日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

メルマガ195号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   195号   <2025.03.12>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
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最近マスメディアで報じられることもなくひっそりと閉館してしまっている
博物館が増えていると聞きました。「サイレント閉館」なんて言葉があるそう
です。コロナ禍による事も原因のひとつと思われますが、人手不足、経営難と
言って、その後収容物はどうなってしまうんでしょうか?地方でも冠婚葬祭の
簡素化で人のつながりがますます希薄になっています。有形無形の文化の伝承
は今後どうなるんでしょう。(中野)

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【目次】
1. 広島での自然史博物館をめぐる最近の動き
2. 事務局からのおしらせ
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1.広島での自然史博物館をめぐる最近の動き
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淺野敏久
広島県は県立の自然史系(総合系)の博物館がない数少ない県の1つです
(ないのは広島県と奈良県のみと言われています)。今世紀になって自然史博
物館を作ることを求める市民活動が立ち上がりましたが,実現には至っていま
せん。ただし,活動が盛り上がった際に,高校の資料室に埋もれていた標本や
在野の研究者が集めた標本などの収集が進み,6万点ほどの学術標本資料が集め
られました。博物館建設が頓挫し,これらの標本類は,おさまる当てのないま
ま,その保管・管理が問題になっています(現状で大部分が廃校になった空調
設備も電気もない学校の中に置かれています)。2022年と2023年には広島大学
総合博物館が,この標本も使いつつ,「県央に自然史博物館がやってきた!」
展を,東広島市の豊栄地区で開催しました。このような活動を続けながら,埋
もれて朽ちてしまいそうな標本資料に目を向けてもらおうとしています。

県立自然史博物館をつくろうという活動は,広島市内で保護が決まった被爆
建築物の陸軍被服支廠や,移転が決まっている放射線影響研究所の跡地などに
取り入れられないかなどの働きかけとして続いていますが,今のところ芳しい
結果に繋がりそうにありません。最近は,自然史博物館を求める運動とは別に
,県内各地に散在する小さな博物館のつながりを深めて,協働のプロジェクト
などを行おうとする機運も高まっています。広島県内では,数年前に,環境教
育などの活動に関わる団体らが,「環境パートナーひろしま」というネットワ
ークをつくりましたが,それと同じように,県内のローカルな自然史系博物館
のネットワークをつくろうというものです。今は,芸北の高原の自然館,江田
島のさとうみ科学館,三段峡ビジターセンターLOUPE,広島大学総合博物館など
が顔を合わせていますが,これからは人の輪,地域の輪を広げていこうとして
います。それぞれの博物館は小さな施設ですが,地域に根ざして,地域の自然
や文化の解説,調査,環境教育の推進に関わっています。自然の楽しさ,面白
さを知る入口としての博物館。県内各地をつなぎ,今の世代と次の世代をつな
ぐ,そんな活動の場をつくっていけるといいなと願っています。
(淺野敏久)

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2. 事務局からのおしらせ
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定例の研究大会は7月頃、また全国大会は秋に開催予定です。
今後お伝えするニュースをお待ちください。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

2025年度の研究大会の発表者募集

2025年度の研究大会の発表者募集を下記の要領により行いますので奮って
ご参加をお願いいたします。

担当理事:井上 敏


1.開催日:2025年7月19日(土)13時から開催予定

2.開催形式: Zoomによるオンライン開催

3.研究発表の応募について

(1)発表テーマ:自由 (エコミュージアムに関する研究ならば何でも可)

(2)応募資格:本会会員。複数での発表者の場合は本会の会員が含まれているこ
と。

(3)発表時間は各発表15分、質疑10分。

(4)応募締切り:2025年6月16日(月)21時まで

(5) 申し込み必要事項:
1 氏名 (共同発表の場合は共同発表者の氏名)
2 所属 (勤務先や所属団体など)
3 連絡先(住所、E-mail)、
4 発表題目と発表要旨 (200字程度)

(6)申込み方法
井上 敏あてにE-mailで申し込んでください。

1. 件名「JECOMS研究発表申込み」として
2. E-mailアドレス s-inoue@andrew.ac.jp に送信
3. 本文に、上記の申し込み必要事項4項目をを記入してください。

(7)その他
1 発表当日の時間的制約もあり、応募が多数あった場合には選考を行うことも
ありますので、あらかじめご了承ください。

2 発表は、後日、機関誌『エコミュージアム研究』に論文(機関誌10頁以内)、
または研究報告(6頁以内)として投稿が可能です。なお、投稿される場合、
将来、機関誌のweb公開を予定していますので、その投稿に際してはweb公開
について許諾をお願いすることになります。

メルマガ194号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   194号   <2024.12.7>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
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あらゆる場所で大きな選挙の年でした。その今年も残りわずかとなって参り
ました。新しい年がより良い年になりますように。(N)

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【目次】
1. 2024年度第4回理事会報告
2. 事務局からのおしらせ
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1.2024年度第4回理事会報告
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以下の通り、今年度第4回目の理事会を開催しましたので議事内容などを下記の
通りご報告させていただきます。ご不明の点やご意見などある場合は、事務局
までご連絡いただければ幸いです。
エコミュージアム研究会会長 馬場憲一


1.日 時:2024年11月20日(水) 19:45-21:40

2.出欠状況:(出席)馬場会長、菊地事務局長、淺野理事、井上理事、大原理事
、大山理事(議事録作成)、須田理事、中野理事、吉兼理事、(欠席)森屋理事
【配付資料(括弧内は提出者)】

