日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

メルマガ96

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 96号   <2015.08.16>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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今年も8月15日がやってまいりました。特に70年目、ひときわ思いの深い終戦
記念日ですが、若い皆さんは、どんな思いをめぐらせる事が出来たでしょうか?
戦後生まれの私ですが、叔母が空襲の焼夷弾でのケロイド状の足を隠すため、一
切スカートをはかない事を見ています。「積極的平和外交」には、総理のより誠
実な言葉で記念日を迎える事を期待したのですが・・・

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【目次】
1.全国大会in石巻の日程おしらせ
2.8月に思う エコミュージアムと戦争と平和
2.事務局からのお願い

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1.全国大会in石巻の日程おしらせ
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今年度は、宮城県石巻市です。例年のような地元の方のお迎えの形式ではなく、
研究会会員が地域を訪ねて自分たちの目で地域を深く見つめる旅のような形に
なるかもしれません。

日程:2015/11/14(土)~11/15(日)
場所:宮城県石巻市

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2.8月に思う エコミュージアムと戦争と平和
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大原一興

8月は、私たちの生きてきた歴史の中で、戦争という事実が日常ににじり寄
ってくるのを意識し生き方を考え直す重要な月である。今年は戦後70年の節目
でもあり、独断専横の政治の動きも気になるところで、なおさら真剣に考える
必要がある。毎日世界が直面している戦争と、とりあえず平和に見える日本社
会とは、同じ地球上で連続して存在し時間を共有していることを、つまり、世
界はつながっていることに気づく姿勢は、エコミュージアムを進める上で大事
な視点であろう。私は、エコミュージアムごっこにすぎない「エゴミュージア
ム」に終始してしまってはいけない、とつねに思っている。80年代のフランス
でも小さなホームランドとして閉ざされたエコミュージアムにならないよう警
鐘が鳴らされてきた。仲間内で自己満足に陥らないよう、世界がつながってい
る中で自分たちの領域が存在することを自覚しないといけない。

国境そのものをテーマにしたエコミュージアムをいくつか訪ねたことがある。
もともと地形・地質、自然環境が共通する土地の中で住む人たちが、たまたま
政治的に分けられていき別々の文化を創っていった歴史を知ることは、自分た
ちのアイデンティティを確信する上で必要なこと。民族の文化、その独自性を
根拠におくのが、エスノロジーを基にしたエコミュージアムの本質である。し
かし、しばしばその独自性は、お互いに侵略しあってきた不愉快な歴史によっ
て成り立つこともある。台湾の北投のエコミュージアムでは、日本軍が統治し
たことによって生活文化が変化し、その結果の現在があることを認め、排日運
動を含め議論が繰り返され、「北投学」という地元学として学習がおこなわれ
ている。世界の至るところでみられる植民地の歴史は、文化の交流や融合とい
った体裁の好い言葉では言い表せないほど、対立・攻撃・暴力がうずまく。過
去の事実だが、その怨念ややるせなさはまた、庶民に内在する重要な無形の遺
産でもある。第二次大戦の記憶としてベルリンには、「ベルリンの壁」のサイ
トミュージアム、ホロコーストの記念碑、さらにユダヤ博物館ではユダヤ文化
とその受けてきた迫害の歴史、またユダヤ文化の誇りが、きちんと市民に知識
と情報の形として記憶を伝えている。

日本エコミュージアム研究会の設立は1995年のこと。アメリカ合衆国では、
スミソニアン博物館がちょうど終戦後50年目の企画展として準備されていた
「B29エノラ・ゲイ」展が、退役軍人会ほかからの強烈な抗議によって、政治
的に中止に追い込まれた直後のことであった。凄惨な被害事実を米国民に広く
知らしむるために奔走した学芸員たちの意思とは裏腹に、あたかも原爆は日本
を救って平和に寄与したかのような言われ方が優勢となったのである。この国
の首相の言説である「次世代に謝罪させたくない」ばかりか、自らの加害の事
実をもすり替えるほどの、過去を葬る傲慢な論理に、当時の博物館の世界は大
きく揺れた。故新井重三会長が、研究会のあいさつの場面で、この問題をどの
ように評価すべきなのか、われわれの記憶とは一体何なのか、と問いかけたこ
とをはっきり覚えている。

いま、朝鮮半島北緯38度線のDMZ(非武装地帯)に、1953年から立入り禁止
区域のために結果的に保護されてきた豊かな自然環境と、その地での創造的な
芸術を付加するエコミュージアムの活動がひっそりと始まっている。これはも
はや過去の戦争の歴史ではなく、現在進行形の政治的対立そのものがテーマと
なる領域の出来事で、対立と緊張の中から平和という概念を生み出すこともで
きるのではないかと期待して見守っている。

関東周辺で戦跡のネットワークを作ろうという動きもある。8月に限らず、
エコミュージアムで戦争を考えることは必要なことだと思う。なぜなら戦争の
記憶が将来の平和をつくることになるから。それが、過去から未来へ、記憶の
前進というキャッチフレーズなのだろう。               (大原一興)

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3.事務局からのお願い
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≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

(このメルマガへは返信しないでください。受信できません)
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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メルマガ95

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 95号   <2015.08.05>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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連日の猛暑に負けないためには、しっかり体調管理することが重要です。
充分に睡眠をとって、暴飲暴食しない様に心がけましょう。

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【目次】
1.総会及び研究大会開かれる
2.防災とエコミュージアム-ささやかな日常の中で-
3.事務局からのお知らせとお願い

