日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

メルマガ54号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン 54号 <2012.02.10>
発行人:大原一興 担当:井原満明 編集:中野喜吉
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目次
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はじめに-理事の新年の挨拶(続き)
1.関西例会の案内(再掲)
2.朝日町エコミュージアム協会からのお知らせ
3.東日本大震災後、名取市でエコミュージアム研究会がスタート
4.事務局から
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はじめに-1月号に掲載出来なかった理事からの新年の挨拶を掲載します。

年月が経つ程、朝日町エコミュージアムが大切にしてきた「住民一人ひとり
が学芸員」のスタンスが大切なことを実感しています。地域から財 産に思われ
るエコミュージアムこそ地域により寄与するものと思いま す。朝日町の失敗・
成功を日本のエコミュージアムに活かせれば幸いで す。(安藤 竜二)

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★★1.関西例会のお知らせ(再掲)
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関西例会を開催いたします。1月のメルマガからの再掲です。2月12日で、
開催間際ですが、ご案内いたします。

○日時:2012年2月12日(日)14:30~16:30
○場所:キャンパスプラザ京都 2F 第1会議室
○JR京都駅ビル駐車場西側  TEL.(075)353-9111
○地図のURL http://ow.ly/8cMkI

【発表者:近藤紀章( 五環生活 事務局長)】
演題:実践としての五環生活
紹介文:五環生活は、五感+環境+暮らしをコンセプトとして自転車タクシー
やびわ湖一周サイクリング、まっくらカフェ、キャンドルイベントなど、多様
な事業にとりくんできた。しかしながら、これらの事業の裏で、社会的な変化
やスタッフや関係者の入れ替わりもあり、ミッションに基づいて産み出された
新しい実験が、実験のまま終わってしまう傾向があった。そこで、今回の発表
では、設立から五年を経た現在、これら実験としてまかれた種をどう育ててい
くかという新しい実践について紹介する。

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★★2.朝日町エコミュージアム協会からのお知らせ
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昨年春より朝日町エコミュージアムでツイッターを始めました。
イベント情報の周知等に大変役に立っております。おすすめいたします。
http://twitter.com/#!/asahi_ecomuseum
NPO法人朝日町エコミュージアム協会事務局長 安藤竜二

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★★3.東日本大震災、名取市でエコミュージアム研究会がスタート
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(紹介:井原満明)
被災地の名取市閖上地区では、復興の基本的な視点としてエコミュージアム
を導入しようと、(仮称)名取エコミュージアム研究会が生まれました。中心的
なメンバーの一人の大橋さんは、以前からお付き合いしてきた方です。閖上地
区は、閖上の浜と一緒に生活してきた地域です。しかし、その半数は、震災時
の事を思い出すと戻りたくないという方が約半数いるとのことです。「閖上は、
浜と一緒に生活をしてきた地域、何とか帰ってきて欲しい」と新たな復興に向
けて呼び掛けています。
19日には、エコミュージアムせんなん研究会(仙台市近郊の柴田町)の代表
:秋本好則さんも参加され、ワーックショップが開催されます。私も参加要請
があったのですが、ちょうど18日~20日と佐渡市羽茂地区での講演(エコミ
ュージアム話も含む)があり参加できないのが残念です。
以下にその案内をしょうかいします。

<ナチュラル・ステップ市民講座 in 名取>
「自然と文化を活かした震災復興」
東日本大震災による甚大な被害を受けた沿岸地域の復興は、今、国際的な関
心事となっています。津波から人命を守る防潮堤や津波避難ビル、避難通路
など、安全な街づくりを目指して、復興計画が急ピッチで進められていますが、
そこに住む人々の願いは、日々の暮らしを支えてきた自然、文化、伝統をふま
えた「営みの復興」にあります。
今回はスウェーデンにおいて少子化、財政難などにあえぐ多くの町を環境都
市として再生させた実績をもつコンサルタントのトルビョーン・ラーティ氏と
ナチュラルステップ・ジャパン事務局長・高見豊氏をお招きし、持続可能な復
興の原則について学んだ後に、住民の皆さん、自治体の職員の皆さんとともに、
次世代のための復興計画、まちづくりを考えるワークショップを開催します。
奮ってご参加ください。
○2012年2月19日(日)10:00~17:00 (9:30開場)
○会 場:名取駅プラザホール (名取駅ウィングプラザ1階)
(所在地:名取市手倉田字八幡287-15)
■主 催:東北大学大学院生態適応GCOE/名取エコミュージアム研究会
■後 援:名取市、名取市教育委員会
■言 語:日本語(逐次通訳付き)
■入場料:無料(要事前登録・先着50名まで)
■申 込:氏名・所属・役職・メールアドレスまたは連絡先電話番号・(可能で
あれば年齢)を明記のうえ、表題を「ナチュラル・ステップ市民講座in名取」
参加希望として、下記へお送りください。また本ワークショップに期待する
こと、話し合いたいテーマなどをお書き添えいただければ幸いです。
○メール:eco-gcoe@bureau.tohoku.ac.jp またはファックス:022-795-3638
■連絡先:東北大学生態適応GCOE 岩渕翼・竹本徳子 022-795-3626
名取エコミュージアム研究会 大橋信彦 090-7066-6014

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★★4.事務局から
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2月12日、関西例会の午前に、理事会が 開催されます。
議事は、1)次回選挙、2)総会時期、3)規約改正、4)その他が用意され
ております。昨年の3月に決算ができず、理事の改選のための選挙も、また、
そのまま総会も開くことが出来なかった当研究会ですが、冒頭の朝日町の安藤
さんの新年の挨拶にもありますように、エコミュージアムは地道に進めること
が大切なのだということが分かりました。
エコミュージアムせんなん研究会は、平成16年2月に設立されているよう
です。代表の秋本さんは、初期のエコミュージアム研究会が開催した、朝日町
にも地域の多くの方とで参加しているとのこと。今は、地域づくりの方に進ん
で、エコミュージアム活動は休止しているとのこと。その地域づくりがいつの
日かエコミュージアム活動にも結びつくことがあるような感じがします。そん
な一方で、被災地の名取市でも、エコミュージアムの産声が上がりました。
これからもいろんな地域で新しいエコミュージアムも生まれるでしょう。今ま
で休止していたエコミュージアムもこれらの動きに触発されて、再び活動が進
むことを願っております。
是非、皆さんからの情報をお寄せ下さい。
(メールマガジン担当:井原満明 m-ihara@mwd.biglobe.ne.jp )


先月2012/1/11にお届けした「メルマガ1月号」に通番を入れ忘れましたが
「メルマガ53号」と致します。お詫びしてお知らせとします。(中野喜吉)

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日本エコミュージアム研究会   Japan Ecomuseological Society
事務局:
〒516-2102 三重県度会郡度会町大野木1968-3 中野喜吉 気付
E-mail:   jimu@jecoms.jp
ホームページ http://www.jecoms.jp
口座名義:日本エコミュージアム研究会
郵便振替:00170-0-74380    (変更ありません) (
銀行口座:ゆうちょ銀行 店名:二二八(ニニハチ)普通預金 1624950
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