日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

2011日本エコミュージアム研究会全国大会 in 阿智 詳細

E阿智村政 55 周年記念事業
2011 日本エコミュージアム研究会全国大会 in 阿智(第 17 回)
阿智の全村博物館構想をつうじてエコミュージアムの原点を考える

2011 年 10 月 22 日(土)・23 日(日) 長野県阿智村
主催 日本エコミュージアム研究会全国大会阿智村実行委員会

(阿智村・日本エコミュージアム研究会・阿智全村博物館連絡会・あっちっち熱中人連合・阿智学会・ 古道ウォーク実行委員会・阿智村教育委員会・阿智村公民館・阿智村商工会・阿智村観光協会・8自治会)

ご挨拶
このたび、長野県阿智村で日本エコミュージアム研究会全国大会(第 17 回)を開催します。昨年度は、日本で最初のエコミュージアムを立ち上げた山形県朝日町において、朝日町エコミュージアム 20 周年を記念した全国大会が開催されました。大会では、朝日町ならびに東北のエ コミュージアムをつうじ日本のエコミュージアムの多様な展開の一端を概観いたしました。
今回、私たちは、朝日町の大会を受け、それをさらに一歩進め、「エコミュージアムの原点を 考える」という課題を設定し、阿智の全村博物館や信州周辺の活動を議論の材料としてエコミュ ージアムの本質について考えてみたいと思います。
ご存じのように開催地周辺には、阿智の全村博物館構想をはじめ、飯田下伊那地方の地域研究者による伊那谷まるごと博物館活動、飯田市のエコツーリズム、中仙道の町並み保存運動などが 展開されています。これらはエコミュージアムと共通する要素を持っていますが、それぞれ独自 の目的・内容・手段・経緯のもとに運営されてきました。これらを概観しエコミュージアムが目 指すところは何かを議論したいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。
全国大会阿智村実行委員会 大会長 岡庭一雄
日本エコミュージアム研究会 会長 大原一興

スケジュール・会場・行事の内容
10 月 22 日(土)
9:00
・阿智エコミュージアムの進化の過程を体感しよう
明治から続く古代東山道の復興運動の跡を辿る
特別企画:国県村指定史跡等 遠望コース(一日コース)

①古代東山道・網掛峠ウォーキングコース
(1日目朝からの参加者のみの特別企画コース)
(朝 9 時に昼神温泉駐車場に集合~16:00 宿舎)
12:30 中央公民館ロビー 阿智ってどんなところ? 映像で概要を知る

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受付開始

13:15 公民館ホール
阿智村紹介映像 上映(8つのコースと熊谷元一の写真)

13:30 大会の目的を確認し始まりを宣言!
開会行事: 大会長挨拶・実行委員長挨拶

13:45 村内各地
各地区のあっちっち熱中人達が、いつくしみ育てている 8つの探訪コースを、みんな
で歩いて体感する  阿智村の“せけん 世間 いさん 遺産 ”探訪コース(半日コース)

②春日コース ③駒場コース ④伍和コース ⑤智里東コース
⑥智里西〈園原〉コース ⑦浪合コース ⑧清内路コース

※希望コースを3つ選択しお申込み下さい。応募に偏りがある時は
事務局で調整。必ずしも希望どおりにならないことがあります。

17:30 昼神温泉「鶴巻壮」 昼神温泉を体感! 宿舎へ到着

18:00 鶴巻 大広間 8コースの体験を共有!
夕食&交流会 各コースのマイクリレー報告

20:00 栗矢の回り舞台
夜中にこんなことしてるあっちっち人もいるんだ…!
栗矢の無礼講 見学(バス送迎 ~21:30)
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10 月 23 日(日)
昼神の朝市広場
阿智の元気の源、昼神を覗く
自由参加行事 早朝より昼神の朝市があります。ご自由にご参加を…

7:00 昼神温泉「鶴巻壮」 朝食

9:00 コ ミ ュ 二 テ ィ 館 (バス移動)
北信-小布施の町づくりを知る
特別講演: 小布施のまちづくり(講師:セーラ・マリ・カミングス)
SARAH MARIE CUMMINGS

10:30 南信州・木曾・三河のエコミュージアムを知る
趣旨説明及び事例報告
①馬籠の街づくり ②伊那谷自然友の会と博物館 ③木沢地区の地域
づくりと飯田市のエコツーリズム ④その他

12:00 阿智村伍和のお母さん達の元気を食べる
昼食(伍和食堂の弁当)

13:00 世界のエコミュゼと阿智のエコミュゼの同異を確認し、
そこからこの運動の原点や本質を探る
基調報告 世界と阿智のエコミュージアム-その理論と実際

13:30 シンポジウム
阿智の全村博物館構想をつうじてエコミュージアムの原点を考える

15:00 大会の成果と課題をまとめ、次年度開催地にバトンタッチ
閉会行事 15:30 までに終了

16:00
はゝき木館 (バス移動)
オプショナルツアー: はゝき木館企画展見学

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10/22(土)のコース詳細 -1日目ー

① 古代東山道・網掛峠ウォーキングコース特別企画・一日行程・国県村指定遺跡等 遠望コース)

阿智-8つの探訪コースのご案内
奈良~平安時代には阿智村を東西に縦断する官道「東山道」が通っていまし
た。阿智駅と中津川の坂本駅の間は40㎞もあり、東山道一の難所といわれる
神坂峠と網掛峠が立ちはだかっていました。東山道は中世以降長らく廃道に
なっていましたが、明治時代に熊谷直一翁が私財を投げ打ち園原地区の古道を
復興させました。まさに阿智全村博物館構想に先駆けた地域づくり運動でした。
今回は網掛峠(971m)を越えるコース部分を歩きます。
まず、国指定史跡神坂峠遺跡を遠望する園原の里からスタートし、網掛山を越え、昼神温泉に戻ります。
【コース】 徒歩による移動(古道ウォーキング)。一日コースです。
はゝき木館→殿島(園原IC)→矢平→網掛峠→網掛山展望台(昼食)→中平→平林→阿智川→昼神温泉(16:00 着)
【注意】 朝 9 時に昼神温泉駐車場に集合。お弁当・水筒・保険証等を持参。雨天の場合、コース変更の可能性あり。

② 春日コース (穏やかに田舎・半日行程・田園景観探訪コース)
春日は中関、上中関から成り立ち、東山道、中馬街道が通り、栄えてきました。
上中関では、木槌薬師の参道整備などの様子をみながら里に下り、中馬街道の雰囲気を
よく残す竪町を見ます。中関では、義士踊りの継承などの文化財保護の苦労話を聞き、
大杉一帯の農村景観を展望し、狐塚古墳などを巡ります。
【コース】 バスによる移動が中心です。
お薬師様→春日社→竪町→佐藤さんのトマトビニールハウス→狐塚古墳→合社→大杉
【ポイント】 上中関では、トマトを、中関では、キュウリを試食します。

③ 駒場コース (およりて駒場中馬街道・半日行程・宿場町探訪コース)
駒場は、古くは東山道、江戸時代には中馬街道が通り、宿場町として栄えま
した。木戸脇のこどもの祭り「おいよわいよ」、全区で「中馬街道ひな祭り」
が行われています。今回は、城山から駒場の町並みを一望し、奈良時代の鏡を
もつ安布知神社、武田信玄終焉の地長岳寺、明治~昭和のにぎわいを残す銭湯
屋周辺を巡ります。銭湯屋周辺はまさに保存か取り壊しかで揺れています。
【コース】 バスによる移動が中心です。
城山→安布知神社→東山道阿智駅家跡推定地→うのはな坂→長岳寺→銭湯屋
【ポイント】古代~昭和の歴史ロマンに触れます!