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1.総会及び研究大会開かれる(一部省略)
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日本エコミュージアム研究会2015年度の第2回理事会及び総会

○会 場:大阪・桃山学院大学梅田サテライト
〇日 時:2015年6月21日(日)10:00~12:00 理事会
〇              13:00~13:30 総会

●研究発表会

担当の井上敏理事(桃山学院大学)の進行で以下のような発表が行われました。

○発表プログラム

江水是仁(東海大学)
「学芸員養成課程から見たエコミュージアムを活用する意義」

林依蓉(京都府立大学大学院生)
「台湾原住民Taromak族における遊び仕事研究
- 生活に密着した植物採集事例を通して -」

市川寛也(筑波大学)
「四国の秘境・山城大歩危妖怪村におけるウチとソトのまなざし
―物語ソフトの消費から物語創造への構造転換」

川邉咲子(金沢大学大学院生)
「能登半島における農具文化の連続性と新たな価値創造
~地域住民による農具の所有・活用状況の分析を通して~

○事例報告
中野喜吉(宮川流域エコミュージアム)
「全国大会から10年」として、立上時からの経過と共に現状の紹介

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2.防災とエコミュージアム-ささやかな日常の中で-
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岩橋恵子(志學館大学)

長かった雨がようやく止んだ。今年の鹿児島の6月初旬から7月にかけての雨
の量は例年の2倍以上と尋常ではなく、大雨による土石流の光景も多く見られ
た。同じ町に住む知人の家の敷地内でも地滑りが起こり、ひとごとでない思い
であった。鹿児島は、こうした水害だけでない。桜島・霧島山をはじめとした
火山災害、台風災害、それに加えて近く再稼働が予定されている原発まであり、
その災害も無縁ではない。災害先進県は、それゆえ防災先進県でもあってほし
いが、現実はなかなかそうはなっていない。

そんな折りだったからだろう。いつもの通勤途中で、ある石碑が目に留まっ
た。「水害復旧記念碑」だ。今から20年以上前、この地で起こった大水害の悲
惨な状況と、それにもかかわらず機敏な対応で最小限の被害に止めたことを記
し、再びこのようなことがないようにとの強い願いが記されている。これを見
たとたん、ただ美しいだけの海辺の景色が、厳しい環境の中での住民の生活の
息づかいが感じられるものに一変した。

災害が起こると、研究者やジャーナリストたちは、それを記録や論文として
書き起こし、今後に生かそうとしてきた。そして被災地住民たちもまた、記録
と教訓を後世に伝えようとした。しかも、彼ら住民は、災害の起きたまさにそ
の場に残し伝えようとしたのだ。それが災害石碑であり、自らの生活との関わ
りで災害を記録し教訓を伝承できる重要な現地遺産だ。だがそれは、どこまで
教訓として生かされてきたか、遺産として伝承されてきたか。私自身も、通勤
途中にあった石碑が、何年間も全く目に入らなかったのだ。

それで災害石碑について調べてみたところ、鹿児島は災害県らしく(?)災
害記念碑が数多くあることがわかった。例えば今から100余年前の桜島の大噴
火のときに建立された石碑は、わかっているものだけで70箇所もあるそうだ。
しかし、それらのいくつかは誰にも気づかれることもなくひっそり建っている
という。災害は忘れた頃にやってくるとすれば、「災害は忘れなければ防げ
る」とは、鹿児島の火山学者の言。石碑には、災害に対して私たちが心してお
くべき環境と人間の関わりの物語が詰まっている。それを現地遺産として生か
せば、エコミュージアムは、防災活動の一翼を担うことができるはずだ。

今年のエコミュージアム全国大会は、岩手が会場である。エコミュージアム
のもつ防災力への可能性を考えながら参加したいと思っている。(岩橋恵子)

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3.事務局からのお願い
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メルマガ発信が遅れ、お待たせをしてしまいました。
毎号理事からの原稿ですが、会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしています。

≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

(このメルマガへは返信しないでください。)
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エコミュージアム海外セミナー、ベルギーとフランスへ

8月24から8日間の日程でベルギーとフランスのエコミュージアムを見てきました。
日本からの訪問を伝える現地の新聞記事です。

ガラス工房訪問を伝える現地の新聞記事。

ガラス作品に挑戦!

ガラス作品に挑戦!

メルマガ94追補

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 94号追補版 <2015.06.17>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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メールマガジン94号の[1.総会及び研究大会プログラム]中、プログラム部分を、
以下の様に追補いたします。

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○発表プログラム 14:00~15:20

江水是仁(東海大学) 14:00~14:20
「学芸員養成課程から見たエコミュージアムを活用する意義」

林依蓉(京都府立大学大学院生) 14:20~14:40
「台湾原住民Taromak族における遊び仕事研究
- 生活に密着した植物採集事例を通して -」

市川寛也(筑波大学) 14:40~15:00
「四国の秘境・山城大歩危妖怪村におけるウチとソトのまなざし
―物語ソフトの消費から物語創造への構造転換」

川邉咲子(金沢大学大学院生) 15:00~15:20
「能登半島における農具文化の連続性と新たな価値創造
~地域住民による農具の所有・活用状況の分析を通して~

○事例報告 15:20~16:00

中野喜吉(宮川流域エコミュージアム)
井原満明(㈱地域計画研究所)

(このメルマガへは返信しないでください。)
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メルマガ94号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 94号   <2015.06.15>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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まもなく総会と研究大会です。(6月21日・日曜日)

