日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

Archive for 2 月, 2014

メルマガ75号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 75号 <2013.11.15>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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冒頭が、台風の話題ばかりですが、フイリッピンに甚大な被害をもたらした
巨大台風、昨今「想定外」の言葉が多く聞かれますが、一人の人間にとって生
きていく前には、全てが初体験ばかりです。人類の歴史、地球の歴史も、同様
それにどう対処していくか、その為にどう心構えるかです。
前号にリレーする形で、阿智村からです。
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【目次】
1.今、阿智村のエコミュージアムは…
2. 事務局からのお願い
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1.今、阿智村のエコミュージアムは…
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エコミュージアム研究会メルマガで会員からの原稿を担当しています井原です。
前回の多田さんへの依頼原稿で、阿智村の事が書かれていましたので、早速、
阿智村の会員へ原稿を依頼したところ、阿智村全村博物館の主要メンバーの
羽場さんから原稿が届きました。
会員の原稿に触発されて、会員がそれに応える様なやり取りが、メルマガをに
ぎわすことが大切なことと感じました。
羽場さんの原稿で、満蒙開拓記念館とエコミュージアムに関連した記述があり
ますが、ぜひ、阿智村に再訪したいと思います。               (井原満明)
—————————–
[私信] 今、阿智村のエコミュージアムは…
阿智村住民 羽場睦美
早いもので、あの熱く、濃縮された『エコミュージアム全国大会in阿智』から
2年が過ぎました。メルマガに寄稿されるいくつかの町々の催しをディスクトッ
プで眺めなら懐かしく思い起こしていました。
そこに、前回、多田さんの紀行が寄せられました。滿蒙平和記念館と長岳寺の記
事で満たされていました。
「ああ~、多田さん、私の家は長岳寺の隣組…、そして滿蒙記念館の駐車場の20
m上でした…。」
ということで、実はニアミス状態でしたが、お会いすること叶いませんでした。
まことに残念でした。
多田さんと私は、かつて公立動物園の園長同士であり、年に一度の日本動物園
水族館協会の総会の折、何回かお会いしていました。レセプションでは、いつし
か同じテーブルに集まり杯を交わし合うことが多かったように思い出されます。
それぞれ職を離れ、阿智の大会で数年ぶりに再会した次第でした。
さて、前置きが長くなりましたが、前号の多田さんの記事に触発され、この私信
を発信させていただきます。
多田さんの記事にありました長岳寺の中国残留孤児の父-山本慈昭大僧正、そ
して滿蒙平和記念館、そのいずれもが、私の人生の中で大きな位置を占める人と
物です。長岳寺境内に立つ山本先生の胸像は、実は私の作品です。私はブロンズ
彫刻家でもあります。
そして、滿蒙平和記念館、この設立準備会が飯田市に発足した時に請われてア
ドバイザーに就任した平和博物館であり、飯田市内設置を断念した後、阿智村設
置のコディネートを担当させていただいた施設です。設置運動が数年前にスター
トした時、よもや、まさか、私の庭先に建設されることになろうとは思いもかけ
ませんでした。
さて、これらは、当然、阿智村全村博物館構想の中に位置づけられて、配置さ
れています。長岳寺の現住職も滿蒙記念館スタッフも全村博のメンバーです。
ところで、今、阿智全村博が劇的に変わろうとしています。今年中に一般社団法
人阿智全村博物館協会を立ち上げ、園原の里ははき木館、熊谷元一写真童画館な
どを含め村立のミュージアムをエコミュージアム・アソーシエションが運営しよ
うと準備を進めています。そして、いよいよ案内人の組織化、サイトの看板設置
等を全村的に進めていこうと決議しました。
ということで、今年、来年の変化が大きいものと期待されます。じっくり、ゆ
っくり立ち上げてきた阿智のエコミュージアム運動ですが、それが大きく動き出
しそうです。そんなメッセージを囁いて阿智の近況報告とさせていただきます。
どうぞ、また、是非、阿智においでなんしょ!   (羽場睦美)
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2.事務局からのお願い
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会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場とし
てのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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2014年春季研究大会イン福井開催