④ 伍和コース (半日行程・写真に撮って美しい農村風景探訪コース)
伍和は起伏のある地形に昔ながらの農村景観が広がる地域です。雄大な南アル
プスの山々も展望できます。夏~初秋にはもも、なし、りんごが実り、来訪者向
けに撮影ツアーやコンテストが行われています。ハナノキやザセンソーの保全運
動、農家民泊、江戸時代後期の栗矢の回り舞台での無礼講などが行われています。
【コース】 バスによる移動が中心です。
本棟造→備中原つつみ公園→斗字庚申→南アルプス遠望→果樹園→回り舞台
【見どころ】 今回は伍和の本棟造の家にお邪魔します。伍和の果物試食付き。
昼神温泉

⑤ 智里東コース (半日行程・温泉と東山道と中馬街道探訪コース)
昼神温泉のある智里東は、東山道と伊那(中馬)街道が通るなど歴史のあ
るところです。また、近年では、昼神温泉朝市、ヤーコン栽培、中馬街道の
調査・整備事業などの地域おこしが進められています。今回は足湯にひたりな
がら、昼神温泉の成り立ちを聞いたり、東山道の大垣外遺跡や中馬街道の伊那
一馬頭観世音を見たり、自治会が整備したカエデ街道を歩いたりします。
【コース】 バスによる移動が中心です。
昼神足湯→伊那一馬頭観世音→大垣外遺跡・頭権現→ふれあいロード・カエデ街道
【ポイント】 大垣外遺跡出土石製模造品の特別見学などあります。

⑥ 智里西・園原 コース(東山道と源氏物語のゆかりの地・半日行程・古典文学の里 探訪コース)
智里西地区は富士見台高原や月川温泉などがあり、春には花桃の里とし
て、にぎわいます。智里西地区の園原は、古代東山道最大の難所神坂峠麓
にあり、歌枕の地として、源氏物語や枕草子にも登場する古代文学の里で
す。園原ビジターセンター「はゝき木館」を中心に整備を進めています。
【コース】 現地では徒歩による移動が中心です。
はゝき木館→神坂神社→帚木→園原の里散策→月見堂・信濃比叡
【ポイント】 信濃比叡での体験や、はゝき木館企画展「運ばれた平安時代の焼き物とその謎」の見学があります。

⑦ 浪合コース (半日行程・浪合学校の地域づくりと歴史ロマン探訪コース)
日本一の星空を観望できる浪合地区には、宮内庁管轄の尹良親王御墓があ
り、古くから中馬街道の宿場町として栄えました。塩沢匡一元村長の浪合方
式で知られた治部坂高原の別荘地開発や、全村博物館構想に先駆けて登場し
た「村の全てが浪合学校」の理念による学校など、浪合の歴史ロマンや今な
お現在進行形で続いている地域づくりの様子を垣間見ます。
【コース】 バスによる移動が中心です。
浪合神社(尹良親王関係の史跡巡り)→浪合学校→浪合フォーラム→浪合関所→治部坂高原で紅葉を見ながら休憩
【ポイント】治部坂高原の紅葉は素敵です。

⑧ 清内路コース (半日行程・出づくりの里探訪コース)
清内路地区は東西 9.1km、南北 9.3km の菱形をしている小さな山里です。
かっては、集落から遠く離れた耕地の付近に小屋を立て、数ヶ月間移り住ん
で農作業を行い、収穫を終えた後、本拠とする集落に戻る生活慣行がありま
した。「出づくり」と呼ばれます。本コースでは、出づくりを行った小屋を
訪れ、楽しかった話や苦労話など、今しか聞けない体験談を拝聴します。
【コース】 バスによる移動が中心です。
「出づくりの村」映像視聴(清内路公民館)→清内路街道見学
(関所・観音山・諏訪神社)→出作りの里にて語りベの体験話(平瀬・野田)→一番清水【ポイント】 語り部の話を聞きながら、漬物、キノコなどの清内路家庭料理も試食させてもらえます!

お問合せ・お申し込み
○申込方法 必要事項記入の上、申込書は 10/7(金)10/11(火)必着で、下記住所までご郵送いただくか、メールもしくはFAXにて事務局までご送信ください。コース希望順位をご記入ください。人数都合でご希望に添えない場合はご勘弁ください。

〒395-0303 長野県下伊那郡阿智村駒場 483 阿智村役場協働活動推進課内
全国大会事務局

TEL:0265-43-2220 FAX:0265-43-2351 アドレス kyodo@vill.achi.nagano.jp
ホームページ http://www.vill.achi.nagano.jp/muse 詳細については、随時案内していきます。

申込書送付の後、参加費等を送金下さい。
E-メールでの申込みは、以下—内を貼り付けて

kyodo@vill.achi.nagano.jpへ送信してください。

————jecoms大会参加申込書 (Eメール用)———

氏名(ふりがな):
区分: [JECOMS会員  or 一般 ]
所属:
電話:
住所:
性別:[ 男 女 ]
メール・アドレス:

参加費 希望の参加方法を選んでください

[研究会員・両日参加 1500円  or  一般・両日参加 2000円 or

研究会員・1日のみ参加 500円 or 一般1日のみ参加 1000円 ]

10/22探訪コース  (希望コースを選んでください)

第1希望
第2希望
第3希望

[宿泊:昼神温泉「鶴巻荘」8150円(夕食&交流会参加費込)宿泊= 有 無

宿泊しない場合のみの夕食&交流会参加費2500円     参加= 有 無 ]

10/23昼弁当(800円)= 有 無

無料チャーターバス利用〔伊賀良バス停~阿智村中央公民館)
22日(往路)必要= 有 無
23日(復路)必要= 有 無

合計送金額     円

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詳細パンフとFAX用の申込書pdfのダウンロード
(最終4ページ目に「申込書」あります。)

阿智大会パンフ (pdf)

参加費ほか
○送金方法 申込書送付ののち、参加費を下記振込先に振込下さい。尚、振込手数料は申込者負担となります。

みなみ信州農業協同組合阿智支所 普通 0018649 阿智全村博物館連絡会

※10 月 19 日(水)までにキャンセルされた場合、参加費は全額お返ししますが、それを過ぎた場合は原則としてお返しできません。予めご了承下さい。
●大会両日参加費(資料代・保険料ほか)2000 円・一日参加費 1000 円(日本エコミュージアム研究会員の方は 500 円引)
飯田下伊那在住の方と阿智村民は参加費無料です。

●宿泊費(一泊二食付き 4~6 人の相部屋・22 日夜の夕食&交流会参加費セット価格・入湯税込み)8150 円

●夕食&交流会参加費(宿泊以外の方対象) 2500 円

●23 日昼食弁当代 800 円

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交通アクセス

▲公共交通利用の場合

○大阪・京都から
中央高速バス「伊那・箕輪」行き「駒場」下車徒歩 10 分
○名古屋から
中央高速バス「飯田」「箕輪」行き「駒場」下車徒歩 10 分

○新宿駅西口から
中央高速バス「飯田」行き「伊賀良」下車無料シャトルバス
もしくは、信南交通駒場線バス役場前下車
○無料シャトルバス
〈伊賀良⇔阿智村中央公民館〉22日(土)伊賀良 12:01 着(新宿 8:00 発)

○お帰り 23 日(日)はゝき木館経由で伊賀良 17:19 発 (新宿 21:15 着)にあわせてバス準備予定

▲マイカー利用の場合
阿智村中央公民館・コミュ二ティ館まで自動車利用

○名古屋から中央自動車道(約 1 時間 30 分)→園原IC→飯田方面へ約 9 キロ→阿智村中央公民館

○八王子から中央自動車道(約 3 時間)→飯田山本IC→阿智方面へ約 3 キロ→阿智村中央公民館

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「コミュニティ・デヴェロップメントとミュージアム  ~エコミュージアムとまちづくり~」 ユグ・ド・ヴァリーン氏講演