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【目次】
1.総会及び研究大会プログラム
2.エコミュージアム海外セミナー
3.東日本大震災とエコミュージアム
4.事務局からのお知らせとお願い

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1.総会及び研究大会プログラム
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〇会 場:桃山学院大学「梅田サテライト」
〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング(8F)
TEL 06-6131-8981

梅田サテライトは梅田の阪神百貨店の建物の裏側の、1階にタリーズコーヒー
が入っているビルの8階。
阪神百貨店の建物を探しながら、タリーズの看板を目印に。

〇日 時:2015年6月21日(日)
13:00~14:00 総会
14:00~16:00 研究発表会
16:00 解散

〇担当理事:井上 敏(桃山学院大学)

○発表プログラム
江水是仁(東海大学)
「学芸員養成課程から見たエコミュージアムを活用する意義」

林依蓉(京都府立大学大学院生)

市川寛也(筑波大学)
「四国の秘境・山城大歩危妖怪村におけるウチとソトのまなざし―物語ソフト
の消費から物語創造への構造転換」

川邉咲子(金沢大学)
「能登半島における農具文化の連続性と新たな価値創造~地域住民による農具
の所有・活用状況の分析を通して~

○他に事例報告等

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2.エコミュージアム海外セミナー
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ブリュッセル・パリ8日間 【出発】2015年8月24日~【帰国】8月31日

○1日目
8月24日(月)関西空港発 10:15日本時間 LH741便フランクフルト着15:00
(所要時間:約12時間)  昼食:機内
乗り継ぎ フランクフルト発 ブリュッセル着 夜(所要時間:約1時間)
着後、専用車でホテルへ (ブリュッセル泊)

○2日目
8月25日(火)
ブリュッセル~ラ・ルーヴィエル 午前 55km
「Ecomusee du bois du luc」視察 午前:プレゼンテーション
午後:ミュージアム見学   ホテルへ (ラ・ルーヴィエル泊)

○3日目
8月26日(水)
ラ・ルーヴィエル 「Ecomusee de Viroin」視察
午前:プレゼンテーション
午後:ミュージアム見学   ホテルへ (ラ・ルーヴィエル泊)

○4日目
8月27日(木)  ラ・ルーヴィエル~フルミエ
14:30  16:30 「Musee du Textile(フルミエ)」視察
14:30~15:30 プレゼンテーション
15:30~16:30 ミュージアム見学+ガイディングツアー
ホテルへ (フルミエ泊)

○5日目
8月28日(金)  フルミエ~パリ 10:00 11:30 (210km)
「Musee du verre(トレロン)」視察
ミュージアム見学+ガイディングツアー 着後ホテルへ (パリ泊)
—ここまで専用車利用—

○6日目
8月29日(土)  パリ
終日 フリータイム (パリ泊)

○7日目
8月30日(日)
午前 空港へ(送迎は含まれておりません)
パリ発 空路、フランクフルトへ(所要時間:約1時間半)
乗り継ぎ フランクフルト発  13:30 LH740便 帰国の途へ(機内泊)

○8日目
8月31日(月)  朝食:機内 関西空港着 7:20(日本時間) 着後、解散

※利用予定航空会社:LH(ルフトハンザ・ドイツ航空)、
※この日程表に記載の内容は、天候や交通渋滞、休館日等の現地事情、
交通機関の都合により変更となる場合があります。
食事:朝食のみホテルで、昼夕は各自。

費用約37万円(燃料代含む)+3万円(ガイド料等)=約40万円
申込受付:6月24日(水)まで。

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3.東日本大震災とエコミュージアム
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イーハトーブ・エコミュージアム研究会 今橋克寿

多くの人々の人生をすっかり変えてしまった、平成23年(2011年)3月11日
に発生した東日本大震から、4年3か月が経ちました。巨大地震と津波により、
東北の太平洋岸は自然も町も、その景観や営みが大きく変貌しています。生き
ている地球によってもたらされた千年に一度という大災害に遭遇した私たちは、
被災者、支援者、その他いずれの立場にしても、同時代のこの出来事の当事者
として、多様なかたちで復興の途上にある人々や自然とあらためて出会い、か
かわり、つながり、その記憶のバトンを次代へとしっかりと手渡していく使命
を担うことになったのではないかと考えます。阪神淡路(1995年)、新潟中越
(2004年)、能登(2007年)と続いた近年の震災からの教訓は、東日本大震災
でも確実に生かされた面もあるでしょう。同時に、まだまだ活かしきれていな
いこともたくさんあります。

私がこの3年あまり当地岩手県沿岸の宮古市でお世話になる中でも、復旧・
復興の不断のいとなみが多くの人々によって多彩に繰り広げられていることが
よく見てとれます。例えば、環境省方面ルートで『三陸復興国立公園』や震災
遺構活用、文部科学省方面ルートで『三陸ジオパーク』と世界文化遺産活用、
国土交通省・観光庁ルートで『三陸鉄道』などを活かしたインバウンドのツー
リズムがあります。それらと綾なすように、地元の岩手大学や県立大学はじめ
国内外の大学や研究機関の方たちが、それぞれのスタンスでかかわられていま
す。