テーマ「アートと地域再生―アートは地域を変えられるか」
とき:3月8日(土)
ところ:福井市地域交流プラザ(JR福井駅東口アオッサ6F・601号室ABC)
☆申込み締切りは3月1日☆
事前申込要・無料・定員有(先着順)
春季研究大会事務局:福井県立大学・山崎茂雄研究室
参加費:無料、ただし資料代500円。宿泊は¥7,000。
主催:
・JECOMS日本エコミュージアム研究会
・地域公共政策学会
・地域公共政策支援センター
【次第】
第一日目
3月8日(土)
【次第】
開場:13:00~
主催者あいさつ
日本エコミュージアム研究会会長・吉兼秀夫(阪南大学教授)
開会宣言・地域公共政策学会専務理事・服部茂幸(福井県立大学教授)
13:20-13:30
基調講演:美山良夫氏(慶應義塾大学名誉教授)
演題「小さなアートのまち―アーティストとつくるプログラムから―」
13:30―15:00
休憩:15:00―15:05
【報告・パネルディスカッション】
15:05―17:30
・片木孝治氏(応用芸術研究所代表・アートキャンプ総合ディレクター)
「河和田アートキャンプ・京都Xキャンプの実践」
・永富三基氏(TSUGI代表)
「若手職人・クリエイターによる鯖江河和田地区活性化の試み」
・山本純子氏(アーツ・マーケティング代表)
「クラウド・ファンディングと地域再生」
コーディネーター:山崎茂雄(福井県立大学経済学部)
総合司会:段野聡子(福井県立大学大学院・地域公共政策支援センター)
【研究発表セッション】
ところ:601C室
15:10―17:30
各発表 20分ずつ
討論者 後日発表
【交流会】
ウェルアオッサ(アオッサ3F)
18:00―19:30(会費:5000円)
第二日目 エクスカーションのお知らせ
3月9日(日) バス視察ツアー(福井の産業遺産、鯖江市河和田地区など)
AM 9時福井駅東口アオッサ前集合
9:00―13:00帰着
事前申込要・無料・定員有(先着順)
事務局:福井県立大学・山崎茂雄研究室
☆申込み締め切りは、3月1日☆
FAX申込は、用紙をダウンロードして下さい。
●2014春季研究大会in福井への参加申込書のダウンロード
… 春季研究大会in福井←ここをクリックWord文書です。
FAX (0776)61・6014 山崎茂雄研究室あて
E-mailは、下記——内のみを送付して下さい。
件名「大会参加申込み」として
E-mailアドレスyamasaki@fpu.ac.jp
件名:「春季研究大会in福井・申込書」
————— E-mail用・申込書 ———————————
◆2014年春季研究大会in福井・申込書◆
テーマ「アートと地域再生―アートは地域を変えられるか」
主催:
・日本エコミュージアム研究会
・地域公共政策学会
・地域公共政策支援センター
とき:3月8日(土)―9日(日)
ところ:福井市地域交流プラザ(JR福井駅東口アオッサ6F・601号室ABC)
私は以下のとおり参加します。
【 】内の不要部分を消して下さい。
■ご氏名(ふりがな):
■ご所属:
■連絡先(℡,FAX):
■E-mail:
■第1日目 基調講演  【参加・不参加】
シンポジウム【参加・不参加】
研究発表  【参加・不参加】
交流会¥5000【参加・不参加】
■第2日目 バスツアー 【参加・不参加】
※エクスカーション(産業遺産・鯖江河和田地区視察)
■ホテル宿泊のあっせんを希望 【します・しません】
宿泊希望の日        【前泊3/7(金)、3/8(土)】
ホテルフジタ(1泊7千円朝食付)
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第6回つなぐ人フォーラム開催