地域をまるごと博物館と見立てて、地域の文化的な価値を高め、コミュニティの活力をひきだそうとする地域全体のミュージアム活動「エコミュージアム」が、日本において各所で試みられている。このエコミュージアムという言葉を1971年に発案(フランス語でエコミュゼ)しその後の世界的展開の中心人物となったユグ・ド・ヴァリーン氏が今回来日することになった。文化施設小委員会では昨年11月に「ミュージアムWG」を発足させ、これからのミュージアムに関わる文化活動と施設についての研究を開始したところだが、この機会を捉え、ハコモノに囚われないミュージアムの意味や、地域づくりやまちづくりと一体化したミュージアム活動について、その誕生秘話や国内外の実例、今後のあり方について、氏自ら語ってもらう公開研究会を開催する。

主催 日本建築学会 建築計画委員会 文化施設小委員会 http://news-sv.aij.or.jp/keikakusub/s19/

後援(予定)全日本博物館学会、日本エコミュージアム研究会、三浦半島まるごと博物館連絡会

日時 3月8日(火)13:30-16:30
会場 建築会館2階会議室201・202室 (港区芝5-26-20)
内容 司会:大原一興(横浜国立大学)
記録:谷川大輔(谷川大輔建築設計事務所)

1.主旨説明:坂口大洋(東北大学)
2.ユグ・ド・ヴァリーン講演
「コミュニティ・デヴェロップメントとミュージアム」通訳:臼田久代
3.国内のエコミュージアム事例の紹介
川崎産業ミュージアム、三浦半島まるごと博物館連絡会、多摩川エコミュージアム他(交渉中)
4.討論「ユグドヴァリーンに訊く」

定員 40名(申し込み先着順)
参加費 無料
申し込み方法:E-mailまたはFAXにて、タイトルに「ミュージアム研究会参加希
望」と明記して、氏名、勤務先・所属、連絡先を明記の上、お申し込みくださ
い。(定員に達した場合のみお断りの連絡をいたします)

建築会館の地図

建築会館の地図

詳細ポスター(pdf)

申込み・問合せ:e-mail: ohara@ynu.ac.jp FAX:045-331-1730大原まで

2011日本エコミュージアム研究会・関東例会のご案内

平成22年度のJECOMS関東例会を、名峰筑波山の麓で開催します。
エコミュージアムが求める持続可能社会の創造・実現のために、ブータン王国、霞ヶ浦湖畔の土浦、筑波山麓、茨城県北の日立市のエコミュージアムにつながる取り組みについて、大いに交流しながら学びます。奮ってご参加ください。

1.テーマ 「 エコミュージアムがめざすもの ~茨城の人々とともに考える 」
2.日 時  2011年3月5日(土)  午後2時 ~ 6日(日)午後3時
3.場 所  筑波ふれあいの里(初日)及び
筑波山麓つくば道周辺伝統集落(2日目)
『筑波ふれあいの里』つくば市臼井 2090-20
(赤い大鳥居の筑波山神社からさらに前方へ進む)
〔TEL〕 029-866-1519  〔FAX〕 029-866-1513

〔公共交通〕
① つくば学園都市中心部から
つくばエクスプレス「つくば」駅下車、
【つくば着 12:07 12:15 12:24 12:37 12:45】
つくバス・北部シャトルに乗り換え  【つくばセンター発 12:25 12:55】
35分で「筑波山口」下車(400円)  【13:00 13:30着】
地元ボランティアが提供する車で会場まで移動(5分)

② 土浦駅(西口)から
関東鉄道バス  【筑波山口行き12:20発】 「筑波山口」着13:10
関東パープルバス【筑波山口行き12:50発】 「筑波山口」着13:35

4.概 要
【 初 日 / 研究会と懇談 】 午後2時~
(1) 研究会 (詳細はプログラム/事例紹介) 午後2時~5時
① ブータン王国のネイチャー・ツーリズム(筑波大学生命環境科学研究科)
② 神社による歴史文化の保全 (土浦市八坂神社)
③ 自然生クラブ       ③ 矢中の杜プロジェクト
④ 生涯学習まちづくり(ひたち生き生き百年塾)
⑤ まとめの討論  〔進行〕今橋克寿(JECOMS理事)

(2) 懇談会       午後6時~9時30分

【 第2日 / 現地見学 】 午前9時~午後3時
(1) 自然生クラブの活動サイト(ふれあいの里を基点につくば道を歩きます)
山の家、森の家、田井ミュージアム、オーガニック・カフェ「ソレイユ」(昼食)、普門寺(幕末の天狗党ゆかりの寺)

(2)矢中の杜プロジェクトの活動サイト 矢中邸、北条のまち歩き
北条の街なかで解散。(筑波山口バス停、ふれあいの里駐車場までの送りあります)

5.参加費
研究会  JECOMS会員と学生; 500円、一般の方; 1000円
懇談会 ; 2000円 (夕食及び飲みもの。宿泊者は800円)
現地見学 (実費)
自然生クラブ(オーガニック・カフェ「ソレイユ」)での昼食; 1000円
矢中邸見学協力費; 500円
宿 泊; 5500円 (1泊2食)

6.参加定員 40名程度
※ 「会場での宿泊」の定員は15名。申し込みは当日まで受け付ける予定です。
確保した部屋(各3名×5部屋)数と男女の部屋割の関係で、15名未満になる場合もあります。
なお、空き部屋があった場合はこの限りではありません。近在には、観光ホテルが多くあります。
  (この項一部修正Feb.23)

参加ご希望の方は、
下記【申込み書】をダウンロード後word添付または、Eメール文で事前にお申込みください。

7.問合せ・申込み先
今橋克寿 (担当理事)
〒317-0076 茨城県日立市会瀬町2-18-21
〔TEL〕  090-6238-9840 (携帯)

〔e-mail〕 k.imahashi@ac.auone-net.jp

〔携帯〕 8181suzumaru@ezweb.ne.jp (添付ファイル送信不可)

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プログラム/事例紹介
【ブータンのくにづくり】
GNH(国民総幸福)と持続可能性
筑波大学大学院 生命環境科学研究科 ブータン・インターンシップ・プロジェクト
井上紘貴氏ら院生2名

【神社による歴史文化の保全】 (土浦市真鍋八坂神社)
桜田烈士を偲びその思いをつなぐ
本間隆雄禰宜 (助川海防城跡保全会 今橋克寿氏)

【自然生クラブ】  (つくば市田井)
知的ハンディキャップのある人たち一人ひとりの個性を生かした農とともにあるユニバーサルなくらしと文化の創造運動
柳瀬敬代表
※ 2日目見学会(カフェで昼食)

【矢中の杜プロジェクト】 (つくば市北条)
地域の歴史文化資源の再生活用と地域文化の創造活動
早川公代表
※ 2日目見学会

【生涯学習まちづくり ひたち生き生き百年塾】 (日立市全域)
観光、水産、農林、環境分野における市民のまちづくりの取り組み
(地域ブランド、地産地消、『日立の魅力再発見ウォーク』、日立のまち案内人)
百年塾推進本部 副本部長・前産業部会長 森秀男氏
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申し込み書式

2011関東例会つくば申込書(word)

〔E-mail送付先〕 k.imahashi@ac.auone-net.jp
—————— Eメール申込書 —————————————
【 申 込 み 書 】
区分: JECOMS会員・学生   一般
氏名:
所属:
電話:
メール・アドレス:
参加範囲(○で囲む)
研究会: A研究会 B懇談会 C見学会・ふれあいの里 D見学会・矢中邸
希望: ボランティア車利用、 宿泊
そ の 他
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担当理事:今橋