震災以前にはなかったそのような追い風や潮流を受けて、地域の資源を見直
し、その価値を活かしたまちづくりの経験を少しずつ積み上げてきた地元の市
民セクターの動きも、しだいに見え始めてきました。いよいよこれからは、そ
ういうNPO団体や三陸の志士たちと、彼らをしっかりカウンターパートとし
て位置づけタッグを組んでくれる寄り添い型の協力団体や個人らとの、言わば
『同志の糾合』が起ってくるようです。試行錯誤のなかで、それらの成長発展
や淘汰が繰り返されるフェーズ。今と当面の間に、周囲で起っていくことをそ
んなふうに見ています。

今秋のエコミュージアム全国大会が、石巻市で開催されることは、東日本大
震災で最大の被災地となった同市の人々にとっても、持続可能なまちづくりを
めざす私たちのエコミュージアム活動にとっても、有意義なことだと期待して
います。
(今橋克寿)

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4.事務局からのお願い
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締切まじか(6/24)ですが「エコミュージアム海外セミナー」ガイド料、バス
代等割勘部分あり、一人でも多くお知り合いをお誘いして下さい。

≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

(このメルマガへは返信しないでください。)
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事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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メルマガ93号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 93号   <2015.05.15>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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早い時期の台風も来ました。黄砂も来る季節ですが、新緑の中、自然により
近づくいい季節を逃さぬ様に五感で感じましょう。

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【目次】
1.総会及び研究大会のご案内
2.フランス方面・研修旅行に出かけましょう。
3.エコミュージアムの活動(プロジェクト)と仕組づくり(システム)
4.事務局からのお知らせとお願い

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1.総会及び研究大会のご案内
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来月は、恒例の総会と研究大会です。
下記の要領で発表者を募集いたします。奮ってご応募下さい。

〇会 場:桃山学院大学「梅田サテライトキャンパス」
〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング(8F)
TEL 06-6131-8981

〇日 時:2015年6月21日(日)
13:00~14:00 総会
14:00~16:00 研究発表会
16:00 解散

〇担当理事:井上 敏(桃山学院大学)

<1>研究大会を総会と併せて開催いたします。
<2>それに伴って、研究発表者を公募いたします。

1.研究発表の申し込み締め切り:2015年6月10日(水)

2.発表の申し込み内容

○自由研究発表の応募について
(1)研究内容 エコミュージアムに関する研究
(2)応募資格 本研究会会員または複数の発表者の場合、本研究会の会員が含
まれていること
(3)申し込み必要事項
発表題目、氏名、連絡先(住所、電話、FAX、E-mail)、所属(勤務先)、
および 発表時の使用希望機器、200字程度の簡潔な発表要旨。

○送付先 e-mail:s-inoue@andrew.ac.jp

※発表者には、後日、機関誌『エコミュージアム研究21号』への論文、報告
として投稿していただきますので、よろしくお願いします。
(担当理事:井上 敏)

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2.フランス方面・研修旅行に出かけましょう。
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エコミュージアム研修旅行
(コースの詳細な点は訪問相手先の都合等で変更される場合あります。)

ブリュッセル・パリ8日間

出発 2015/8/24(月)08:15集合
帰国 2015/8/31(月)07:20帰着

1 8/24(日本時間)
関西空港10:15発 LH741便フランクフルトへ約12時間
乗り継ぎしてブリュッセルへ約1時間
ブリュッセル泊

2 8/24(現地時間、日本では8/25)
ブリュッセル~ラ・ルーヴィエル 専用車で55km
エコミュージアム視察 Ecomusee du bois du luc
(ラ・ルーヴィエル泊)

3 8/25(現地時間)
ラ・ルーヴィエル
エコミュージアム視察 Ecomusee du Viloin
(ラ・ルーヴィエル泊)

4 8/26(現地時間)
ラ・ルーヴィエル14:30~16:30フルミエ
エコミュージアム視察 Ecomusee du Textile (フルミエ)
(フルミエ泊)

5 8/27(現地時間)
フルミエ10:00~11:30パリ 専用車210Km
エコミュージアム視察 Ecomusee du verre(トレロン)
(パリ泊)
6 8/28(現地時間)
パリ
終日フリータイム
(パリ泊)
7 8/29(現地時間、日本時間8/30))
パリ発フランクフルト乗り継ぎ
フランクフルト発 13:30 LH740
(機中泊)
8 8/31(日本時間)
関西空港 07:20着

●参加者のまとめ
6月24日(水)までに事務局へ。

滞在中の視察地移動は専用車(バス)

●旅費は40万円程度。
詳細は、決定次第連絡します。

●時差は日本時間マイナス7=中央ヨーロッパ時間(サマータイム)
(例:日本時間 07:00 JST=0:00 CET)

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3.エコミュージアムの活動(プロジェクト)と仕組づくり(システム)
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井原満明/㈱地域計画研究所

最近、仕事先でエコミュージアムに類した地域づくりに良く出会います。よ
くよく聞いてみると、「エコミュージアムという響きがよいから」「なんとな
く地域まるごと博物館というイメージがよいから」などとの答えが返ってきま
す。「うぅん?」と首をかしげることもありますが、「エコミュージアム」と
いう名前がそこまで広がっているのかと思うとまんざらでもない感じがします。
これがきっかけで、エコミュージアムの勉強会が開かれた地域もあります。確
かにエコミュージアムの取組みが広がっているという実感もありますが、一方、
エコミュージアム研究会では20か所で全国大会を開催してきました。その中に
はすでに解散したのかどうか、自然消滅したところも少なくはありません。