■日程:2014 年2月22 日(土)13 時.2月24 日(月)14 時
■場所:公益財団法人キープ協会清泉寮(山梨県北杜市高根町清里3545)
■主催:第6回つなぐ人フォーラム実行委員会、公益財団法人キープ協会
(jecoms後援します)
■参加費:29,800 円(一般)、25,800 円(学生)
■参加対象者:
「つなぐ人」という言葉にピンとくる方、これまでの参加者層では・・
「地域や街の人々をつなぐ活動」
「(野外などで)自然と人をつなぐ活動」
「(博物館などで)モノと人をつなぐ活動」
「(サイエンスコミュニケーションなど)科学と人をつなぐ活動」
「都会と田舎をつなぐ活動」
「仕事と人をつなぐ活動」
「子ども達をめぐる多様な活動」他、
メディアを通じて、医療・福祉を通じて、建物・デザインを通じて
・・・・などなど多様なジャンルの方が集まっています。
■意図・ねらい:
私たちは誰もが「幸せに、よりよく生きたい」という願いを持っています。
その願いの中で、一人ひとりが役割を果たしながら、さまざまな規模の集団がで
き、社会が形成されてきました。けれども何故か、現代社会においては、問題が
山積み、多くの対立構造ばかりが目立ちます。専門性の深化と分業によって、一
人ひとりの働きと社会や世界とのつながりが見えにくくなっていることと、現代
社会が抱える多くの問題は、おそらく深いところで関係しています。
一人ひとりの働きや想いをどうやったら社会につないでゆけるのだろう?
「つなぐ人フォーラム」は、多ジャンルの中でつなぐ活動をしている人たちが集
い、互いの経験や知恵を共有することで、「よりよく生きたい」願いを活動に変
えていくプロセスです。そのプロセスが、一人ひとりの体にしみこめば、このフ
ォーラムはその役割を果たせるのでしょう。
■メンバー構成: 全体150名を予定
実行委員:15 名(事務局長含む)
サポートスタッフ:1名
ゲスト:約45 名
一般参加者:90 名
多分野の専門家で構成されている実行委員会の各メンバー(後記)が上記意図の
もとそれぞれ数名のゲストに声をかけ、コアメンバー約60 名を形成した時点で、
残り約2/3 の一般参加枠を公開します。実行委員・ゲスト・一般参加者も、同じ
く参加費を拠出する形式で運営します。
■プログラム構成:
初日10 分プレゼンテーション(案:40 コマより10 本を選択参加)
2日目45 分プログラム(案:48 コマより7 つを選択参加)
3日目2.5 時間の分科会(案:複数のテーマ毎のグループに分かれて参加)
初日はオリエンテーションや基調プログラムに加え、各メンバーの紹介を図るシ
ョートプレゼンテーションを複数。2日目は1日を7限に分け、複数の会場に分
かれてワークショップやレクチャーを同時進行で実施。
3日目はより本格的なディスカッションを、前夜にとりまとめたテーマ毎のグル
ープに分かれて進め、最後に全体会をもって解散します。
■申込方法:公益財団法人キープ協会環境教育事業部のホームページから
URL: http://www.keep.or.jp/about/kankyo/forum/index.php
検索キーワード: キープ協会つなぐ人フォーラム
■実行委員長:
中西紹一(有限会社プラス・サーキューレーション・ジャパン代表/
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任准教授)
高橋真理子(星空工房アルリシャ代表/山梨県立科学館天文アドバイザー)
■実行委員(50 音順、敬称略):
臼井ちか(アートプランナー/有限会社チカソシキ代表)
梅崎靖志(風と土の自然学校代表/日本エコツーリズムセンター共同代表)
小笠原啓一(独立行政法人産業技術総合研究所)
川廷昌弘(一般社団法人CEPA ジャパン代表)
染川香澄(ミュージアム・アドバイザー/ハンズ・オンプランニング)
田井中慎(プロジェクトデザイン/株式会社4CYCLE 代表取締役)
寺田雅美(科学コミュニケーター)
南良知耶(市民活動グループ/
三重県立博物館サポートスタッフユニバーサル・ミュージアムグループ代表)
林浩二(学芸員/千葉県立中央博物館)
古瀬浩史(株式会社自然教育研究センター取締役/日本インタープリテーション
協会)
三原重央(協創LLP/大阪市地域公共人材申請中)
森一彦(275(つなご)研究所/関西学院大学大学院教授)
■事務局長:
川嶋直(公益財団法人キープ協会)
■サポートスタッフ:
丸山高弘(山中湖情報創造館(図書館))
■協賛:(昨年度実績)
セイコーエプソン株式会社、電源開発株式会社、日能研アサヒビール株式会社
■後援:(申請中)
一般社団法人CEPA ジャパン、
Green TV Japan、NPO 法人自然体験活動推進協議会(CONE) 、
日本環境教育学会、
NPO 法人「持続可能な開発のための教育の10 年」推進会議(ESD-J) 、
日本ミュージアム・マネージメント学会、
日本環境教育フォーラム、
日本エコミュージアム研究会、
日本エコツーリズムセンター、
日本インタープリテーション協会
■開催事務局:
公益財団法人キープ協会(407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545)
電話)0551-48-3795 担当・中山孝志

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