阿智村『第44回社会教育研究集会』に参加しよう

阿智村第 44 回社会教育研究集会(平成 23 年 2 月 13 日)

(主催:阿智村社会教育研究集会実行委員会、阿智村公民館/後援:日本エコミュージアム研究会) 担当理事(中野喜吉・井原満明)
今年度の日本エコミュージアム研究会の全国大会(平成23年秋開催)は長野県阿智村に決まりました。
阿智村は、『全村博物館構想』を掲げて一歩ずつ着実にと「エコミュージアム」に取り組んでおります。
今回は、タイトルでもわかるように、44回目を迎える「社会教育研究集会」が、2月13日に開催されます。これには日本エコミュージアム研究会も後援している催しです。

秋の全国大会のプレイベントとまではいきませんが、前日の12日の午後に、日本エコミュージアム研究会の実践部会として集まり、研究集会の前に阿智村の取組みのレクチャーをうけて、現場を視察し、翌日の研究集会に参加したいと思います。
阿智村には「昼神温泉」があり、12日の夜には、温泉に浸かりながら、これからのエコミュージアム運動について意見交換したいと思います。

日時も迫っておりますが、少人数でも実行し、実り多い集まりにしたいと思います。
特に、長野県や名古屋等中京、近畿地域の方のご参加を期待しております。

12日(土曜日)
集合場所■阿智村中央公民館(役場となり)
集合時間■午後1時
交通手段
名古屋BT発11:00→12:36駒場バス停、徒歩10分程度(飯田行き)
新宿西口BT発08:00→12:01伊賀良バス停(1時間に1本;送迎あり)
長野BT発08:46→11:28伊賀良バス停(新宿からのバスと合流;送迎あり)
(駒場バス停からは徒歩約10分、伊賀良バス停からは送迎あり:昼食は車中で済ませて下さい)
現地研修■午後1時 全村博物館構想についてのレクチャーと意見交換
現地見学(エコミュージアムが位置づけられた貴重な資料などもあります)
午後6時 宿泊昼神温泉着、入浴、夕食時に懇親会、夜なべ談義あり(地域実践部会)

13日(日曜日) 研究集会当日2月13日(日)のみの参加も歓迎します。

阿智村『第44回社会教育研究集会』

秋の全国大会のイメージづくりワークショップ
研究集会■分科会(午前9時15分~)
①地域の子育て ②健康づくり ③福祉④自然・歴史・文化 ⑤地域と産業 ⑥合併後の地域づくり
※『全村博物館構想』は、⑤の分科会で報告されますが、参加は自由です。
エコミュージアムにとっては、すべての分科会に関連するものと思います。
■意見発表(午後1時~)
小学6年生、中学2年生、高校3年生の意見報告
■記念講演(午後1時30分~)
内橋 克人先生(経済評論家)
※終了後、帰りの時間に合わせて若干の意見交換もしたいと思います。
※帰りのバス時刻については別途ご案内いたします。
参加費用■宿泊費(1泊2食7,000円~8,000円)+懇親会費(飲みもの等実費)

参加申込みは、2月9日17時まで(時間厳守)、E-メールで井原までm-ihara@mwd.biglobe.ne.jp

もちろん2月13日(日)のみの参加も歓迎します。

申込事項
1、氏名

2、性別

3、連絡先(住所、電話、Eメールアドレス)

4、交通手段 バス(①②③から選択)、他マイカー利用等

※宿泊は、男女別の相部屋になります。

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 50号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 50号  <2010.12.04>
                          発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[目次]
1.JECOMS)主催 文化財行政・博物館連携部会のご案内
2.事務局からのおしらせ

ーーーー-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■1.日本エコミュージアム研究会(JECOMS)主催
   文化財行政・博物館連携部会のご案内
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下により、当会の「文化財行政・既存博物館との連携部会」を開催します
ので、奮ってご参加ください。

1. 日時  2010年12月18日(土)  午後1時~4時30分

2. 場所  名刺と紙製品の博物館
       東京都墨田区立川3-1-7 (株)山櫻墨田支店 3階
        〔TEL〕03-5625-0630
             〔交通〕地下鉄都営新宿線菊川駅下車 徒歩約5分

3. 内容                
   【報告】午後1時~2時
    〔テーマ〕 「すみだと小さな博物館(3M運動)について」
    〔報告者〕 墨田区文化振興財団北斎担当主任学芸員 五味和之 氏
                 〔司会・進行〕馬場憲一(JECOMS理事)
   【現地見学】午後2時~4時30分
    〔見学場所〕 墨田区内にある「小さな博物館」の
          「建築道具・木組資料館」(菊川1-5-3)、
          「桐の博物館」(両国4-1-8)、
          「袋物博物館」(両国1-1-7)を見学します。

           JR総武線両国駅付近で解散となります。

4. 開催趣旨
この部会は、先行する文化財行政や既存博物館の実績に学びながら、日本に
おけるエコミュージアムの「博物館」としての機能を考えていくことを目的
に設置された部会です。
今回の部会は、東京の下町に位置する東京都墨田区の「小さな博物館」運動
を取り上げます。
墨田区は江戸時代以来の伝統工芸や地場産業が盛んな町です。その墨田区で
1984年(昭和59)から産業PRと地域の活性化を目的に「すみだ3M運動」
が開始されていますが、その運動の一つとして墨田区内の産業に関わるコレ
クションを工場や仕事場などの一部に展示し開館したのが「小さな博物館」
で、ユニークな活動を展開しています。
今回の部会ではこの墨田区の3M運動の概要と「小さな博物館」について、
事業開始当初から関わってきた関係者を招き、その取り組みと実践活動の報
告を伺うとともに、現地の「小さな博物館」を見学し、エコミュージアム的
活動の実態を探ることにします。

5.参加費
    無料  (準備の都合もありますので、参加ご希望の方は恐れ入りますが、
下記の「申込み先」にFAXまたはEメールにて、お名前と所属・連絡先を明記
して事前に申込みをお願いします)

6.参加定員
  35名  (会場の都合で、参加者が定員をオーバーする場合は、申込みの
先着順とさせていただきます)

7. 問合せ・申込み先
   法政大学 大学院人間社会研究科  馬場研究室
〒194-0298   町田市相原町4342
   〔TEL〕 042-783-2854 (研究室)、2823(資料室)
     〔FAX〕 042-783-2824 (資料室)    
   〔E-mail〕  kenbaba@hosei.ac.jp 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■2.事務局からのお知らせ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

○2010年度の会費は、早めのお振込みをお願いいたします。ご不明の
点については、事務局までお問い合せください。

〇新年度のスタートに伴い、ご所属や連絡先・送付先等の変更があった
方は、下記の事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。

=================================================================
日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
================================================================

文化財行政・博物館連携部会のご案内

日本エコミュージアム研究会(JECOMS)主催

以下により、当会の「文化財行政・既存博物館との連携部会」を開催しますので、奮ってご参加ください。

1. 日時 2010年12月18日(土)  午後1時~4時30分

2. 場所 名刺と紙製品の博物館
東京都墨田区立川3-1-7 (株)山櫻墨田支店 3階
〔TEL〕03-5625-0630
〔交通〕地下鉄都営新宿線菊川駅下車 徒歩約5分

3. 内容
【報告】午後1時~2時
〔テーマ〕 「すみだと小さな博物館(3M運動)について」
〔報告者〕 墨田区文化振興財団北斎担当主任学芸員 五味和之 氏
〔司会・進行〕馬場憲一(JECOMS理事)
【現地見学】午後2時~4時30分
〔見学場所〕 墨田区内にある「小さな博物館」の「建築道具・木組資料館」(菊川1-5-3)、「桐の博物館」(両国4-1-8)、「袋物博物館」(両国1-1-7)
を見学します。JR総武線両国駅付近で解散となります。

