

2022年度・JECOMS総会開催のお知らせ

 新年度(2022)の総会を以下の日程で開催します。
 オンライン(ZOOM)にての開催です。
 下記アドレスにGoogle Formの申込み欄を用意しております。
 当日の資料送付(E-mail)準備の為、申込みをお願いします。
参加申込み(会員のみ)は、会員宛メルマガに送信済み・記載のGoogle-Formアドレスへ。

 参加申込み締切:6月14日(水)まで
-------------------
 2022年度日本エコミュージアム総会・次第
 日時:2022年6月18日(土)19:00~20:00
 場所:オンライン(ZOOM使用)

★事務局報告
 会員状況及び会費納入状況

★議題
1.2021年度の決算

2.2022-2023年度の役員

3.2022年度の事業計画
  研究大会 
  全国大会 
  関西例会 
  関東例会 
  機関誌28号
  メルマガ発行

4.2022年度予算案
5.会規約の一部改正
6.その他

サイト内の検索

お知らせ

▲▲▲メルマガは会員宛に送信しています。アドレス変更等の連絡いただけずに、配信不可の方いらっしゃいます!至急、アドレスご確認ください。 ▲▲▲メルマガは会員宛配信後、ここで2~3カ月後の公開です。会員には随時送信。

最近の更新記録

カテゴリー

アーカイブ