・資料1  全国大会報告(森屋)
・資料2  機関誌30号進捗状況(大山)
・資料3  残部機関誌の頒布、リスト案の検討(菊地)
・資料4  『エコミュージアム研究』の内容と経費(馬場)

【議事】
1.報告事項

(1)全国大会実施報告(資料1)
・全国大会担当の森屋理事が欠席のため、馬場会長より報告。
・収支については、菊地事務局長が確認済み。
・参加理事より感想を聞く。

(2)機関誌30号の進捗状況(資料2)
・編集委員長の大山理事から報告
・査読後の論文、全国大会のまとめ原稿も含め、入稿最終は1月10日とし
ている。

2.協議事項

(1)9月15日第3回理事会議事録(案)
・修正点はなく、承認する。

(2) 残部機関誌の頒布、リスト案の検討(資料3)
・機関誌の残部が相当数あるので、JECOMSの活動を知ってもらい当会の発展に
つながるような有効活用の方策の一つとして、全国で活動しているエコミュー
ジアム団体へ機関誌の残部を頒布することなどを念頭にエコミュージアム団体
のリスト作りについて話し合い検討する。

(3)機関誌30号以降の編集方針について(資料4)
・馬場会長から説明があり意見交換する。

(4)その他
◎議事録作成について
・議事録については要約版を作成し、メルガマで配信することになる。
【次回理事会】
2026年1月中旬頃開催予定

以上

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2. 事務局からのおしらせ
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≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

メルマガ193号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   193号   <2024.9.19>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
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【目次】
1. 日本エコミュージアム研究会「全国大会in山梨・都留」開催のご案内
2. 事務局からのおしらせ
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1.日本エコミュージアム研究会「全国大会in山梨・都留」開催のご案内
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日本エコミュージアム研究会会長    馬場憲一
2024年度全国大会担当理事  森屋雅幸 須田英一

日本エコミュージアム研究会の2024年度全国大会を山梨県都留市で開催するこ
とにしましたので、下記の通りご案内いたします。
大会を開催する山梨県都留市は、全国に先駆けて1980年代からフィールド・ミ
ュージアムの取り組みがはじまり、現在でも尾県郷土資料館を拠点とした地域
住民によるさまざまな地域づくりにつながる活動が取り組まれています。今回
の全国大会では、都留市をはじめ、山梨県東部地域を中心としたエコミュージ
アムに関する取り組みを紹介し、それらの発表を通してエコミュージアムの地
域博物館としての活動と人間性の回復の試みなどについて参加者とともに考え
ていく機会にしたいと思っています。多くの方々の参加をお待ちしております。

2024年9月15日

1.日 時  2024年10月26日(土) 午前10時~午後4時20分

2.会 場  尾県郷土資料館 (午前の部) 山梨県都留市小形山1565-1
ミュージアム都留(午後の部) 山梨県都留市上谷1-5-1

3.大会テーマ 地域博物館活動と人間性回復の試み
―山梨県東部のエコミュージアムの取り組みから―

4.開催趣旨
近年、博物館は観光振興に資するものとして、活用が促され、経済的な活
性化を生み出す場として期待されています。一方で、最新のICOMの博物館の定
義では、コミュニティの参加が謳われ、住民のWell-being(身体的、精神的、
社会的に満たされた状態)の関わりも議論されるようになり、いわば経済的な
価値に寄らない人間の成長を願い、Well-beingといった人間性を回復させるよ
うな博物館像が示されています。

山梨県東部地域では、1980年代後半から、フィールド・ミュージアムをはじめ、
住民主体のエコミュージアムに類した活動が現在まで取り組まれています。
こうした活動は必ずしも地域の経済的な活性化を目指すものでなく、住民の教
育や楽しみ、生きがいに寄り添う内容が中心であり、現代に求められる博物館
像に近似したものといえます。

本大会では、山梨県東部地域で取り組まれてきたエコミュージアムに関する活
動を振り返るとともに、現在も引き続き取り組まれている活動を紹介します。
そして、これらの活動が住民や地域に何をもたらしてきたのか振り返り、エコ
ミュージアムの取り組みと住民のWell-beingの実現という人間性の回復との関
わりについて考える機会にしたいと思います。

5.大会内容

○午前の部 小形山地区まちあるき

場 所 尾県郷土資料館 ※山梨県都留市小形山1565-1
時 間 10:00~12:00(尾県郷土資料館集合、小雨決行)

定 員 20名(要申込)
参加料 100円(保険料)(予定)
講師:井上武氏(山梨県文化財保護指導委員・都留市文化財審議会委員)
※午前の部は人数によってはグループに分けて行います。

○午後の部 発表会

場 所 ミュージアム都留エントランスホール ※山梨県都留市上谷1-5-1
時 間 14:00~16:20
定 員 60名(要申込)

開 会 14:00
開会あいさつ
開催趣旨説明 14:10~14:15           淑徳大学 森屋雅幸氏
司会:法政大学 馬場憲一氏

発表①② 14:15(各20分)

①「山梨県内のエコミュージアムの取り組みについて
―東部地域を中心にして―」         淑徳大学 森屋雅幸氏

②「都留まるごと博物館の取り組みについて」
都留市教育委員会 知念浩生氏

休 憩 14:55(10分)

発表③④ 15:05(各20分)