4. 開催趣旨
この部会は、先行する文化財行政や既存博物館の実績に学びながら、日本におけるエコミュージアムの「博物館」
としての機能を考えていくことを目的に設置された部会です。
今回の部会は、東京の下町に位置する東京都墨田区の「小さな博物館」運動を取り上げます。
墨田区は江戸時代以来の伝統工芸や地場産業が盛んな町です。その墨田区で1984
年(昭和59)から産業PRと地域の活性化を目的に「すみだ3M
運動」が開始されていますが、その運動の一つとして墨田区内の産業に関わるコレクションを工場や仕事場などの一部に展示し開館したのが「小さな博物館」で、ユ
ニークな活動を展開しています。
今回の部会ではこの墨田区の3M運動の概要と「小さな博物館」について、事業開始当初から関わってきた関係者
を招き、その取り組みと実践活動の報告を伺うとともに、現地の「小さな博物館」を見学し、エコミュージアム的
活動の実態を探ることにします。

5.参加費
無料  (準備の都合もありますので、参加ご希望の方は恐れ入りますが、下記の「申込み先」にFAXまたは
Eメールにて、お名前と所属・連絡先を明記して事前に申込みをお願いします)

6.参加定員
35名  (会場の都合で、参加者が定員をオーバーする場合は、申込みの先着順とさせていただきます)

7. 問合せ・申込み先
法政大学 大学院人間社会研究科  馬場研究室
〒194-0298   町田市相原町4342

〔TEL〕 042-783-2854 (研究室)  042-783-2823(資料室)
〔FAX〕 042-783-2824 (資料室)
〔E-mail〕  kenbaba@hosei.ac.jp

担当理事:馬場

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 臨時号201009

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 臨時号  <2010.9.6>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.日本エコミュージアム研究会 関西例会(10月2-3日・滋賀県)

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■1. 日本エコミュージアム研究会 関西例会
——————————————————–

滋賀県近江八幡市西の湖周辺の水郷は、2006年1月に第1号の重要文化
的景観に選定された。また、ラムサール条約の指定湿地「琵琶湖」の一部を
構成する。西の湖は、琵琶湖に現存する最大の内湖である。内湖の多くは、
食糧増産のために干拓されたが、西の湖は、ヨシ産業に用いるヨシ地保全
と治水のために、残されてきた。ヨシの生育する内湖は、稚魚や水鳥の生息
地・希少な植物の生育地としての生態系保全、水質浄化、伝統的な文化的
景観保全等で、その重要性が見直されている。
中でも、西の湖に浮かぶ2.5haの「権座」は、ヨシ地に囲まれ、田舟で渡って
耕作する水田として注目されている。重要文化的景観に選定されて以降、権
座は、酒米作りや、子どもたちの田植え体験、収穫祭等の地域イベントの場
として、利用されている。また後ろに連なる里山林ではイノシシが増え、農作
物被害が問題であるが、地元と都市住民が協働して林を伐採し、開けた場所
を作り被害を軽減する取り組みも行われている。集落営農を通じて、それなり
に手間をかけながらも楽しんで農作業を行い、その中で環境保全、文化継承
に取組んでいる白王町の住民と、交流する。
なお、近江八幡市の旧市街は、保存・再生した八幡堀、周辺の伝統的建造
物群保存地区やヴォーリズの建築が見られ、またまちづくりがさかんなところ
です。

●日時:2010年10月2日(土)~10月3日(日)

●場所:滋賀県近江八幡市の水郷地帯

●集合 近江鉄道バス長命寺線(土曜ダイヤ)円山バス停下車 12:52
長命寺線JR近江八幡駅12:40発にお乗りください
(長命寺線のバスは1時間に2・3本出ています)

●研究例会参加費
1部のみ参加者(資料代・会場代・権座に渡る舟代)
会 員:1,500円   非会員:2,000円    学 生:1,500円
1部+2部参加者(資料代等+宿泊費・食費)
会 員:8,000円   非会員:8,500円    学 生:8,000円
1部+2部+3部参加者(資料代等+宿泊費・食費+入館料・乗船代)
会 員:10,000円   非会員:10,500円   学 生:100,00円

<プログラム>

【第1部】2010年10月2日(土)13:00~17:00
■内容
ヨシの卸商の17代目で、ヨシ博物館を開設された西川嘉弘さんより、
ヨシについて解説いただきます。白王町に移り、田舟で権座に渡って
見学してから、地元の集会所で白王町の住民と懇談します。

■スケジュール
13:00 集合  円山バス停
13:05 円山町 ヨシ博物館見学+西川嘉廣館長と懇談
14:00 白王町 権座の田圃の見学、集落営農組合の作業場見学
15:20 白王町 里山再生プロジェクト活動地の見学
16:20 白王町 住民との懇談
17:00 終了  白王口バス停

【第2部】2010年10月2日(土)17:00~22:00
■内容
市民の力で空き町家をリノベーションした八幡旧市街のカフェ民宿
「八幡酒蔵工房」で、地産地消こだわりディナーと地酒『權座』に舌鼓を
打ちながら、地元で風景や生態系の保全活動に関わるキーパーソン
達を交えて大縁会をします。

■ゲスト(予定)
・八幡堀を守る会       代表 白井貞夫さん
・八幡山の景観を良くする会  代表 村西耕爾さん
・いまさかアートプロジェクト 代表 小関皆乎さん
・近江八幡市中間支援センター 事務局 土田滋男さん
・ひょうたんからKO-MA  事務局 藤田知丈さん など

【第3部】2010年10月3日(日)8:30~12:00
■内容
八幡堀~伝建地区周辺を散策し、すぐ近くに隣接しながらも白王・円山
地域とは全く文化圏の異なる近江八幡旧市街エリアの歴史・文化・自然
と、それらにプライドを持ち、いつまでも守り継いでいこうとする町民意識
の源泉に触れていただければ、と思います。元漁業者で、西の湖の生き
字引の奥田修三さんより、湖の歴史、文化と、環境保全活動の経緯につ
いて、案内してもらいます。

■コースとスケジュール
7:00~ 8:00 朝食
8:30~ 9:00 地域再生のシンボル・八幡堀周辺の散策~
日牟礼八幡宮参拝
9:00~10:00【近江商人コース】
・伝建地区「新町通」散策
・郷土資料館~歴史民俗資料館~旧西川家住宅鑑賞
【八幡山コース】
・八幡山ロープウェー乗車
・八幡山城跡散策(市民が作ったハイキングコースもあり)
・湖東平野、琵琶湖、西の湖を展望
10:00~10:30 安土へ移動
10:30~12:00 西の湖を船で見学
12:00終了

●参加申込
9月17日(金)までに、下記の内容を添えて、日本エコミュージアム研究会
事務局まで、お申し込みください。参加費は、当日徴収いたします。
日本エコミュージアム研究会事務局
E-mail: jimu@jecoms.jp 、Fax: 042-495-8963
「10/2 関西例会申込み」とタイトルを付けてください。
・氏名
・住所
・電話番号(携帯などつながりやすい電話)
・メールアドレス
・参加プログラム(いずれかを選択してください)
第1部のみ   第1部と第2部  第1部~第3部
・会員種別(いずれかを選択してください)
会員      非会員      学生

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 48号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 48号  <2010.9.4>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.2010年度全国大会in山形県朝日町の詳報(10月23-24日)
~アクセス情報の一部訂正について~
2.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編(5)」
3.事務局からのおしらせ

——————————————————–
■1. 2010年度全国大会in山形県朝日町の詳報(10月23-24日)
~アクセス情報の一部訂正について~
——————————————————–