「継続は力なり」とは言うものの、エコミュージアムは生きた活動であると
考えれば、解散することや自然消滅することも当然のことで、かえって継続や
持続することを目的とする活動よりも、ある一定の役割を終えたら次の展開に
進むことも大切なことです。

また、地域づくりでは、当初立ち上げたメンバーたちは「産みの苦しさ」を
味わい、継続するにつれて「育ての苦しみ」に変化していき、その過程で後退
し、衰退したり、自然消滅したりするケースが少なくありません。特に日本の
住民活動にとって中心的なメンバーの交代時期には、組織そのものの存続が危
ぶまれることも良くあることです。

地域づくりを考えると、活動そのもののあり方とともにそれを支えていくあ
るいはそれを推進していく組織(仕組み/システム)のあり方も重要な要素を
持っていると考えています。

エコミュージアムの運動(活動)では、その取り組みは地域性を持っており
様々なかつ多様な活動があることは言うに及びませんが、そのための仕組みが
とても弱いのではないかと考えることがあります。仕組みづくりについては改
めて報告したいと思いますが、英国の地域づくりの仕組みの基本は、「住民」
と「民間(企業)」と「行政」が地域でパートナーシップを構築することです。

日本のエコミュージアム活動にとってどんな仕組みを作ったらよいのか、こ
れからの課題だと思っていますし、20年を迎えたエコミュージアム研究会では、
活動(プロジェクト)の内容よりもそれを支える仕組みづくりのあり方に取り
組むことも重要な時期にあるのではないかと考えています。
(井原満明)

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4.事務局からのお願い
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海外研修旅行については、参加人数により参加費用が変わります(バス代、ガ
イド料等の割り勘部分)。お知り合いをお誘いして下さい。

≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

(このメルマガへは返信しないでください。)
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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メルマガ92号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 92号   <2015.04.15>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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桜の花が散った地域に、予想外の寒さが訪れています。東北の災害の日からも
う4年目を迎えてしまいました。再興へのそれぞれの努力に応援したいです。

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【目次】
1.全国大会in石巻の日程
2.エッセイ「記憶」と「衝撃」
3.事務局からのお知らせとお願い

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1.全国大会in石巻の日程
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今年度は、宮城県石巻市です。例年のような地元の方の盛大なお迎えの形式で
はなく、研究会主催の地域を訪ねて自分たちの目で地域を深く見つめる旅のよ
うな形に近いかもしれません。会場を確保しました。

日程:2015/11/14(土)~11/15(日)
場所:宮城県石巻市

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2.エッセイ「記憶」と「衝撃」
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桃山学院大学経営学部:井上 敏

今年は終戦70年という節目の年。そして阪神大震災からも20年が経ったこと
になる。テレビや新聞などの特集でも戦争遺産や東日本大震災の震災遺構の保
存問題などが取り上げられ、少しでも私たちの記憶の風化を食い止めようとい
う動きが報道されている。
私は大学で博物館学芸員課程のコースの責任者として教鞭を取っているが、毎
年学生さんは巣立っていき、入れ替わっていく。現在の彼らの年齢を考えれば
当たり前だが、今では阪神大震災の記憶を実体験として持つ学生さんはほとん
どいないに等しいのだ。それが関西の学生さんであったとしても。

博物館学芸員課程の私の講義ではエコミュージアムの話をし、その中で記憶
の保存の話もするが、それ以外にも世界遺産、産業遺産、戦争遺産…などあげ
ればきりがないほどのテーマを話す。それなりに勉強して学生さんに講義して
いるつもりだが、一方で正直なところ、自分はどこまで戦争のことをわかって
いるのか、と振り返るようにもなってきた。
その振り返るきっかけとなったのは昨年行われた全国の大学学芸員課程担当者
が集まる会合の為、沖縄に出張した際、沖縄の戦跡めぐりともいえる見学コー
スに参加した時のことだった。歴史は好きだが、戦争、特に第二次世界大戦、
太平洋戦争のあたりというのは敬遠、特に悲惨さが多く語られるところになる
と目をそむけていたというのは否定できない。そういう私が沖縄の悲惨な戦跡、
とくに「ひめゆりの塔」の資料館を見たときの衝撃は言葉にできなかった。

「ひめゆりの塔」に関する知識は多少あったつもりだったが、あの館で語ら
れている少女一人一人のことが書かれているパネルを見た時、自分は何も知ら
ない人間であることを思い知らされた。彼女たちの人生に向き合い、そこに掛
けられているパネルを読んでいた時の胸の苦しさは言葉にできなかった。この
若さで戦場に放り出され、すぐ目の前にアメリカ軍が迫っている中で各自で逃
げろ、と言われた彼女たちに何ができたのか、やり場のない怒りがふつふつと
起きてきたのを覚えている。私は戦後の生まれだから、戦争の記憶というのは
当然全くなく、私の親の世代ですら戦争中の記憶はない。だが、この資料館の
パネルと向き合って、どのようなお題目を唱えられた戦争であれ、戦争という
ものはこのような悲惨な状態を招くことだけは日本人全員が肝に銘じておかな
ければならないことに思えた。

館の壁にかかっている、死んでいった一人一人のことが書かれているあのパ
ネル、そしてそれを読んでいて襲われた衝撃…。少し時間を置いて考えてみる
とエコミュージアムでいう記憶の保存の意味はあのような経験にあるのではな
いか、と思った。記憶を直接持っていない人間にも衝撃を与え、記憶がつなが
れていく…、それが繰り返されていき、個人のものだけでない地域の記憶とな
るのだろうか。改めてそう考えさせられた経験だった。
(井上 敏)