③「浅利を知る会の取り組みについて」
大月市教育委員会・大月短期大学 稲垣自由氏

④「ルチャ・リブロと尾県学校の活動からみえるもの
―アジールを手づくりする―」人文系私設図書館 Lucha Libro 青木真兵氏

質疑・意見交換 15:45(35分)
閉会あいさつ

解 散 16:20

※ ミュージアム都留は16時30分閉館となりますので、
館内の見学は発表会開始前にしていただくことをおすすめします。

6.参加申込み
参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームから
10月21日(月)15時までに申し込みをお願いいたします。

https://forms.gle/U5SszVcifAvyDSgD8

7.主 催:日本エコミュージアム研究会・都留市教育委員会
※今回の全国大会は、都留市制70周年を記念して共同で開催いたします。

8.問合せ先
ご不明の点などがありましたら以下までお問合せください。
大会担当理事:森屋  jecoms2021@gmail.com
以上

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2. 事務局からのおしらせ
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≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
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メルマガ192号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   192号    <2024.9.6>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
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8月初めの地震、初の「臨時情報」続く猛暑の日々そして台風10号と自然界
のもたらす私たちへの試練は続きます。守り続けるべき事は何か、日々の暮ら
しの中どこに力を注ぐべきか?幸いにして被害を免れた者がどこまで関心を持
続して「次」に備えられるかです。 浅はかなSNSに踊らされることなく自身の
目で見極め行動したいものです。

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【目次】
1. 研究大会を終えて
2. 事務局からのおしらせ
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1.研究大会を終えて
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吉兼秀夫

7月20日にJECOMSの研究大会が行われ、担当理事として機関誌への報告原稿
を作成した。機関誌が発行されるのは先のこと(2025年3月過)になるので、
研究大会の報告から感じたことを前倒しして書いてみたい。

1つ目は「まるごと博物館」の実体化について。
エコミュージアムは地域全体をテリトリーとする博物館であり、「地域まるご
と博物館」と形容されることが多い。スローガンとしてのまるごと博物館を実
体あるものにする作業(活動)が過去連続して報告されてきたが、一方スロー
ガンのままで進まない事例も多いと思われる。地道な活動を丁寧に情報化し共
有(参考)にしながら、地域ごとに独自のエコミュージアムを進めてほしいと
強く感じた。

2つ目は継続するエコミュージアム活動の必要について。
エコミュージアムは、私の用語では地域の記憶の井戸を掘る作業から始まるの
だが、これらを継続する主体(住民やボランティア団体など)の基盤組織や持
続可能な仕組み、収集された記憶を並べ替えて地域の姿を見える化する作業(
私の用語では記憶のジグソーパズル)、デジタルアーカイブも含む財産目録作
成とその継承(私の用語では記憶の伝言ゲーム)の必要性を強く感じた。また
エコミュージアム利用を通して掘り出された地域の記憶を野に放つ作業の大切
さも改めて感じた。

3つ目はエコミュージアム史の作成について。
国内のエコミュージアムの実態(数や活動内容すら)がほとんど明らかになっ
ていない、よってそれらの情報の更新作業も十分でないし、日本のエコミュー
ジアム史も明らかになっていない。すでに30年以上が過ぎたJECOMSの活動に
携わる身として不甲斐なさを感じる。一方、フランスなどヨーロッパだけでな
く中国でもエコミュージアム活動が報告され、これらの活動とのコミュニケー
ションを通して世界のエコミュージアム史の作成や情報共有をより進めたいと
感じる。個別の活動団体はほとんどがホームページやSNS による情報発信を行
なっている。私もフランスのエコミュージアムのSNSをよく拝見する。せめてこ
れらのリンクや共有を進めていきたい。

4つ目は「エコミュージアム的」の「エコミュージアム化」についてである。
最後に今回馬場会長の言葉から「エコミュージアム的」を「エコミュージアム
」へという指摘を受けた。私がここ数年来気になる当該主体はエコミュージア
ムを意識してないがエコミュージアムに親和的な活動が多くみられるようにな
っている点にさらに興味を覚えた。博物館学から生まれたエコミュージアムが
博物館や科学的まなざしを無視して活動して良いわけではないが、エコミュー
ジアムに親和的活動(エコミュージアム的活動)に科学的まなざしを向けさせ
ることで、エコミュージアム化を促し、持続可能な観光や地域振興をめざす活
動にも貢献できるものとあらためて感じた。
個別報告に対するコメントではないが、各報告をヒントに感じたことを述べて
みた。
文:吉兼秀夫(2024年度研究大会担当理事)

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2. 事務局からのおしらせ
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猛暑の夏も必ず萎える日が来ます。すんだ秋空の元、現場に出かけましょう。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
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1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
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メルマガ191号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   191号    <2024.8.4>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
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【目次】

1. エコミュージアム研究会会員の「自己紹介名簿作成」へのお願い
2. 事務局からのおしらせ
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1.エコミュージアム研究会会員の「自己紹介名簿作成」へのお願い
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5月19日に総会、7月20日に研究大会を開催し、本年度事業も総会で承認され
た計画に沿って進められています。

会員間の交流と会活動の進展のため、本年度も引き続き会員の「自己紹介名簿」
を作成することになりました。

そのため下記の要領で自己紹介を兼ねた会員名簿の作成を行いますので、ご趣
旨をご理解いただき原稿作成へのご協力をよろしくお願いいたします。

なお、昨年度すでに原稿を提出されている方でも年度か改まって所属などに変
更が生じ、既提出原稿に修正などがある場合は改めて修正原稿の提出をお願い
いたします。修正がない方は昨年度と同じ原稿を掲載させていただきます。