〈テーマ〉
丸ごと博物館とエコミュージアム~交流観光について~

〈開催期日〉平成22年10月23日(土)~24日(日)

〈主催〉
日本エコミュージアム研究会
日本エコミュージアム研究会全国大会朝日町実行委員会
(朝日町・朝日町教育委員会・朝日町観光協会
・朝日町エコミュージアム案内人の会・NPO法人朝日町エコミュージアム協会)

〈後援〉
Asahi自然観・(有)朝日町ワイン・産直和合

〈ご挨拶〉
日本にエコミュージアムが紹介されて20年以上が経ちました、朝日町エコ
ミュージアムは日本の先がけとして、日本のエコミュージアム運動の先頭
にたってきました。時代に合ったのか、エコミュージアムの考え方が、全国
の数多くの地域や自治体で、町づくりや地域おこしの考え方に取り入れら
れています。特に、エコミュージアムの「地域全体が博物館」の考え方は、
地域丸ごと博物館などの形にも進化しています。
今回の大会では、エコミュージアムと丸ごと博物館を取り上げて考えること
により、日本のエコミュージアムの現状と将来の可能性を、交流観光の視
点も含めて具体的に検証します。
併せて、朝日町のエコミュージアム20年の姿を体験すると共に、朝日町エ
コミュージアム案内人の取り組み、地域再発見の方法としての宝さがしの
様子、QRコードを使用した町の案内システムも紹介致します。
つきましては、ぜひご出席下さいますようご案内申し上げます。

平成22年8月吉日
日本エコミュージアム研究会長 大原一興
全国大会朝日町実行委員長   長岡信悦

〈開催地〉
山形県西村山郡朝日町 一円

〈スケジュール・内 容〉
10月23日(土)
[会場]朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
13:00 受付
14:00 開会 大沼浮島雅楽保存会演奏他
14:30 朝日町エコミュージアム見学会
① コアセンターと機能について(30分)
② サテライト見学(90分)
・五百川峡谷エリアコース
・八ッ沼と椹平の棚田エリアコース
・大沼の浮島エリアコース
※希望のコースをお選び下さい

17:00 宿泊施設「Asahi自然観」へ移動(バス)
18:30 食事
19:30 東北地方の事例報告会
駒井 昭雄氏(くろいしまるごと博物館/青森県)
小野寺 聡氏(西和賀エコミュージアム/岩手県)
五十嵐 義展氏(三島町エコ・ミュージアム/福島県)
三浦 陽一氏(秋田内陸エコミュージアム/秋田県)
石川 勝行氏(やまもと・わたり田園空間博物館/宮城県)
・・・引き続き夜なべ談議(お酒、つまみ持ち込み歓迎)

10月24日(日)
[会場] 朝日町西部公民館

6:30  空気神社とブナ林見学会(オプショナル)
ハチ蜜の森キャンドル見学会(オプショナル)
7:30 朝食
(バス移動)

※ 朝日町エコミュージアムのもよおしに参加
9:30
朝日町エコミュージアム20周年記念事業
阿部幸作氏が遺した8mm映像上映会
・朝日町エコミュージアム20年のあゆみ
長岡 信悦(NPO法人朝日町エコミュージアム協会理事長)

・上映会「あの頃の君がいる」
▼故阿部幸作氏(あべ・こうさく) 朝日連峰を愛し朝日町を慈しんだムラの写真屋
さん
(12:00 上映会閉会)

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11:00  水口十一面観音堂・楯跡見学会(オプショナル)
※上映会の後半の時間はこちらに参加もできます。
案内人/宮本建一(朝日町エコミュージアム案内人の会 会長)

12:00 昼食・休憩
13:00 全体ディスカッション
「丸ごと博物館とエコミュージアム~交流観光について~」
コーディネイター 西澤 信雄
(NPO法人朝日町エコミュージアム協会理事)
15:00 大会閉会 (移動)
15:40 産直和合見学 お話:井沢寿一氏(産直和合代表)
16:10(有)朝日町ワイン見学 お話:白田重明氏(朝日町ワイン総務部長)

〈交通アクセス〉
▼10月23日(土)会場までの無料チャーターバスについて
発車時刻 山形空港前発13:15 → JR左沢駅前発13:35 →創遊館着13:55
●大阪から飛行機ご利用の場合
JAL2233便 大阪/伊丹空港発11:45~山形空港着13:00
(※航空運行時刻の変更に伴い30分程遅くなりました。8/26訂正)

●JR山形新幹線ご利用の場合
つばさ109号 東京駅発9:24~山形駅着11:54
左沢線 山形駅発 12:10~左沢駅着12:51

▼10月24日(日)左沢駅、山形空港までのチャーターバスについて
かえり発車時刻 西部公民館発15:30 → 産直和合・朝日町ワイン経由 →
左沢駅着17:00 → 山形空港着17:30
●大阪まで飛行機ご利用の場合
JAL2238便 山形空港発18:35~大阪/伊丹着19:55
●JR山形新幹線ご利用の場合
左沢線 左沢駅発17:17~山形駅着17:57
つばさ128号 山形駅発18:08~東京駅着20:56

▼山形自動車道ご利用の場合
・寒河江ICより35分
・寒河江SAスマートICより25分
(ETC搭載車のみ6:00~22:00)
・西川ICより30分

〈お申込み方法〉
・申し込み用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、10月8日(金)必着
で郵送もしくはメールやファクシミリでお送り下さい。
http://www.jecoms.jp/doc/taikai2010p.pdf
・参加料合計欄に、大会参加費、夜なべ談議、宿泊料、弁当代等の合計
金額を記入し、その額を送金して下さい。
・宿泊施設「Asahi自然観」のご予約は事務局でいたしますので直接申し込
まないで下さい。

〈参加料・振り込み方法〉
●参加費
・全国大会参加費 3,000円
(日本エコミュージアム研究会員は2,000円)
・宿泊料(一泊二食付き4~6人の相部屋になります)
ホテル9,000円もしくはコテージ 6,000円
・夜なべ談議(交流会)参加費 1,000円
・24日昼食弁当代      1,000円

●振込方法
参加費は現金書留か郵便振込にて送金下さい。尚、振込手数料は申込者
負担となります。
(郵便振込の場合)
口座番号 02250ー2ー84729
名義 NPO朝日町エコミュージアム協会
※郵便局備え付けの用紙をご利用下さい

●取消料について
10月19日(火)までキャンセルされた場合、参加費は全額お返ししますが、
それを過ぎた場合は原則としてお返しできませんので御了承下さい。

〈お問い合わせ・お申込み〉
朝日町エコミュージアムルーム
〒990-1442 山形県西村山郡朝日町大字宮宿2265
朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
TEL・FAX 0237-67-2128(月休み)

メール問合せ : NPO法人朝日町エコミュージアム協会
メール eco@town.asahi.yamagata.jp

要項の詳細はこちらにも
http://asahi-ecom.jp/?p=log&l=178955

申込書は
「各種書式」のページからダウンロード出来ます。
http://www.jecoms.jp/format/

—————————————————
■4. 連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編(5)」
——————————————————–

今井信五(jecoms理事)

■レンヌ地域のエコミュゼ(ECOMUSEE DU PAYS DE RENNES)
パリからTGVで約2時間。フランス西部ブルターニュ地方の中心都市
レンヌの市街と田園との境にあり、5世紀にわたりバンティネ農場(19ha)
で繰り広げられた農業の変遷、レンヌ地域の発展などをみることができる。