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3.事務局からのお願い
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海外研修旅行について、「日程と行先」は前号でお知らせの通り2015年8月24
(月)~31日(月)の8日間、アベノアエコミュージアム(以前のフルミ・ト
レロンエコミュゼ)とボア ド リュックエコミュージアム(以前のベルギーサ
ントル地区エコミュゼ)。参加者数の把握のため参加を予定されます方は、早
目に事務局までご連絡ください。
現時点で参加確定でなくとも、心づもりのある方もその由ご連絡下さい。

≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

(このメルマガへは返信しないでください。)
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
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〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
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口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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メルマガ91号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 91号   <2015.03.20>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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今年は、JECOMS設立20周年です。その事業の一環として海外研修旅行を企画い
たしました。ご一緒して、共に学びたいと思います。お知り合いにもお声掛け
いただき有意義なものにしたいと思います。

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【目次】
1.フランス方面・研修旅行案内(概略)
2.被災地とエコミュージアム
3.事務局からのお知らせとお願い

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1.フランス方面・研修旅行案内(概略)
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今夏、フランス方面へのエコミュージアム研修旅行を計画しました。
詳細は、決定次第にJECOMSのホームページ www.jecoms.jp メルマガ等でおしら
せします。

現在決まっている日程は以下の通りです。(詳細は変更の可能性あります)
●日 程:2015年8月24(月)~31日(月)の8日間
●訪問先:アベノアエコミュージアム(以前のフルミ・トレロンエコミュゼ)と
ボア ド リュックエコミュージアム(以前のベルギーサントル地区エコミュゼ)

○申込み締切  :2ヶ月前、旅費振込は1ヶ月前
○取扱い旅行会社:JTB西日本
○発着空港   :関西空港
○参加人員   :15~20人程度まで(申込順)

フランスベルギー国境にほぼ隣接する2つのエコミュゼを訪問しようと思います。
ベルギーの方は世界遺産にも登録されています。
ブリュッセルから入ってパリから帰る予定です。金額は40万円前後で35万円位を
目指しています。ユーロ為替変動次第のところもあります。
エコミュージアム見学には通訳を付け、現地では質疑の時間を作る予定です。

旅行に先立ち多くのご参加をいただくことが第一ですが、事前に質問項目や研修
内容を伝えておくことが大事です。それによって先方へのコーディネート額も影
響します。行かれない人もこんなことを聞いてきてほしいと言うことを教えてく
ださい。

考えられる質問は設立の経緯と変化の経緯、住民の関わり、長期間続いているの
で、地域社会への貢献の内容、組織、運営状況、観光との連携、イタリアエコミ
ュージアムのチェックリストによるチェック、環境と人間の関わりに対する認識
等があると思います。定義等の概論は事前の勉強でできるとしてなるべく具体的
な事柄について聞けたら良いと考えています。活動している方からすれば資金調
達や入場料等自己資金づくりも興味あるかも知れません。実際には全部答えてく
れる訳ではありませんがどんなことに関心のある集団かを知らせておくのは良い
ことと思います。

活動されている方、研究している方にもお声掛けください。申し込み締め切りは
2ヶ月前、旅費振込は1ヶ月前になると思います。旅行会社は JTB西日本に依
頼しています。発着は関西空港にしています。純粋な観光気分の参加の方は満足
度が低く(金額に対して)なるかもしれませんので、エコミュージアムに興味の
ある方の参加を望んでいます。15~20人くらいが適当と思います。現地の移動は
バスになります。

なお、現地で個人的に滞在を延期することは可能です。催行が決まりましたら、
個別に旅行会社(JTB西日本)と交渉します。 同じ航空会社利用での帰国が条件
になると思います。現地集合、現地解散の方はとりません。
(吉兼秀夫)

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2.被災地とエコミュージアム
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NPO法人朝日町エコミュージアム協会副理事長
安藤竜二(蜜ロウソク製造業)

震災後、ガソリンが手に入り、はじめてボランティアに駆けつけた被災地が石
巻だった。町じゅうがグチャグチャ。 憧れの『サイボーグ009』の像達も泥まみ
れで倒されていた。 雪の降る中、専修大学5号棟前のボランティアセンターで即
席のチームを作り、がれき撤去にたずねたお宅は、奥さん一人を残して家族全員
が津波で流されていた。悲惨以外のなにものでもなく、全員ただ黙々と作業をこ
なした。よそ者の私でさえトラウマになりそうな光景なのに、なにもかも失った
被災者の喪失感は計り知れない。

その後、縁があって市内の被災地2ヵ所と関わらせていただいた。
一ヵ所は市北部の雄勝町。ここは地元で採れる雄勝石を材料にした硯(すずり)
や、東京駅の屋根材にも使われているスレートの一大生産地だ。海沿いに広がる
この町は9割の建物が流失し、4300人のうち250人が犠牲となった。
仮設住宅は 500人分しか設置できなかったためほとんどの住民は町外にバラバラ
に避難している。40人いた硯職人も二人が亡くなり、ほとんどの方が町外に避難
している。道具も家とともに流されたため、現在は仮設共同作業場で数人の方が
かろうじて仕事を進めている状況だ。さらに雄勝石の採掘業者も撤退し材料入手
も困難となっている。私はここで二度、雄勝石の燭台づくりに合わせて蜜ロウソ
ク作りの体験会を開かせていただいた。 蜜蝋の黄色に雄勝石の優しい黒はとても
相性がいいのだ。