2024年7月27日

「自己紹介会員名簿」作成担当 馬場憲一

1.作成の目的

会員の自己紹介を兼ねた会員名簿を作成し、それによって会員相互の理解を
深め、各自が有する情報の交換などを通して会活動の進展とエコミュージアム
研究の深化を図りJECOMSの発展に寄与する。

2.自己紹介名簿の記載の項目

記載する内容は、以下のような項目を想定している。

(1)氏名  (2)所属  (3)居住の自治体  (4)メールアドレス  (5)JECO
MS入会時期と入会動機  (6)調査や見学して印象に残るエコミュージアム
(7)現在、活動などに関わっているエコミュージアム  (8)日本のエコミュー
ジアム活動についての印象  (9)エコミュージアム研究で取り組んでいる内容
や取り組みたいテーマ  (10)JECOMSに期待すること  (11)エコミュージア
ムについて執筆した論考や報告  (12)自由記述(例えば、会員に伝えておきた
いこと、話したいことなど)

なお、下記7に記載内容の一例を掲載いたしましたのでご参照ください。

3.自己紹介文作成にあたっての留意点

(1)氏名以外の記述は任意ですので、公開可能範囲での自己紹介文で結構です。

(2)とりあえず、上記2のような記載項目を掲げさせていただきましたが、「
エコミュージアム」について思うことや現在活動に関わっているエコミュー
ジアムに限定した自己紹介でも結構です。

(3)文字数の規定は設けませんので、少ない字数でも構いませんが、文字数の
上限は800字をメドにお願いします。

4.自己紹介文の締め切り日と送付先

・2024年8月24日(土) 必着

・メールアドレス;kenbaba@hosei.ac.jp  (馬場憲一あて)にEメールで原
稿を送信してください(メールの件名は「JECOMS名簿送信(送信者の氏名)」
とし、添付ファイルでの送信は不可とさせていただきます)。

5.自己紹介名簿の編集

提出いただいた原稿は、受理した順番に配列し、昨年度作成した「自己紹
介会員名簿」の後ろに編集して掲載します。

6. 「自己紹介会員名簿」の公開

電子データ(PDFファイル)によって会員限定で公開させていただきます。

7.自己紹介文の例示文

【注】以下はあくまでも例示ですので、上記2,3を参照し記述していただいて
結構です。

日本エコ子

〇〇会社に所属し、○〇市に住んでいます。メールアドレスは<abcdef@ghij.k
lm.jp>。〇〇〇〇年から地域の自然保護運動に関わっていた折に、エコミュー
ジアムのコンセプトを知り自分が思考していたものと一致し共鳴したので、会
が設立されてから〇年後の○○○○年に入会。フランスの○○エコミュージア
ムや日本の〇〇エコミュージアムが印象に残っている。○○○○年から〇〇町
の〇〇エコミュージアムに関わっている。日本のエコミュージアムは「まちづ
くり」という考え方が強いとの印象を持っているので、自然保護をどのように
エコミュージアムの機能の中に位置付け実現していったらよいのか、その仕組
みを研究している。〇〇〇〇年に『○〇町のエコミュージアムと住民参加につ
いて』(『エコミュージアム研究』第〇号』)を発表しエコミュージアムのあり
方について論じた。エコミュージアム研究会での研究交流の催しをたくさん企
画し実施して欲しい。

(以上400字)

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4. 事務局からのおしらせ
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昨年度からの続き「自己紹介名簿」です。自己PRの機会です。おなまえと連絡
先Eメールだけでもご参加ください。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

メルマガ190号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   190号    <2024.7.7>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
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【目次】
1. 会長就任挨拶
2.10月開催の全国大会開催のお知らせ
3.「エコミュージアムの野外展示について」
4. 事務局からのおしらせ
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1.会長就任挨拶
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会長就任にあたって
日本エコミュージアム研究会会長 馬場憲一

2023年度の本会の役員選挙で会長に選出された馬場です。
会長就任にあたって一言ご挨拶をさせていただきます。
本会は1995年6月に設立していますのでちょうど来年2025年6月に創立30周年を
迎えます。この間、本会は多くの会員の参加を得て順調に発展・運営されてき
たと思いますが、近年、コロナ禍の影響などもあり会の活動に参加する人も減
少し、会活動そのものが以前に比べ活発さに欠けるように感じられます。また
一時期は200名以上の会員数を誇っていた本会ですが、現在、会員数は3分の1ぐ
らいに減少しています。

このように本会の現状をみていきますと、設立してから30周年を迎え、毎年
若干の入会者もありますが、持続可能な会運営を考えていくと、会員の数を増
やすことは勿論のこと会が抱える諸課題を克服していくための方策を検討して
いかなければならない時期にあります。
今期、選出された理事の皆さんと、今後どのような会活動を行っていったら
良いのか喫緊の課題に取り組みその課題解決の道を探っていく必要があるよう
に思っています。
このため、是非、会員の皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げ、会長就任
のご挨拶とさせていただきます。
2024年6月26日
(馬場憲一)

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2.10月開催の全国大会開催のお知らせ
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【予告】日本エコミュージアム研究会全国大会in山梨・都留
全国大会担当理事 森屋雅幸

