日本エコミュージアム研究会

Japan Eomuseological Society

 
 

メルマガ149号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン    149号 <2021.5.1>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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【目次】
1.「エコミュージアム研究」26号の自由投稿原稿の募集
2.2021年度・総会開催のお知らせ
3.事務局からのおしらせ
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1.「エコミュージアム研究」26号の自由投稿原稿の募集
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エコミュージアム研究会・2020研究大会担当の大原です。
しばらく間が空いてしまいましたが、昨年12月13日の研究大会で発表していた
だいた内容を、JECOMS機関誌「エコミュージアム研究」に「論文」として投稿
いただきたく、お願いいたします。
下記のように、第26号の原稿募集の規定にもとづき、作成いただき、ぜひとも
期限内で投稿お願いいたします。

編集委員長の菊地様にお送りいただくときに、一応CCで大原ohara@ynu.ac.jpに
もお送りいただければ幸いです。                大原一興

——

機関誌「エコミュージアム研究」26号の自由投稿原稿の募集を行います。
菊地直樹

執筆要領に沿って、
「論文」(400字×45枚)刷り上がり10頁まで、
「報告」(400字×25枚) 刷り上がり6頁まで、
「書評」「レターズ」(400字×10枚)刷り上がり2頁まで
を公募いたします。
「論文」については査読します。提出いただいた原稿を査読し、コメントに対
応した再投稿をお願いすることがあります。

応募者は次の応募期限にしたがって電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)
に書き込み投稿して下さい。

【応募期限】

執筆の申込み:2021年6月30日
投稿原稿の種別(例えば「論文」「報告」など)と仮題を記し執筆の申し込みを
下記編集委員長宛てにお送りください。

投稿原稿締切:2021年7月31日
投稿原稿締切り(レイアウトまで含めた完成原稿を、メールにて下記編集委員長
宛お送り下さい。その際、電子メール本文に

1.タイトル
2.氏名
3.所属 を明記してください)

【原稿用紙】のフォーマットは下記からダウンロード出来ます。

JECOMSホームページ→各種書式
→論文、報告フォーマットのダウンロード
→ … 論文,報告フォーマット ←ここをクリックWord文書です。

http://www.jecoms.jp/format/

【原稿等提出先】
Eメール:nkikuchi@staff.kanazawa-u.ac.jp
編集委員長 菊地直樹 あて

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2.2021年度・総会開催のお知らせ
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来る5月15日14:00からオンライン(Zoom使用)で総会を開催します。

日本エコミュージアム研究会 2021年度総会・次第
○日 時:2021年5月16日(日)14:00~15:00
○会 場: オンライン(ZOOM使用)

○議題
1.事務局報告 会員状況及び会費納入状況の報告。
2.事業報告
3.決算・監査報告
4.事業計画
5.予算案
6.その他

参加される方は、準備の都合上あらかじめ下記のアドレスから参加の意思表示
をお願い致します。

googleフォームから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScR90PQ2jH90NTyj6wLShr3b__HdgLbspQ0tOgv6_8X7rxr5g/viewform?usp=sf_link

ZoomのIDとパスコードは、開催3日前までに会員の皆様にご連絡いたします。

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3.事務局からのおしらせ
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会員お一人一人の行動が、会の活動を進めます。行事への積極的なご参加を
お待ちしています。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

メルマガ148号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン   148号   <2021.4.4>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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全国的に暖かい今年の春、桜前線は間もなく津軽海峡を越えるそうです。当
地(伊勢地方)では、先日の強い風でもう桜も終を迎えています。その華やか
な季節のイメージも盛り上がらないうちに時が過ぎていきます。コロナ禍の中
何も出来ないでなく、この時に出来る何かを探さなければならないのでしょう。
(中野)