もう一ヵ所は、住吉町にある石巻惣鎮守の大島神社。川縁には石巻の名前の由
来となった巻石がある。ここは、社殿の被害は免れたものの、これからかさ上げ
される堤防工事により、昔の面影はまもなく無くなってしまう。東北神道青年会
の主催する思い出作りのイベントに招かれ、みんなの作った蜜ロウソクで境内を
優しい灯りで包むことができた。

以来、ずーっと、エコミュージアムは被災地に寄与できないだろうかと考えて
いた。そして先月、同じ思いを持つ日本エコミュージアム研究会の吉兼会長の働
きかけで、石巻市の観光シンポジウムに参加させていただいた。奇しくも会場は
ボラセンのあった専修大学5号棟。

吉兼氏の観光の動向とエコミュージアムの概要を伝える講演の後、私から朝日
町エコミュージアムの具体的な活動についてお話させていただいた。漠然とだが、
高度経済成長期で傷ついた山村「朝日町」のアイデンティティーを、エコミュー
ジアムが取り戻してくれたように、震災で傷ついた被災地にもエコミュージアム
は有効なのではと考えている。

それには、朝日町エコミュージアムが大切にしているキーワード「住民ひとり
一人が学芸員」の方法が大切なポイントとなる。地域の様々な宝(自然・文化・
歴史・産業などの有形無形の資源)について、専門学芸員や教育者が住民に教え
るのではなく、その宝に関わる住民の皆さんに教わり、文章化や催しなど博物館
的な調査・普及活動を共に行い、地域住民みんなで共有するのである。教育委員
会や大学などが培っていた学術的なこととあいまって、宝はさらに魅力あるもの
に磨かれる。さらに、明らかにされた宝を訪れる観光者への説明も、有料で住民
の皆さんにお願いする。朝日町では25年の間に、様々な宝について関わる多くの
地域住民とともに明らかにし、15冊の小冊子を作ることができた。その小冊子を
開けばどれも朝日町民が話しかけてくる。

これらの参加型の取り組みにより、吉兼氏も仰っていた被災地の記憶の井戸を
掘ることになり、様々な宝は、確実に住民の心の財産になるとともに、地域らし
さを失わずに未来の町づくりへ活かせることになる。それは観光者にとっての
「魅力」にもなるし、なにより、震災で希薄となった住民と地域の絆を強くし、
住民流失を防ぐ可能性もある。

シンポジウム後半のワークショップでは、専修大学の先生の指導で「オリジナ
ル街マップを考えよう」と、住民の皆さんがグループに分かれてKJ法による作業
が行われたのだが、大切に心にしまっていた記憶が、地図にみごとに散りばめら
れた。参加者の皆さんの活き活きとした作業風景はとても印象的だった。

アイデンティティーを失わず、地域らしさが活かされる町づくりのために、こ
つこつとしたエコミュージアムの活動は、きっと少しずつしっかりと被災地の力
になれることを信じている。                      (安藤竜二)

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3.事務局からのお願い
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海外研修旅行について、「日程と行先」だけですが、皆さんのご予定のため、
お知り合いにも広報下さい。詳細は、決まり次第、メルマガ等でお知らせしま
す。

≪以下は毎号同じです。≫
▼ 会員の皆さん、それぞれの地域での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

(このメルマガへは返信しないでください。)
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〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
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口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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エコミュージアム研修旅行(コース概要)

ブリュッセル・パリ8日間 (訪問相手先の都合等で変更される場合あります。)

出発 2015/8/24(月)08:15集合
帰国 2015/8/31(月)07:20着

1 8/24(日本時間)
関西空港10:15発 LH741便フランクフルトへ約12時間
乗り継ぎしてブリュッセルへ約1時間
ブリュッセル泊

2 8/24(現地時間、日本では8/25)
ブリュッセル~ラ・ルーヴィエル 専用車で55km
エコミュージアム視察 Ecomusee du bois du luc
(ラ・ルーヴィエル泊)

3 8/25(現地時間)
ラ・ルーヴィエル
エコミュージアム視察 Ecomusee du Viloin
(ラ・ルーヴィエル泊)

4 8/26(現地時間)
ラ・ルーヴィエル14:30~16:30フルミエ
エコミュージアム視察 Ecomusee du Textile (フルミエ)
(フルミエ泊)

5 8/27(現地時間)
フルミエ10:00~11:30パリ 専用車210Km
エコミュージアム視察 Ecomusee du verre(トレロン)
(パリ泊)
6 8/28(現地時間)
パリ
終日フリータイム
(パリ泊)
7 8/29(現地時間、日本時間8/30))
パリ発フランクフルト乗り継ぎ
フランクフルト発 13:30 LH740
(機中泊)
8 8/31(日本時間)
関西空港 07:20着

参加者名簿のまとめ
6月24日(水)まで

滞在中の視察地移動は専用車(バス)

●時差は日本時間マイナス7=中央ヨーロッパ時間(サマータイム)
(例:日本時間 07:00 JST=0:00 CET)

●電話
日本へかける
国際電話認識番号:00
日本の国番号:81
相手の番号(頭の0をとって市外局番号から)
(例:東京03-3456-7890なら00-81-3-3456-7890)

パリにかける
電話会社の番号:0033(例はNTTコミュニケーションズ)
国際電話認識番:010
フランスの国番号:33
相手の番号(頭の0をとって市外局番号から)
(例:パリの01-2345-7890なら0033-010-33-1-2345-6789