山梨県都留市では、全国に先駆けて1980年代からフィールド・ミュージアム
の取り組みがはじまり、現在でも尾県郷土資料館を拠点とした地域住民による
さまざまな地域づくりにつながる活動が取り組まれています。今回の全国大会
では、都留市制70周年を記念して、これまでの都留市におけるエコミュージア
ムに関する取り組みを振り返るとともに山梨県内の自治体における取り組みに
ついて報告を予定しています。

今後、実施する内容については詳細を詰めていきますが、とりあえず、以下
のような内容での開催を考えています。多くの方々の参加をお待ちしておりま
す。

主 催:日本エコミュージアム研究会・都留市教育委員会
会 場:尾県郷土資料館(午前の部)、ミュージアム都留(午後の部)
日にち:2024年10月26日(土)

午前の部 小形山地区まちあるき

場 所 尾県郷土資料館 ※山梨県都留市小形山1565-1
時 間 10:00~12:00(尾県郷土資料館集合、小雨決行)
定 員 20名(要申込)
参加料 100円(保険料)(予定)
※まち歩きは参加人数によってはグループに分けて行い、案内を地元
研究者の方にお願いする予定です。

午後の部 発表会

場 所 ミュージアム都留エントランスホール ※山梨県都留市上谷1-5-1
時 間 14:30~16:20
定 員 60名(要申込)
開 会 14:30

開催趣旨説明
発表  14:40~15:50〈各20分)
※山梨県内のエコミュージアムの取り組みなどについて4名ぐらいの発表を予定

質 疑 15:50(30分)
解 散 16:20(館内自由見学)

※確定した実施内容の詳細は9月上旬頃までにお知らせいたします。遠方から参
加される方は都留市、大月市にビジネスホテルなどがありますので、ご利用い
ただければ幸いです。
(森屋雅幸)

■■■================================================================
3.「エコミュージアムの野外展示について」
================================================================□□□

馬場憲一

エコミュージアムはコア施設とサテライトによって構成されるミュージアム(
博物館)と理解されています。
そのような中で、私はエコミュージアムについて博物館学や文化財の保存・
活用の視点からどのような取り組みをしていけばミュージアム(博物館)として
ふさわしい活動ができるのかという点に関心を持っています。特に近年はこれ
までエコミュージアム研究で取り上げられることのなかった博物館機能の一つ
である「展示」という観点からエコミュージアムを見ていくことに興味をもっ
て調べています。

そのような折、本年(2024年)6月22日に日本展示学会主催の関東地域研究会
「地域の文化資源巡りの展示を考える~戦後マンガ史を体験する~」という催
しが東京の豊島区でありましたので参加しました。当日は手塚治虫などマンガ
の巨匠たちが青春の日々を過ごした伝説のアパート「トキワ荘」の再現に関わ
った設計担当者から、再現にあたって綿密な調査を実施したことや再現された
「トキワ荘マンガミュージアム」を通しての「記憶」の再生・伝達、さらにそ
の記憶の再生がコミュニティの活性化などに繋がっているとの興味深い発表を
聞き、その後再現された建造物(=トキワ荘。現在は豊島区立の「トキワ荘マン
ガミュージアム」の施設となっている)を見学しました。

研究会のレクチャーで見学した「トキワ荘」の沿革について、1952年に建設
され30年後の1982年に老朽化に伴い解体され取り壊されていましたが、地域
住民などの強い想いによって元あった場所から数百メートル離れた区立公園内
に新しい資材と工法を用いて再現されたものであったとの説明を受けました。
そのため再現された「トキワ荘」について、博物館学の視点から野外の展示物
として見学する場合には、オリジナルな資料ではなく巧妙に再現されたレプリ
カとしてみるのが良いように思いました。

翻って野外の建造物や史跡などを展示対象とするエコミュージアムと、今回
見学した野外に再現された建造物をミュージアム(博物館)の展示物という観点
で見ていくと、再現展示をする手法には共通点を見出すこともでき参考になる
ことも多いように感じました。しかし、エコミュージアムの場合、第一義的に
は現地でレプリカでないオリジナルなモノ(=ホンモノ)を展示していくことが求
められており、もしそのオリジナルなモノが破損などしている場合には「復原」
という手法での展示なども考えられます。

そのようなエコミュージアムの野外での展示を考えていくと、従来の博物館
学の手法だけでは十分に対応できず、文化財保護領域での文化財修復の手法な
どが参考となり、その手法を援用しての展示を考えていく必要性も感じます。
そのため、今後、エコミュージアム研究会でも野外での建造物や史跡などの不
動産資料の展示論を確立していく研究が求められてきているように思います。
(馬場憲一)

■■■================================================================
4. 事務局からのおしらせ
================================================================□□□

まもなく開催(7/20)の研究大会への参加申込み締切は7月/17日です。
今年度もオンラインで開催です。参加申込者へZOOMアドレスをご連絡します。
詳細はメルマガ前号(189号)または、ホームページからでどうぞ。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

日本エコミュージアム研究会「全国大会in山梨・都留」開催のご案内

日本エコミュージアム研究会会長    馬場憲一
2024年度全国大会担当理事  森屋雅幸 須田英一

日本エコミュージアム研究会の2024年度全国大会を山梨県都留市で開催することにしましたので、下記の通りご案内いたします。

大会を開催する山梨県都留市は、全国に先駆けて1980年代からフィールド・ミュージアムの取り組みがはじまり、現在でも尾県郷土資料館を拠点とした地域住民によるさまざまな地域づくりにつながる活動が取り組まれています。今回の全国大会では、都留市をはじめ、山梨県東部地域を中心としたエコミュージアムに関する取り組みを紹介し、それらの発表を通してエコミュージアムの地域博物館としての活動と人間性の回復の試みなどについて参加者とともに考えていく機会にしたいと思っています。多くの方々の参加をお待ちしております。