□住所:Ferme de la Bintinais,route de Chatillon-sur-Seiche 35200 Rennes
(33)02 99 51 38   www.ecomusee-rennes-metropole.fr
開館:4月1日~9月30日、9h~18h(土14h~18h、日14h~19h)
12h~14h展示施設閉館、月曜、祝日休み
10月1日~3月31日、火~金9h~12h、14h~18h
土14h~18h,日14h~19h 月曜、祝日休み
入館料:4.6ユーロ(6~14才は半額)
アクセス:レンヌ駅から地下鉄で約10分(1.2ユーロ)Triangle下車、出口を
出て団地地の中を南に向い、高速道路をこえると右側にバス停
Le Hil-Bintinais(市内からの61番のバスはここに停まる)バス停を背に向
かい側がエコミュゼに隣接した市民農園の入り口。5分も歩くとエコミュゼ
の入り口。地下鉄の駅から徒歩で15分ほど。

□開館当初15haだった施設は、いまでは19haになり、施設の充実を訪れる
たびに実感する。エコミュゼは、自らを「生きている遺産」という言い方をする
が、ブルターニュ地方の家畜や農作物の種の保存はもとより、農作業など
「記憶を今に活かす」活動が続けられていて、エコミュゼの理念の具体的な
ひとつの姿を見せてくれる。

——————————————————–
■3.事務局からのお知らせ
——————————————————–
○2010年度会費のお振込みをお願いいたします。ご不明の点について
は、事務局までお問い合せください。
〇新年度のスタートに伴い、ご所属や連絡先・送付先等の変更があった
方は、下記の事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。

=================================================================
日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
================================================================

2010関西例会・近江八幡市の水郷

滋賀県近江八幡市西の湖周辺の水郷は、2006年1月に第1号の重要文化的景観に選定されました。また、ラムサール条約の指定湿地「琵琶湖」の一部を構成しています。西の湖は、琵琶湖に現存する最大の内湖です。内湖の多くは、食糧増産のために干拓されましたが、西の湖は、ヨシ産業に用いるヨシ地保全と治水のために、残されてきました。
ヨシの生育する内湖は、稚魚や水鳥の生息地・希少な植物の生育地としての生態系保全、水質浄化、伝統的な文化的景観保全等で、その重要性が見直されています。中でも、西の湖に浮かぶ2.5haの「権座」は、ヨシ地に囲まれ、田舟で渡って耕作する水田として注目されています。重要文化的景観に選定されて以降、権座は、酒米作りや、子どもたちの田植え体験、収穫祭等の地域イベントの場として、利用されています。
また後ろに連なる里山林ではイノシシが増え、農作物被害が問題でありますが、地元と都市住民が協働して林を伐採し、開けた場所を作り被害を軽減する取り組みも行われています。集落営農を通じて、それなりに手間をかけながらも楽しんで農作業を行い、その中で環境保全、文化継承に取組んでいる白王町の住民と交流します。
なお、近江八幡市の旧市街は、保存・再生した八幡堀、周辺の伝統的建造物群保存地区やヴォーリズの建築が見られ、またまちづくりがさかんなところ
です。

日時:2010年10月2日(土)~10月3日(日)

場所:滋賀県近江八幡市の水郷地帯

●集合 近江鉄道バス長命寺線(土曜ダイヤ)円山バス停下車 12:52
長命寺線JR近江八幡駅12:40発にお乗りください
(長命寺線のバスは1時間に2・3本出ています)

研究例会参加費
1部のみ参加者(資料代・会場代・権座に渡る舟代)
会 員:1,500円   非会員:2,000円    学 生:1,500円

1部+2部参加者(資料代等+宿泊費・食費)
会 員:8,000円   非会員:8,500円    学 生:8,000円

1部+2部+3部参加者(資料代等+宿泊費・食費+入館料・乗船代)
会 員:10,000円   非会員:10,500円   学 生:100,00円

<プログラム>

【第1部】2010年10月2日(土)13:00~17:00
■内容
ヨシの卸商の17代目で、ヨシ博物館を開設された西川嘉弘さんより、
ヨシについて解説いただきます。白王町に移り、田舟で権座に渡って
見学してから、地元の集会所で白王町の住民と懇談します。

■スケジュール
13:00 集合  円山バス停
13:05 円山町 ヨシ博物館見学+西川嘉廣館長と懇談
14:00 白王町 権座の田圃の見学、集落営農組合の作業場見学
15:20 白王町 里山再生プロジェクト活動地の見学
16:20 白王町 住民との懇談
17:00 終了  白王口バス停

【第2部】2010年10月2日(土)17:00~22:00
■内容
市民の力で空き町家をリノベーションした八幡旧市街のカフェ民宿
「八幡酒蔵工房」で、地産地消こだわりディナーと地酒『權座』に舌鼓を
打ちながら、地元で風景や生態系の保全活動に関わるキーパーソン
達を交えて大縁会をします。

■ゲスト(予定)
・八幡堀を守る会       代表 白井貞夫さん
・八幡山の景観を良くする会  代表 村西耕爾さん
・いまさかアートプロジェクト 代表 小関皆乎さん
・近江八幡市中間支援センター 事務局 土田滋男さん
・ひょうたんからKO-MA  事務局 藤田知丈さん など

【第3部】2010年10月3日(日)8:30~12:00
■内容
八幡堀~伝建地区周辺を散策し、すぐ近くに隣接しながらも白王・円山
地域とは全く文化圏の異なる近江八幡旧市街エリアの歴史・文化・自然
と、それらにプライドを持ち、いつまでも守り継いでいこうとする町民意識
の源泉に触れていただければ、と思います。元漁業者で、西の湖の生き
字引の奥田修三さんより、湖の歴史、文化と、環境保全活動の経緯につ
いて、案内してもらいます。

■コースとスケジュール
7:00~ 8:00 朝食
8:30~ 9:00 地域再生のシンボル・八幡堀周辺の散策~
日牟礼八幡宮参拝
9:00~10:00【近江商人コース】
・伝建地区「新町通」散策
・郷土資料館~歴史民俗資料館~旧西川家住宅鑑賞
【八幡山コース】
・八幡山ロープウェー乗車
・八幡山城跡散策(市民が作ったハイキングコースもあり)
・湖東平野、琵琶湖、西の湖を展望
10:00~10:30 安土へ移動
10:30~12:00 西の湖を船で見学
12:00終了

参加申込
9月17日(金)までに、下記の内容を添えて、日本エコミュージアム研究会
事務局まで、お申し込みください。参加費は、当日徴収いたします。
日本エコミュージアム研究会事務局
E-mail: jimu@jecoms.jp 、Fax: 042-495-8963
10/2 関西例会申込み」とタイトルを付けてください。
氏名
2住所
3電話番号(携帯などつながりやすい電話)
4メールアドレス
5参加プログラム(いずれかを選択してください)
第1部のみ   第1部と第2部  第1部~第3部
6会員種別(いずれかを示してください)
会員      非会員      学生

日本エコミュージアム研究会メールマガジン 47号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 47号  <2010.8.7>
発行人:大原一興、 編集人:嵯峨創平
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[目次]
1.日本エコミュージアム研究会 関西例会の予告
2.2010年度全国大会in山形県朝日町の予告(10月23-24日)
3.機関誌16号の自由投稿原稿公募のお知らせ(再掲)
4.連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編(4)」
5.事務局からのおしらせ