メルマガ90号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 90号   <2015.02.28>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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去る2月23日には、あなたが主役!地域がまるごと博物館「エコミュージアム」
をテーマに宮城県・石巻専修大学で大学と地元信用金庫との連携で進める地域観
光シンポジウムが開催され吉兼会長と、安藤理事の講演が行われました。
ワークショップでは「オリジナル街マップを考えよう」とグループの分かれての
作業が行われました。

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【目次】
1.NPO北はりま空間博物館の取り組み
2.全国大会2015in東北・石巻(日程の予定)
3.事務局からのお知らせとお願い

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1.NPO北はりま空間博物館の取り組み
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NPO北はりま空間博物館の取り組み
阪南大学 吉兼秀夫
兵庫県西脇市と多可町をテリトリーとする田園空間博物館事業(エコミュージア
ム事業)は国の田園空間博物館事業によって始められた事業である。(国の事業
としては平成21年の事業仕分けで廃止)本来は農業・農村の営みを通じてはぐ
くまれてきた地域資源を歴史的・文化的視点から見直し、伝統的な農業施設や美
しい景観を空間全体として整備・再生し魅力ある田園空間を生み出す取り組みと
して、エコミュージアムの概念を取り入れてスタートしたものである。先日観光
アドバイスのため訪れた西脇市で、北はりま田園空間博物館事業がその後も活発
に続けられていることを知ったので、その活動概要を紹介したい。

北はりま田園空間博物館は当初1市4町(中町、加美町、八千代町、黒田庄町、
西脇市)の領域で始まったが、平成の合併によって領域は西脇市・多可町となっ
た。2001年に登録された道の駅北はりまエコミュージアム(北はりま田園空
間博物館総合案内所)を活動拠点とし、その指定管理者となっている.この収入
が重要な活動資金となっている。

地域は北緯35度、東経135度が交差する日本のへそを標榜するに西脇市を
中心とする。領域人口は64938人(平成27年1月)。面積は317?。
加古川、杉原川、野間側の3川が地域を流れ、異なる文化を共有する。登録サテ
ライトは212館である。サテライトはNPO法人に申請され登録される。年会費は
3650円(通例)である。事業はNPO法人になっており、NPO会員の年会費は年
1200円。会員資格は個人で各部会に所属することになっている。会員数は1
10名である。組織は総会、理事会の下に5つに部会(地域交流部、都市交流部、
総務部、特産品部、広報部)を持ちこれを事務局が支える。そのもとにサテライ
トと特産品納入者が位置する組織構図となっている。事業費は5000万円で、
指定管理の道の駅委託事業収入(事業委託・販売手数料)がその大半を占めてい
る。

各部会の活動内容を見ると、総務(募集・啓発・施設)では会員研修(成功事
例見学等)を行ない、でんくうFUNクラブ(会員以外の事業支援者組織)を募集し、
サテライト募集、視察受け入れ(ラオス青年団も受け入れた)、道の駅施設管理
を行なう。
広報部はニュースでんくうを発行、ホームページ(http://www.k-denku.com)の
運営、サテライト訪問企画などを行なう。ニュースでんくうは毎月発行で150
0部を発行している。でんくうマップは10000部を発行している。イベント
&カレンダーは季刊で30000部を発行。全サテライトを掲載した丸ごとガイ
ドは5000部を発行している。道の駅には情報展示コーナーがあり、サテライ
トの紹介も月替わりで行なわれている。都市交流部ではサテライトの運営支援を
担当し、サテライト交流バスツアーを年10回企画。あぐり(農業)体験バスツア
ーを年2回、サテライト訪問スペシャルツアーを3回開催し、ボラティアガイド
養成講座の開催、サテライトフォトコンテストなどを実施している。地域交流部
は交流企画や運営を担当するが、体験学習室企画(年10回)体験室活用事業、自
然環境調査等を行っている。子供達を対象とした多様な体験プログラムが実施さ
れている。特産品部は収益事業の支援であるが、道の駅広告宣伝、販売促進、そ
の他の事業を行っている。道の駅は35万人以上の来場があり、増加傾向にある
ようである。売り上げも14000万円に達している。

サテライトには日本のへそ公園、播州織工業協同組合、黒田官兵衛生誕地の会、
兵主神社、大城戸社寺屋根職人、旧来住家住宅、播州織工房、西脇大橋ラーメン、
播州毛鉤、播州織パッチワークキルト等、地場産業を中心に多様な業種が含まれ
ている。

JECOMS憲章に見る定義に合致した活動かどうかはすぐには評価できないが、地
域活性化活動を担っていることは間違いない。行政との距離に不安があるが、そ
れだけ自律した活発な活動となっている。道の駅収入が活動を支えていることも
大きい。地域の記憶に丁寧に光を当て、科学的な検証を続けるというエコミュー
ジアムが大切にする活動の持続性は未知数だが、自分たちの宝を自ら活用しよう
という姿は見ることができた。今後見守っていきたい。
阪南大学 吉兼秀夫(文責)

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2.全国大会2015in東北・石巻(日程の予定)
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今年の全国大会は、東北・石巻で皆さんとお会いしたいと思います。
11月14~15日もしくは、11月7~8日頃を予定しています。
詳細決まり次第このメルマガなどでお知らせします。

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3.事務局からのお願い
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≪以下は毎号同じです。≫
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また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
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1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380  (会費振込先はこちら)
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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