2024年9月15日

1.日 時  2024年10月26日(土) 午前10時~午後4時20分

2.会 場  尾県郷土資料館 (午前の部) 山梨県都留市小形山1565-1
ミュージアム都留(午後の部) 山梨県都留市上谷1-5-1

3.大会テーマ 地域博物館活動と人間性回復の試み
―山梨県東部のエコミュージアムの取り組みから―

4.開催趣旨
近年、博物館は観光振興に資するものとして、活用が促され、経済的な活性化を生み出す場として期待されています。一方で、最新のICOMの博物館の定義では、コミュニティの参加が謳われ、住民のWell-being(身体的、精神的、社会的に満たされた状態)の関わりも議論されるようになり、いわば経済的な価値に寄らない人間の成長を願い、Well-beingといった人間性を回復させるような博物館像が示されています。

山梨県東部地域では、1980年代後半から、フィールド・ミュージアムをはじめ、住民主体のエコミュージアムに類した活動が現在まで取り組まれています。こうした活動は必ずしも地域の経済的な活性化を目指すものでなく、住民の教育や楽しみ、生きがいに寄り添う内容が中心であり、現代に求められる博物館像に近似したものといえます。

本大会では、山梨県東部地域で取り組まれてきたエコミュージアムに関する活動を振り返るとともに、現在も引き続き取り組まれている活動を紹介します。そして、これらの活動が住民や地域に何をもたらしてきたのか振り返り、エコミュージアムの取り組みと住民のWell-beingの実現という人間性の回復との関わりについて考える機会にしたいと思います。

5.大会内容

○午前の部 小形山地区まちあるき

場 所 尾県郷土資料館 ※山梨県都留市小形山1565-1
時 間 10:00~12:00(尾県郷土資料館集合、小雨決行)

定 員 20名(要申込)
参加料 100円(保険料)(予定)
講師:井上武氏(山梨県文化財保護指導委員・都留市文化財審議会委員)
※午前の部は人数によってはグループに分けて行います。

○午後の部 発表会

場 所 ミュージアム都留エントランスホール ※山梨県都留市上谷1-5-1
時 間 14:00~16:20
定 員 60名(要申込)

開 会 14:00
開会あいさつ
開催趣旨説明 14:10~14:15           淑徳大学 森屋雅幸氏
司会:法政大学 馬場憲一氏

発表 14:15(各20分)

「山梨県内のエコミュージアムの取り組みについて―東部地域を中心にして―」

淑徳大学 森屋雅幸氏

「都留まるごと博物館の取り組みについて」
都留市教育委員会 知念浩生氏

休 憩 14:55(10分)

発表 15:05(各20分)

「浅利を知る会の取り組みについて」
大月市教育委員会・大月短期大学 稲垣自由氏

「ルチャ・リブロと尾県学校の活動からみえるもの―アジールを手づくりする―」

人文系私設図書館 Lucha Libro 青木真兵氏

質疑・意見交換 15:45(35分)

閉会あいさつ

解 散 16:20

※ ミュージアム都留は16時30分閉館となりますので、
館内の見学は発表会開始前にしていただくことをおすすめします。

6.参加申込み
参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームから10月21日(月)15時までに申し込みをお願いいたします。

https://forms.gle/U5SszVcifAvyDSgD8

7.主 催:日本エコミュージアム研究会・都留市教育委員会
※今回の全国大会は、都留市制70周年を記念して共同で開催いたします。

8.問合せ先
ご不明の点などがありましたら以下までお問合せください。
大会担当理事:森屋 jecoms2021@gmail.com

以上

メルマガ189号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本エコミュージアム研究会メールマガジン   189号   <2024.6.30>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

========================================
【目次】
1. 2024年度研究大会 開催・参加のご案内
2. 事務局からのおしらせ
========================================

■■■================================================================
1. 2024年度研究大会 開催・参加のご案内
================================================================□□□

日本エコミュージアム研究会では、今年度の研究大会を開催いたします。会員
の方はもちろんのこと、会員以外の方でご関心ある方もお誘いして奮って参加
ください。

■1.日 時:2024年7月20日(土) 13時~16時30分

■2.会 場:リモートによるオンライン研究会(Zoom使用)として実施します

■3.プログラム:

13:00 開会のあいさつ
13:05 プログラムの説明
(各発表20分、質疑15分〈交代・準備時間含む〉)

●13:10 発表1

発表者: 淺野敏久 (広島大学)
共同発表者:塩路恒生(広島大学)・池田誠慈(広島大学)・川島尚宗(広島大学)
タイトル:「発見の小径」活用策としてのオリエンテーリング・アプリの
開発と試用
要旨:広島大学総合博物館では,キャンパスまるごと博物館の活動を続けてい
る。250ヘクタールに及ぶキャンパスの中には,いろいろな自然・文化遺産が存
在する。これらを博物館の展示解説(現地案内・観察会)で活用することを,
かねてより行ってきたが,昨年度は,博物館のデジタルコンテンツを参照しな
がら,チェックポイントを回って学習する,オリエンテーリング・アプリを開
発した。その仕様やそれを使った行事での実際について報告し,今後の展開可
能性について議論したい。