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【目次】
1.コロナ禍の中のエコミュージアム
2.事務局からのおしらせ
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1.コロナ禍の中のエコミュージアム
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大原一興
この1年ほど、様々なセミナーがオンラインで行われるようになりました。ミ
ュージアムの世界でも、多くのシンポジウムが世界中で行われています。会場
確保が必要ない面で、むしろ以前より活発になったかもしれません。
エコミュージアム、コミュニティミュージアムについても、いくつもセミナ
ーや事例報告会が開かれていますが、コロナ禍にどう対応すべきか、というテ
ーマのセミナーがひっきりなしに開かれ、各地の試みが報告されています。一
般的にミュージアムとしての対応としては、来館者を迎えることができない状
況での工夫としては、動画配信などwebの活用に力をいれるようになりましたが、
小さい館では技術的・財政的になかなか動画編集などでは苦心しています。
とくに資金力の無い日本のエコミュージアムなどではこれまで現地見学会など
を重視してきただけに、なかなかデジタル化に移行するのも難しいようです。
地域博物館の活動としては、コロナ禍によって引き起こされているその地域の
現代の出来事を精力的に収集しアーカイブ化していく試みが、日本でも行われ
ています。
一方、エコミュージアムならではの活動としては、新型コロナウイルスの理
解は当然として、まず発症者などのために地域限定的なきめ細かな情報提供や
相談体制を設けたり、エコミュージアムの持っているコミュニティファームで
野菜などを栽培し地域住民に食糧供給を支援する、などの取り組みなどの事例
に、なるほどと思いました。みな、活動停止してしまうのではなく、できるこ
とを何かしら見つけて対応しているようです。あいかわらず感染状況の劣悪な
ブラジルでのエコミュージアムから、現在の状況は二重に悲惨である、つまり
コロナ感染という不幸に加えファシズムという不幸が重なっているという問題
提起が印象的でした。地域社会のウェルビーイングを考える上で政治も大きな
課題だということを市民が自覚することも重要だと思います。
(大原一興)

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2.事務局からのおしらせ
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毎号発行が遅れています機関誌、25号をやっとお届けしました。
次号への投稿案内も間もなく出せると思います。ぜひ振ってご応募ください。

会員お一人一人の行動が、会の活動を進めます。行事への積極的なご参加を
お待ちしています。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

2021年度・研究大会開催のご案内

日本エコミュージアム研究会では、今年度の研究大会を開催いたします。会員の方はもちろんのこと、会員以外の方でご関心ある方も奮って参加ください。

1.日 時2021年7月25日(日) 14時~17時

2.会 場:リモートによるオンライン研究会(Zoom使用)として実施します

3.プログラム
14:00 開会のあいさつ

14:05 プログラムの説明

(各発表20分、質疑15分〈交代・準備時間含む〉)
14:10 発表1
発表者:川島尚宗(広島大学総合博物館)
共同発表者:黒島健介(広島大学総合博物館)、
石丸恵利子(広島大学総合博物館)、
塩路恒生(広島大学東広島植物園)、
池田誠慈(広島大学総合博物館)、
清水則雄(広島大学総合博物館)、
淺野敏久(広島大学大学院人間社会科学研究科)

タイトル:
「広島大学総合博物館のキャンパスまるごと博物館・地域まるごと博物館構想におけるデジタルコンテンツの作成」

要旨:
広島大学総合博物館は、キャンパスまるごと博物館・地域まるごと博物館を推進してきている。2020年度のコロナ感染拡大を受けた対応として、ホームページのリニューアル及びデジタルコンテンツの拡充を推進してきている。本発表
では学内外の展示や地域資源に関する動画コンテンツ作成、QRコードを活用した植物ネームプレートとデジタルミュージアムのリンク等、当館の新たな試みについて報告する。

14:45 発表2
発表者:馬場憲一(法政大学)

タイトル:
「日本におけるエコミュージアム的な取り組みについての考察
―東京都墨田区「小さな博物館」事業の場合―」

要旨:
日本にエコミュージアムが紹介され本格的な取り組みが始まったのは1990年代初めからである。しかし日本でもそれ以前からエコミュージアム的な取り組みが自治体などで独自の事業として試みられてきている。今回はそのような事業の一つ
である東京都墨田区の「小さな博物館」事業を取り上げ、エコミュージアム的な活動の視点からその事業を考察し、その中で「小さな博物館」創設の時代背景や現在の活動状況、さらにその運営と継続の仕組みなどを検証する。

15:20 休憩(10分)

15:30 発表3
発表者:須田英一(法政大学)

タイトル:
「横須賀市におけるルートミュージアムと近代化遺産の保存・活用」

要旨:
神奈川県横須賀市は幕末の開国後に横須賀製鉄所が設けられ、明治期に入ると旧海軍の軍港として発展したことから、市内に多くの近代化遺産が点在する。
それらをサテライトとして位置付け、市内全体を軍港資料館とみたてた「ルートミュージアム」が開始された。ヴェルニー公園内には、ティボティエ邸を活用したコア施設として「よこすか近代遺産ミュージアム ティボティエ邸」が
オープンした。近代化遺産をサテライトとした新たなエコミュージアムの事例として紹介する。

16:05 発表4
発表者:佐藤真奈美(一般社団法人清水沢プロジェクト)

