日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

Archive for 5 月, 2016

メルマガ102

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本エコミュージアム研究会メールマガジン 102号   <2016.03.24>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨年夏、海外セミナーとして訪れたパリを離れたあとに大きな事件があり、
出くわさなくてよかったとホットしていたところでしたが、またまた訪問先の
ベルギー・ブリュッセルでの爆破事件と、もう何処に居ようと安心出来ない世
の中になってしまいました。当地、伊勢志摩では5月にサミットを控え、警備
が増しています。只やみくもに、ISを憎みたたく事だけを考えていては、真の
解決には及びません。つい昨日の様な気がしますが、もう13年もたってしまい
ました。アフガン、イラク侵攻からのイスラム圏への世界の対応を考えてしま
います。(N)
=======================================
【目次】
1.「エコミュージアムとレジデント型研究者」
2.事務局からのお知らせとお願い
========================================
■■■■■============================================================
1.「エコミュージアムとレジデント型研究者」
============================================================□□□□□
菊地直樹
エコミュージアムとは、地域社会の内発的・持続的な発展に寄与することを
目的に、住民の参加により環境と人間との関わりを探る活動としくみです。エ
コミュージアムいう言葉を使ってなくても、環境と人間のかかわりを探ること
から、持続可能な地域づくりを実現しようとする動きは、各地でみられるよう
になってきました。たとえば、エコパークやジオパークといったユネスコのプ
ログラムは、地域の生態系や地質の価値を学術的に認定することを軸にして、
持続可能な地域づくりをすすめようとする取り組みであり、その登録地域が急
増しています。1990年代から取り組まれてきたエコミュージアムに時代が追い
ついてきたといえるかもしれません。
ただ、気になることもあります。それは、エコミュージアム活動において、
学術的な視点がやや弱いのではないか、ということです。環境と人間の関わり
を探るエコミュージアム活動において、地域住民の暮らしや思いと学術的な視
点をつなげていくことは大事なことだと思います。しかし、エコミュージアム
に取り組んでいる地域に学術的機関が設置されていたり、専門家が常駐してい
ることは、ひじょうに稀なのが現状です。先に紹介したジオパークやエコパー
クでは、専門員を配置する登録地域が増えてきています。その理由として、地
域住民の主体性を活かす学術的な視点が、持続可能な地域づくりにおいて重要
だと考えられるようになったからではないでしょうか。
今、私は総合地球環境学研究所という研究機関で全国の「レジデント型研究
者」への聞き取り調査やそうした人たちを招いたワークショップなどをおこな
っています。レジデント型研究者とは、「定住している地域の課題解決にむけ
た研究活動をしている専門家たち」のことです。大学の研究者もいれば、博物
館の学芸員、NPOのスタッフ、行政の職員、漁協の職員等とその職種は多様で
す。つまり、レジデント型研究者とはある特定の職種をさすのではなく、上記
の特徴を持った人たちをあらわす言葉なのです。
調査やワークショップを行いながら、レジデント型研究者たちの果たす多様
な役割がみえてきています。たとえば、地域に専門的知識を提供したり、地域
住民とともに専門的知識を活用したり、地域住民や市民と一緒に調査をおこな
ったり、さまざまな関係者のコミュニケーションを促進したりといったもので
す。
レジデント型研究者は、エコミュージアム活動においてもいろいろな役割を
果たすことができるのではないでしょうか。そのためのしくみづくりが、エコ
ミュージアムの一つの課題かもしれません。(菊地直樹)
■■■■■============================================================
2.事務局からのお知らせとお願い
============================================================□□□□□
大変に遅れました20号、やっとお届けいたしました。現在ほぼ編集完了の21
号も続いてお届け出来ると思います。ご迷惑をお掛けいたしました。
≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。
(このメルマガへは返信しないでください。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2016総会及び研究大会のご案内

2016日本エコミュージアム研究会・総会及び研究大会のご案内
〇会 場:広島大学東京オフィス408会議室
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
キャンパス・イノベーションセンター
〇日 時:2016年7月24日(日)
13:00~14:00 総会
14:00~17:00 研究発表会
17:00 解散
〇担当理事:淺野敏久(広島大学)
<1>研究大会を総会と併せて開催いたします。
<2>それに伴って、研究発表者を公募いたします。
1.研究発表の申し込み締め切り:2016年6月30日(木)
2.発表の申し込み内容
○自由研究発表の応募について
(1)研究内容 エコミュージアムに関する研究
(2)応募資格 本研究会会員または複数の発表者の場合、本研究会の会員が含まれていること
(3)申し込み必要事項
発表題目、氏名、連絡先(住所、電話、FAX、E-mail)、所属(勤務先)、および 発表時の使用希望機器、200字程度の簡潔な発表要旨。
○送付先 e-mail:toasano@hiroshima-u.ac.jp
※発表者には、後日、機関誌『エコミュージアム研究22号』への論文、報告
として投稿していただきますので、よろしくお願いします。

サイト内の検索

お知らせ

▲▲▲会員宛メルマガを毎月送信しています。アドレス変更等の連絡いただけずに、配信不可の方いらっしゃいます! 至急、 アドレスご確認ください。 ▲▲▲会員メルマガを携帯に転送している方で携帯アドレス変わってそのままの方います!至急修正してください。 ▲   ●メルマガここには、2~3カ月後の公開です。会員には随時送信。

最近の更新記録

カテゴリー

アーカイブ