●13:45 発表2

発表者: 池田誠慈(広島大学総合博物館)

共同発表者: 坪田博美(広島大学)・川島尚宗(広島大学)・清水則雄(広島大学)
・塩路恒生(広島大学)・淺野敏久(広島大学)
タイトル:エコミュージアムのリアルとバーチャルの接続
~広島大学デジタルミュージアムと学生ボランティアの参画を事例として~
要旨:広島大学総合博物館ではコロナ禍前後においてエコミュージアムの在り
方について様々な模索を行ってきた。その一環で2018年よりキャンパスの生物
情報の収集に学生ボランティアが参画し,生物相調査とデジタルミュージアム
を活用した情報の蓄積と発信を行い始めた。その結果,学生ボランティア参画
以前に比べてWebサイトのアクセス数の顕著な増加が見られた。本発表では,デ
ジタルミュージアムを活用した学生主導のエコミュージアムの展開例を報告す
る。

●14:20 発表3

発表者: 森屋雅幸(淑徳大学)

タイトル:山梨県におけるエコミュージアム・フィールドミュージアムの歴史
的展開に関する研究 ~1980年代から2020年代までを対象として~
要旨:本発表は、1980年代から2020年代にかけての山梨県内のエコミュージア
ム・フィールドミュージアムの歴史的変遷と各エコミュージアム・フィールド
ミュージアムの提唱・設置年、所在地、対象地域、提唱・設置者、現所管、形
態、対象分野を明らかにしたうえで、それぞれの特徴を確認する。また、各年
代の特徴についてその当時の社会的背景や政策の影響を考察する。

14:50 休憩(10分)

●15:00 発表4

発表者: 趙 孫暁(広島大学)

タイトル:中国における「伝統村落」保全事業と「生態博物館」の実践の比較
要旨:工業化と都市化の進展に伴い,中国の農村地域では労働力の流出や賑わ
いと活力の喪失,住民の農村の伝統文化への無関心等の問題に直面している。
こうした農村部の現状への懸念と伝統文化の価値への認識が深まる中で,2012
年から国レベルにおいて古い村落を適切に保全し,発展させることを目的とし
た「伝統村落」保全事業が発足した。一方,1995年以降,中国は世界のエコミ
ュージアムの実践の波に乗り出し,その現地化の道を模索し始め,「生態博物
館」と称する取り組みが試みられてきた。本報告では,中国における「伝統村
落」保全事業と「生態博物館」の実践の経緯を整理し,その相違点や共通点な
どについて検討する。

●15:35 発表5

発表者: 今橋克寿(鈴寿坊・イーハトーブ・エコミュージアム総合研究所)

タイトル: 工業都市の原点となった鉱山の記憶を生かしたエコミュージアム活

要旨:国内屈指の日立鉱山(1981年閉山)の職員・坑夫のための厚生施設だった
『共楽館』。その再生とそれを活かした地域創生にチャレンジするNPO『共楽館
を考える集い』は、工業都市の出発の起点となった鉱山の発展とその後の地域
の変容を真摯に辿りながら、その中から学び汲み取った先人の教えと思いを大
切にして、活動に邁進してきた。当にエコミュージアムの理念に合致した市民
活動である。長年の活動から、幅広い個人・団体のネットワークが構築される
中で、近年は『エコミュージアム』を標榜する活動を展開している。

16:10 発表に対する全体での意見交換
16:20 まとめ
16:25 事務連絡(今後の予定など)・閉会のあいさつ
16:30 終了

■4.参加費:無料(本研究会会員の有無に関わらず)

■5.参加定員:100名(定員を超える申し込みがあった場合は本研究会会員を優
先し、非会員は先着順とします)

■6.参加申込み:事前申込が必要です。
事前申込はこちらからお願いします。
申込みの締切りは7月17日(水)15時とします。

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=sb-1T4BW5EuWg3l2H74wvGGLvr5Ev-VAg5-zCykeWENUQ0tNVU5VMUNMRUlHUDJOTU5GNzVJNFpXRCQlQCNjPTEu

当日のZoomへの接続先は事前に申し込みをいただき、定員内で参加が認められ
た方のみにお知らせいたします。お届けいただいたメールアドレスにお送りい
たします。たします。

3日前までメールが届かない場合は事務局
E-mailアドレス jimu@jecoms.jp までご連絡ください。

担当理事:吉兼秀夫

■■■================================================================
2. 事務局からのおしらせ
================================================================□□□

次号のおしらせ。
1.新会長から就任挨拶
2.10月開催の全国大会開催のお知らせ、他です。

事務局は変わりましたが、メルマガは私(中野)が担当させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

メルマガ188号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本エコミュージアム研究会メールマガジン   188号   <2024.5.27>
発行人:馬場憲一  編集:中野喜吉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

========================================
【目次】
1. 2024年度日本エコミュージアム研究会・研究大会発表者募集のご案内
2. 2024 JECOMS総会のあらまし
3. 事務局からのおしらせ
========================================

■■■================================================================
1. 2024年度日本エコミュージアム研究会・研究大会発表者募集のご案内
================================================================□□□