タイトル:
「エコミュージアムの概念を用いた小さな地域でのまちづくりへの挑戦―北海
道夕張市・清水沢エコミュージアムの事例―」

要旨:
北海道夕張市は石炭産業とともに歩み、そして凋落を経験した。当法人は、2009年に独自の「清水沢エコミュージアム構想」を提唱し、現在の市街地の中心にあたる清水沢地区に残る有形無形の炭鉱遺産と炭鉱時代から脈々と続く文化を
活かしたまちづくりに取り組んできた。その10年にわたる歩みと、地域内外の人々が相互に尊敬し合う関係を構築し、両者がともに歩む地域をつくるという理念について報告する。

16:40 発表に対する全体での意見交換

16:50 まとめ

16:55 事務連絡(今後の予定など)・閉会のあいさつ

17:00 終了

4.参加費無料(本研究会会員の有無に関わらず)

5.参加定員:100名(定員を超える申し込みがあった場合は本研究会会員を優先し、非会員は先着順とします)

6.参加申込み:事前申込が必要です。

事前申込はこちらからお願いします。申込みの締切りは7月18日(日)15時とします。
https://forms.gle/33eEWAK9SJATYfkf6

当日のZoomへの接続先は事前に申し込みをいただき、定員内で参加が認められた方のみにお知らせいたします。お届けいただいたメールアドレスにお送りいたします。
3日前までメールが届かない場合は事務局
E-mailアドレスjimu@jecoms.jp までご連絡ください。

メルマガ147号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン    147号 <2021.3.3>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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コロナ19、政府の「緊急事態宣言」、今後の対応が気になる今日です。
季節は春近づくなか、気分は晴れやかにとは、まいりませんが、せめて部屋に、
花一輪でも飾ってみませんか。                 (中野)

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【目次】
1.「地域デザインとエコミュージアム」
2.「JECOMSに入会した理由と学びたいこと」
3.事務局からのおしらせ
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1.地域デザインとエコミュージアム
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(株)丹青研究所 大山由美子

社会が大きく変わろうとする現在、エコミュージアムの「環境における人間
の博物館」という概念が大きな意味を持ってきた。地震や豪雨などの大災害、
温暖化がもたらす生態系の変化により、安全・安心・心地よい地域のデザイン
が注目される。

ヨーロッパ景観条約(2000年策定)で定義された景観は、「人々に知覚され
るエリアであり、その特徴は、自然の作用、人間の作用、あるいは自然と人間
の相互作用による結果の表れである」とある。日本で景観法が施行されたのは2
005年で、各自治体で条例が制定され、地域の自然・歴史・文化を大切にした景
観計画が策定された。

当方の生活圏でもある東京都台東区景観計画では、目標像として「思い出を
守り、思い出を生み出す」と掲げられている。生活者の心を大切にする姿勢が
現れていて、地域の遺産を守り、先人の知恵に学び、将来を創造していく活動
が求められる。まさに、多様なエコミュージアム活動が地域のデザインへ大き
な役割を果たすのである。                (大山由美子)

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2.「JECOMSに入会した理由と学びたいこと」
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富山淑子
皆様、こんにちは。
会員の富山淑子と申します。メルマガに初投稿させていただきます。

*自己紹介と地域の活動

私は、大手出版社の出身で、旅の雑誌の編集制作を中心にPRに関わるお仕事に
携わってきました。現在は、お家で仕事をしながら、NPOなどで地域の旅や自然、
文化に関わる企画やPRに取り組んでいます。とても嬉しいことに、今年から学
芸員の資格をいかして地域資料館の企画やPRを担当することになりました。
大学での専攻は芸術(文芸)で、社会人になって、社会心理学やNPOのマネジメ
ント等を通信制の大学・大学院で学びました。日本画や水彩画を描くのが趣味
です。

*JECOMSに入会した理由と学びたいこと

前々からエコ・ミュージアムに興味があったのですが、その概念や仕組みをど
のように実際の活動にいかしたら良いのか学んでみたかったからです。また、
数年間関わった地元の国立公園における活動を通して、国立公園とエコ・ミュ
ージアムの関わりについても知りたいと思いました。みなさまの研究発表など
を拝見することで、エコミュージアムの概念や意義、方法を学べたら嬉しいで
す。実践的な手法を学べるワークショップなどにも参加してみたいです。

*JECOMSでしてみたいこと

「旅」の視点からエコ・ミュージアムを捉え、現在取り組んでいるNPOなどの活
動にいかせたらと思っています。できたら、その活動を通して考えたことや気
づいたこと、事例をレポートしてJECOMSで発表できたら良いな、とも思ってい
ます。まだ始めたばかりなので具体的には述べられませんが「地域の手しごと
」について興味があります。