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■1.日本エコミュージアム研究会 関西例会の予告
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滋賀県近江八幡市西の湖周辺の水郷は、2006年1月に第1号の重要
文化的景観に選定された。また、ラムサール条約の指定湿地「琵琶湖」
の一部を構成する。
西の湖は、琵琶湖に現存する最大の内湖である。内湖の多くは、食糧
増産のために干拓されたが、西の湖は、ヨシ産業に用いるヨシ地保全
と治水のために、残されてきた。ヨシの生育する内湖は、稚魚や水鳥の
生息地・希少な植物の生育地としての生態系保全、水質浄化、伝統的
な文化的景観保全等で、その重要性が見直されている。
中でも、西の湖に浮かぶ2.5haの「権座」は、ヨシ地に囲まれ、田舟で渡
って耕作する水田として注目されている。重要文化的景観に選定されて
以降、権座は、酒米作りや、子どもたちの田植え体験、収穫祭等の地域
イベントの場として、利用されている。また後ろに連なる里山林ではイノシ
シが増え、農作物被害が問題であるが、地元と都市住民が協働して林を
伐採し、開けた場所を作り被害を軽減する取り組みも行われている。
集落営農を通じて、それなりに手間をかけながらも楽しんで農作業を行
い、その中で環境保全、文化継承に取組んでいる白王町の住民と、交流
する。

【参考】8月18日(水)19:30~NHK「ちょっと変だぞ日本の自然」の中で、
「竹やぶとイノシシ」が放映される。見学予定の里山にNHKが取材に来た
ので、白王町の皆さんと例会の担当者の野間会員が出演する。また、路
線バスで通過する近江八幡市の旧市街は、保存・再生した八幡堀、周辺
の伝統的建造物群保存地区やヴォーリズの建築が見られるので、時間
に余裕のある方は、行き帰りに立ち寄られることをお奨めする。

○日時:2010年10月2日(土)~10月3日(日)

○場所:滋賀県近江八幡市の水郷地帯

○集合 近江鉄道バス長命寺線(土曜ダイヤ)白王口着 12:53
JR近江八幡駅発 12:40

○参加費(検討中) 1部のみ参加者(資料代・田舟代)
1部・2部参加者(+宿泊費)
1部・2部・3部参加者(+乗船代)

<プログラム>

【第1部】 近江八幡市白王町権座および里山再生プロジェクト活動地の
見学と白王町の住民との懇談 2010年10月2日13:00~17:00

【第2部】 夜なべ談義
2010年10月2日17:00~22:00

【第3部】 西の湖周辺の見学
2010年10月3日9:00~12:00

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■2. 2010年度全国大会in山形県朝日町の予告(10月23-24日)
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テーマ  丸ごと博物館とエコミュージアム

大会の趣旨
日本にエコミュージアムが紹介されて20年以上が経ちました。朝日町
エコミュージアムは日本の先がけとして日本のエコミュージアム運動の
先頭にたってきました。
時代にあったのか、エコミュージアムの考え方が、全国の数多くの地域
や自治体で、町づくりや地域おこしの考え方に、取り入れられています。
特に、エコミュージアムの「地域全体が博物館」の考え方は、地域丸ごと
博物館などの形にも進化しています。
今回の大会では、エコミュージアムと丸ごと博物館を取り上げて考える
ことにより、日本のエコミュージアムの現状と将来の可能性について、
具体的に検証します。
あわせて、朝日町のエコミュージアム20年の姿を体験すると共に、朝
日町エコミュージアム案内人の取り組み、地域再発見の方法としての
宝さがしの様子、QRコードを使用した町の案内システムを紹介し
ます。

○日時 平成22年10月23日(土)~24日(日)
○開催場所 山形県西村山郡朝日町
○主催 日本エコミュージアム研究会
全国大会朝日町実行委員会

〈日程(案)〉
▽10月23日(土)午後2時開会
朝日町エコミュージアムの見学会
コアとサテライト
エコミュージアム実践地報告会
くろいしまるごと博物館(青森)
秋田内陸エコミュージアム(秋田)
西和賀エコミュージアム(岩手)
三島町エコ・ミュージアム(福島)
宿泊 / 朝日岳山麓家族旅行村Asahi自然観

▽10月24日(日)
早朝見学会(オプショナル)
朝日町エコミュージアムの催し参加
1.朝日町エコミュージアム20年の報告
2.写真家阿部幸作氏の撮影した8mm上映会 他
ディスカッション
テーマ / 丸ごと博物館とエコミュージアム

以上の内容は案ですので変更されることもあります。
申し込み要領は決まり次第、日本エコミュージアム研究会
ホームページ(http://www.jecoms.jp)で公表します。
問合せ先 : NPO法人朝日町エコミュージアム協会
メール eco@town.asahi.yamagata.jp
電 話 0237-67-2128(月・木曜日休館)

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■3.機関誌16号の自由投稿原稿公募のお知らせ(再掲)
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機関誌16号編集委員長 馬場憲一

日本エコミュージアム研究会の投稿規程・執筆要領(いずれも、機関誌
『エコミュージアム研究』に掲載)に沿って、「論文」は10頁まで、「報告」
は6頁まで、「書評」「レターズ」は2頁までを公募いたします。
ただし、 「論文」とされたものについては、査読するという原則から、提出
いただいたものに簡単なコメントをつけてお返しし、再投稿をお願いする
こともあります。
投稿応募者には電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)を送付致し
ますので、次の期限にしたがってご応募下さい。

○応募期限:2010年8月15日まで
タイトル、氏名、所属を、メールにてJECOMS事務局宛お送りください。
○原稿投稿期限:2010年10月15日まで
レイアウトまで含めた完成原稿を、メールにてJECOMS事務局宛お送
りください。

以上

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■4. 連載エッセイ 「エコミュゼの歩き方 フランス編(4)」
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今井信五(jecoms理事)

ブルターニュはフランス西部に位置し、今もケルトの文化の伝統が強く残る
地域です。
民族や文化の違いによる差別、冷涼な気候による農業所得の低さなどから
ブルターニュの人々は、多民族国家フランスの中でも、バスク地方と並んで
地域意識が強いところです。サッカーやラグビーなどの国際試合会場では、
フランス国旗とともに、チーム内の地域出身選手を応援するためにブルター
ニュの旗(かつての王国の旗)が振られるのをよく見かけます。国鉄のローカ
ル線を担うブルターニュ地方鉄道の車両には、フランス語とブルトン語(地方
言語)で会社名が書かれていますが、それは地域言語であるブルトン語の使
用が国によって認められていることをあらわしています。

■モン・ダレのエコミュゼ(ECOMUSEE des MONTS D’ARR?E)

アルモリック地方自然公園域に1982年設立されたエコミュゼは、16世紀から
の水車を中心とした谷間の集落(1965年に廃村)と18世紀建造のコルネック
家の2か所からなり、19世紀から現在までのこの地域の日常生活を展示や
活動で体験できます。

□住所:Moulin de Kerouat 29450 Commana
Tel: 02 98 68 87 76    www.ecomusee-monts-darree.fr
開館:3月中旬~10月末 10h~18h 土曜休(7・8月 11h~19時 無休)
入館料:4.5?  パスポート・フィニステール(*) 3? (コルネック家1.5?)

*Passeport Finistere はフィニステール地域にある18の博物館が割引や
無料になる小冊子で、最初に入館した博物館でもらえます。詳しくはwww.cg29.fr

アクセス:国鉄SNCFのMorlaixから30kmほど、タクシーかレンタカーでの移動
になります。

次回はレンヌのエコミュゼをご紹介します。

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■5.事務局からのお知らせ
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○2010年度会費のお振込みをお願いいたします。ご不明の点について
は、事務局までお問い合せください。
〇新年度のスタートに伴い、ご所属や連絡先・送付先等の変更があった
方は、下記の事務局宛てにご一報頂ければ幸いです。

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日本エコミュージアム研究会 事務局  Japan Ecomuseological Society

東京都清瀬市野塩1-307-1-203(〒204-0004)
NPO環境文化のための対話研究所(IDEC)内
嵯峨創平 SAGA  Sohei
E-mail: jimu@jecoms.jp   Fax: 042-495-8963   URL: http://www.jecoms.jp/

郵便振替:00170-0-74380
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 所沢支店 普通0051860
口座名義:日本エコミュージアム研究会
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