皆様お変わりなくお過ごしのことと思います。
さて2024年度の研究大会の発表者募集を下記の要領により行いますので奮って
ご参加をお願いいたします。

担当理事  吉兼秀夫


1. 開催日:2024年7月20日(土)午後1時30分開催予定
2. 開催形式: Zoomによるオンライン開催
3. 研究発表の応募について

(1)発表テーマ:自由 (エコミュージアムに関する研究ならば何でも可)
(2)応募資格:本会会員。複数での発表者の場合は本会の会員が含まれている
こと。
(3)発表時間は各発表15分、質疑10分。
(4)応募締切り:2024年6月15日(土)

(5) 申し込み必要事項:
1 氏名  (共同発表の場合は共同発表者の氏名)
2 所属  (勤務先や所属団体など)
3 連絡先 (住所、E-mail)、
4 発表題目と発表要旨(200字程度)

(6)申込み方法
1 吉兼秀夫あてにE-mailで申し込んでください。
2 E-mailアドレスは  h_yoshik@kufs.ac.jp です。
3 申込みにあたっては、
件名を「JECOMS研究発表申込み」として送信してください。

(7)その他
1 発表当日の時間的制約もあり、応募が多数あった場合には選考を行うこと
もありますので、あらかじめご了承ください。
2 発表は、後日、機関誌『エコミュージアム研究』第30号に論文(機関誌10
頁以内)、または研究報告(6頁以内)として投稿していただくことになっ
ておりますので、よろしくお願いします。

■■■================================================================
2. 2024 JECOMS総会のあらまし
================================================================□□□

去る5月19日(日)14:00~15:30オンラインにて2024年度の総会が
開催されました。

事務局から会員状況及び会費納入状況の報告がありました。
入会者:学生2名、一般1名2、退会者:2名。
2024/5/19現在の 正会員70、団体5 計75。
入金状況 2022-58名、2023-47名
メルマガの発行 (171号~184号)

2024・2025年度役員の選挙結果と新役員の報告があり承認されました。
投票券送付総数62通。 有効返信29通。 宛先不明3通。30人は応答なし。

新役員には会長に馬場憲一、理事に中野喜吉,大山由美子,淺野敏久,吉兼秀夫,
井上 敏,菊地 直樹,大原一興,須田 英一,森屋 雅幸の9氏が決まりました。

新しい事務局は菊地直樹を新事務局長に決定して下記の住所に事務局が置かれ
ます。

〒920-1192
石川県金沢市角間町1 金沢大学先端観光科学研究所 菊地直樹 気付
日本エコミュージアム研究会事務局

事業報告として
総会開催 オンラインZoom   5/21
研究大会 オンラインZoom   7/22
関東例会 東京藝術大学で   8/9
全国大会 平塚市金目で    11/12
機関誌29号の発行(まもなく発送)

決算会計報告(別記1)が承認されました。

2024年度の事業計画として
(1)総会:2024/5/19(日) 当日
(2)研究大会: 2024年7月20日(土)午後  オンライン開催   (担当:吉兼)
(3)全国大会:2024年10月26日(土) 山梨県都留市で対面方式で開催
(担当:森屋)
(4)機関誌の発行:29号                  (担当:大山)
機関誌は第30号となるので、記念号としての刊行が予定されてます。
(5)メルマガ:月1回発行予定               (担当:中野)
(6) 会員「自己紹介名簿」作成               (担当:馬場)
昨年度に続き、新入会員もおり、また新年度を迎え所属なども変更になった会
員もいるので、今年度も継続し実施していく事になりました。

新年度の予算については(別記2)の通り特別会計300,000円を満期により普通
口座に移動され原案通り承認されました。

監事と選挙管理委員も新しく以下の方々にお願いする事になりました。
監事:江水是仁、福田良彦。 選挙管理委員:安藤竜二、岩橋恵子、矢野勝巳
(以上、敬称略)

(別記1)
日本エコミュージアム研究会2023年度決算書  2024/3/31

【収入の部】
前年      決算
————————————————
年会費      276,000    214,000
機関誌販売     54,000      16,000
例会等参加費      0      12,658
利息          2     1,019
その他         0       1,300
機関誌28号分繰越 250,000    250,000
前期繰越金    175,424    148,827
————————————————
合計       755,426     643,804

【支出の部】
前年      決算
————————————————
全国大会        0     20,000
研究大会・総会     0        0
機関誌(2022年度)230,654     286,858
機関誌(2023年度)    0        0
部会          0        0
例会        22,000     30,000
理事会       22,110     22,110
一般管理費     31,835     59,645
事務局経費     50,000     50,000
20周年企画事業    0        0
次期繰越金    398,827     175,191
————————————————
合計       755,426     643,804

(別記2)
日本エコミュージアム研究会 2024年度予算書

予算【収入の部】
前年実績     予算
————————————————
年会費      214,000   266,000
機関誌販売     16,000    10,000
例会等参加費    12,658       0
利息         1,019      1
他 *特別会計から* 1,300   300,000
前期29号分繰越  250,000      0
前期繰越金    148,827   175,191
————————————————
合計         643,804   751,192

予算【支出の部】
前年実績     予算
————————————————
全国大会      20,000            0
研究大会/総会     0      0
機関誌前年分   286,858      290,000
機関誌当年分      0   290,000
部会            0      0
例会          30,000      0
理事会       22,110    22,110
一般管理費       59,645    50,000
事務局経費      50,000    50,000
予備費         175,191    49,082
————————————————
合計              643,804      751,192

■■■================================================================
3. 事務局からのおしらせ
================================================================□□□

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

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