*博物館に関わる最近の体験

昨年12月に、NYにある「メトロポリタン美術館」のオンラインツアーに参加し
てみました。こちらは、博物館の主催ではなくNY在住の旅のプランナーさんが
企画した個人ツアーです。パンデミック以降、様々な旅行会社が独自のオンラ
イン体験ツアーを提供し始めましており、私もいくつか体験しています。メト
ロポリタン美術館は、数年前に行っているのですが、今回懐かしくなり申し込
んでみました。旅のプランナーらしい、NY案内を交えた丁寧な博物館のガイド
は、心温かなもので、自宅でくつろぎながら、インタラクティブに大好きな博
物館を楽しめて満足しました。実際に足を運ぶのがベストかとは思いますが、
より多くの人に博物館に親しんで貰いやすいかなあ、とも感じました。
(富山淑子)

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3.事務局からのおしらせ
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今回は、新しい会員からご投稿頂きました。以前からの会員の皆さんもぜひ
身近な出来事ひとつでも、ご投稿下さい。
会員お一人一人の行動が、会の活動を進めます。行事への積極的なご参加を
お待ちしています。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

機関誌エコミュージアム研究27号自由投稿原稿・募集

機関誌「エコミュージアム研究」27号の自由投稿原稿の募集を行います。
021年5月17日  編集委員会 須田英一 榎原亮太 馬場憲一
執筆要領(機関誌25号掲載)に沿って,「論文」(400字×45枚)刷り上がり10頁まで,「報告」(400字×25枚) 刷り上がり6頁まで,「書評」「レターズ」(400字×10枚)刷り上がり2頁までを公募いたします。
「論文」については査読します。提出いただいた原稿を査読し,コメントに対応した再投稿をお願いすることがあります。
応募者は次の応募期限にしたがって電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)に書き込み投稿して下さい。

[応募期限] 2021年8月25日
投稿原稿の種別(例えば「論文」「報告」など)と仮題を記し執筆の申し込みを下記編集委員長宛てにお送りください。
[投稿原稿締切] 2021年10月25日 (レイアウトまで含めた完成原稿を,メールにて下記編集委員長宛お送り下さい。その際,電子メール本文にタイトル,氏名,所属を明記してください)

原稿用紙】:下記からダウンロード出来ます。
JECOMSホームページ→各種書式→機関誌などへの投稿書式
… 論文、報告フォーマット(Word文書)
www.jecoms.jp/format/

原稿等提出先
E-mailアドレスerr-suda@jcom.zaq.ne.jp
編集委員長 須田英一  あて

現在、コロナ禍でエコミュージアム活動にもいろいろな課題が出現してきているのではないでしょうか。27号では研究大会・関東例会・全国大会の報告・自由投稿原稿とともに「コロナ禍と(エコ)ミュージアム」の問題を幅広い視点から原稿を募集してみたいと思っていますので、そのようなテーマでの原稿も是非奮って応募をお願いいたします。

関東例会開催のお知らせ

関東例会の開催を以下の通り計画していますので、奮ってご参加ください。
例会担当理事:馬場憲一、榎原亮太、森屋雅幸

1.テーマ
都市部自治体のエコミュージアム活動への挑戦
―三鷹型エコミュージアムの実践と課題―

2.開催趣旨
東京都三鷹市が2002年度から取り組んできているエコミュージアム事業を具体的に理解するため、その活動と実践などの報告を聞き、モデル事業を展開している現地を見学しその課題などを学ぶ。

3.日時: 2021年11月7日(日)  午前・午後 (詳細は、後日このページで)

4.場所: 三鷹ネットワーク大学(三鷹駅前協同ビル3階)、大沢の里(モデル事業展開の場所)

5.内容
〔報告会〕 三鷹型エコミュージアムの取り組みと現状と課題について
〔見学会〕 水車経営農家 → 出山横穴墓群 → 古民家(ワサビ田)など

6.開催方法
・三鷹市と共催で開催、参加者は会員・市民を含め50名程度、報告会はリモートでの参加も検討中。

7.今後のスケジュール
・2021年9月末   会員と市民に開催案内を通知し参加を募る。
以上

2021研究大会 自由研究発表の募集

下記のとおり、2021年度研究大会を開催するにあたり、会員の皆様からの自由研究発表を募集いたします。ふるってご応募ください。   担当理事:森屋雅幸

1.日時:2021年7月25日(日)

2.会場:Zoomミーティング(オンライン)

