メルマガ197号
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 197号 <2025.05.07>
発行人:馬場憲一 編集:中野喜吉
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【目次】
1. 2025年度の研究大会の発表者募集
2.日本展示学会・第44回研究大会開催案内
3.JECOMSエッセイ
4.事務局からのおしらせ
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1.2025年度の研究大会の発表者募集
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2025年度の研究大会の発表者募集を下記の要領により行いますので奮って
ご参加をお願いいたします。 担当理事:井上 敏
記
1.開催日:2025年7月19日(土)13時から開催予定
2.開催形式: Zoomによるオンライン開催
3.研究発表の応募について
(1)発表テーマ:自由 (エコミュージアムに関する研究ならば何でも可)
(2)応募資格:本会会員。複数での発表者の場合は本会の会員が含まれているこ
と。
(3)発表時間は各発表15分、質疑10分。
(4)応募締切り:2025年6月16日(月)21時まで
(5) 申し込み必要事項:
1 氏名 (共同発表の場合は共同発表者の氏名)
2 所属 (勤務先や所属団体など)
3 連絡先(住所、E-mail)、
4 発表題目と発表要旨 (200字程度)
(6)申込み方法
井上 敏あてにE-mailで申し込んでください。
1. 件名「JECOMS研究発表申込み」として
2. E-mailアドレス s-inoue@andrew.ac.jp に送信
3. 本文に、上記の申し込み必要事項4項目をを記入してください。
(7)その他
1 発表当日の時間的制約もあり、応募が多数あった場合には選考を行うことも
ありますので、あらかじめご了承ください。
2 発表は、後日、機関誌『エコミュージアム研究』に論文(機関誌10頁以内)、
または研究報告(6頁以内)として投稿が可能です。なお、投稿される場合、
将来、機関誌のweb公開を予定していますので、その投稿に際してはweb公開
について許諾をお願いすることになります。
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2.日本展示学会・第44回研究大会開催案内
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当会が後援する日本展示学会シンポジウムについて、下記の通り決まりました
ので、ご案内します。
以下、日本展示学会ホームページより 大山由美子
http://www.tenjigaku.com/convention/event44tenjigaku.html
〔記〕
日本展示学会 第44回研究大会 開催のご案内
【 大会テーマ : 地域をみせる 〈小田原編〉 】
日本展示学会では、下記のとおり第44回研究大会を開催いたします。
「地域をみせる」実践を広く展示行為ととらえ、かつて小田原北条氏の城下町
・東海道の宿場町であり、今は箱根観光の拠点である小田原の地で、地域の文
化・自然を活かした生業を展示する「街かど博物館」に着目し、一般的な博物
館とは異なる展示や伝え方を考える機会とします。
< 開催概要 >
会 期: 2025 年6 月21 日(土)、22 日(日)
会 場:神奈川県立生命の星・地球博物館(https://nh.kanagawa-museum.jp/)
(〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499)
主 催:日本展示学会
共 催:神奈川県立生命の星・地球博物館
協 力:小田原市商業振興課(申請中)
後 援:日本エコミュージアム研究会
発表申込: 4月23日(水)~ 5月7日(水)
参加・弁当・交流会申込:4月23日(水)~ 6月2日(月)
【受付フォーム】
※Google form
https://x.gd/kpZxH
【大会プログラム】
◆ 6 月21 日(土)
09:00~13:00 自由見学:生命の星・地球博物館 常設展示室
10:00~11:30 見学会:生命の星・地球博物館 バックヤード見学
※要予約、先着20 名程度
12:00~13:00 大会受付
13:00~16:20 シンポジウム
「地域をみせる ?『街かど博物館』が物語る小田原~」
<特別講演>
邱 君妮(チョウ・チュンニ)氏
(国立民族学博物館・学術資源研究開発センター機関研究員)
林 依静氏(桃園市立大渓木芸生態博物館コレクション・展示チーム チーム長)
温 欣琳氏(桃園市立大渓木芸生態博物館 教育普及チーム チーム長)
※林 依静氏・温 欣琳氏はオンラインでご登壇の予定
<討論会>
Ⅱ-1:パネリストによる講演
1.浅岡 龍馬 氏(小田原市役所商業振興課主 主査)
2.露木 清隆 氏(街かど博物館 寄木ギャラリー 館長)
3.森川 髙弘 氏(街かど博物館 鈴廣のかまぼこ博物館 館長)
Ⅱ-2:総合討論
コーディネーター:大山由美子氏(丹青研究所)
18:00~20:00 交流会:市内飲食店を予定 ※先着順(定員40名)
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3.JECOMSエッセイ
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井上 敏
昨年は私にとって自治体の仕事が倍増した1年でした。私が勤める大学のある
泉州地域=昔の「和泉(いずみ)」国のエリアは和歌山県に接する大阪府の南
部地域です。大学がある和泉市は大阪府下でも住民が増加していた市として有
名でしたが、やはり和泉市も例外ではなく、いよいよ少子高齢化の波が押し寄
せ、その数字も鈍ってきました。
そんな波の中で、私が昨年、和泉市から委嘱された仕事の一つが「和泉市久
保惣記念美術館 運営ビジョン検討委員会委員長」でした。元々この美術館の
評議員(正確に言えば、この美術館を運営する「和泉市文化振興財団」の評議
員)なので、館のお仕事はさせていただいていましたし、博物館学芸員課程担
当の教員でもあるので、私の学生の実習等を受け入れていただいてお世話にな
っていますが、今回はこの美術館の未来を考え、和泉市に提言する仕事でした。
この美術館は昭和57(1982)に開館しましたが、美術館の名前に入っている
「久保惣」とは何?と思われた人もいるかもしれません。和泉市における明治
期から昭和50年代ぐらいまでの主要産業の一つに綿織物業があります。この綿
織物業で昭和52(1977)年の廃業まで100年にわたり和泉の地元企業として大き
な成功を収めたのが、「久保惣」で、その「久保惣」とは久保惣太郎氏を家長
とする一族の総称で、同氏が代表を務めた会社名でもあります。
その「久保惣」が昭和52年に廃業し、国宝・重要文化財を含む約500点(第一
次久保惣コレクション)の美術品と共に、土地、建物、運営基金を和泉市に寄
贈して、美術館は開館しました。その後も「久保惣」から継続して第六次まで
寄贈が行われ、また「久保惣」以外の個人からも寄贈されて、現在では約13000
点もの収蔵品を誇ります。
ですが、その後、新館が建設されたものの、開館以来40年以上が経過し、館
の老朽化が進み、館の全面的な更新が必要となってきました。そういった中で
委員会ではどのような提言をするべきなのかを考えました。これだけの規模と
質を誇るコレクションを少子高齢化、人口減少を迎えていくこの地域で、意味
ある形でどのようにつないでいくのか、を考えるとやはり根本的に地域におい
て、「モノ」と「ヒト」をつなぐ役割は「ヒト」が果たすのであって、絶対的
に「ヒト」がいなくなっていく中でDXなどのデジタル技術だけではどうしよう
もない現実を感じざるを得ませんでした。その点、エコミュージアムからこれ
まで色々学んできて、考びえたこと、それはエコミュージアムとは「地域を考
えること」であると改めて感じた仕事でした。 (井上)
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4.事務局からのおしらせ
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≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として
1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。
▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。