3.発表申し込み:自由研究発表の応募について

(1)研究内容:エコミュージアムに関する研究

(2)応募資格:本研究会会員または複数の発表者の場合、本研究会の会員が含まれていること

(3)発表申し込み必要事項
発表題目、氏名、連絡先(E-mail)、所属(勤務先)、200字程度の発表要旨。
(4)研究発表の申し込み締め切り:2021年6月18日(金)17時までにこちら(Google フォーム)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeWXnQAyPyVNO9rkx13H7SpJLMtNoOR4JDn8sWLPe4Jtncalg/viewform (発表者の申込みページ)

からお申し込みください。発表時間はプログラムが確定次第(6月下旬予定)、メールでお知らせします。

参加者の申込みは、後日にこのページでご案内します。)

※プログラムの都合上、応募が多数にわたった場合には選考を行うことがありますので、あらかじめご了承ください。

(5)発表の方法:Zoomによる発表とします。

(6)発表スケジュール:各発表15分、質疑10分、交代・準備5分。

(7)発表資料
2021年7月23日(金)17時までに

E-mailアドレス森屋までjecoms2021@gmail.com
へPDFファイルでお送りください。当日、参加者と共有します。当日はZoomの画面共有を用いて、ご発表いただきます。

(8)機関誌への投稿
発表者には、後日、機関誌『エコミュージアム研究27号』への論文、報告として投稿していただきますので、よろしくお願いします。
(担当理事:森屋雅幸)

メルマガ146号

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日本エコミュージアム研究会メールマガジン  146号   <2021.2.4>
発行人:吉兼秀夫  編集:中野喜吉
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コロナ19、政府の宣言のあるなしにかかわらず、緊急事態がつづいている事
に変わりはありません。個々人のなすべき事は、自ずと限られます。その中で
の小さな工夫、努力しかありません。何か少しでもアイディアがあれば積極的
に、身近な各種窓口に提案したいと思います。ところでいつまで「新型コロナ」
と呼ぶんでしょうか?もう3年目です。日本は、台風の呼び名を海外の名称と
は(女性名)別に合理的に番号付けしていますが、世界ではcovid-19、日本で
も「コロナ19」と固有名つけて呼んだ方が認識しやすくなるんでは? (中野)

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【目次】
1.日本にエコミュージアムいくつあるの?
2.つなぐ人フォーラム開催のご案内
3.事務局からのおしらせ
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1.日本にエコミュージアムいくつあるの?
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菊地直樹(金沢大学)
日本にはいったい、いくつのエコミュージアムがあるのでしょうか?単純な
問いですが、おそらく誰も明確に答えられないと思います。正式な(認定され
た)エコミュージアムというものがないので、数えることができないからです
。よく比較されるジオパークは2021年1月末現在、日本ジオパーク委員会によっ
て43地域が認定されています。数は明確です。
ジオパークと異なり、エコミュージアムは学術委員会といった第三者機関に
よって認証される活動ではありません。この特徴は、エコミュージアムの「分
かりにくさ」の一因になっています。どんな活動がエコミュージアムなのか。
どこまでがエコミュージアムであるのか。明確な基準がなく、活動の評価も難
しいからです。認証されるという目標もないため、何に向かっていけばいいの
か、関係者で共有することもなかなか難しいです。第三者機関によって評価さ
れるわけではないエコミュージアムは、地域の人たちが主体となって、自分た
ちでエコミュージアムとは何かと考えなければ、活動をすることができないで
しょう。
社会経済の不確実性が増し、未来も見通せないなか、創造社会という考え方
が提唱されています(井庭崇,2019,『クリエイティブ・ラーニング』慶應義塾
大学出版会)。自分(たち)がつくりたいと思うものを自分(たち)でつくる
ことができるようになることが、生活・人生における「豊かさ」を象徴すると
いう考えです。こうした時だからこそ、エコミュージアムの分かりにくさが重
要なのかもしれません。なぜなら、自分たちの地域のエコミュージアムとは何
かと考え、協働的に活動することから生まれる豊かさがあると思うからです。
(菊地直樹)

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2.つなぐ人フォーラム開催のご案内
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第13回つなぐ人フォーラムonline 開催概要

■名称:第13回つなぐ人フォーラムonline
「“つなぐ”は誰かをあたためる~コロナ時代の“つなぐ”考える実験
場~」
■日程:2021 年 2月 20 日(土)10:00~18:30

■プレイベント:上記をメインイベントとし、初参加者を対象に下記のプレイベ
ントを行う
前々夜祭part1:2021年2月10日(水)20:00~22:00
前々夜祭part2:2021年2月15日(月)20:00~22:00
前夜祭(交流会):2021年2月19日(金)20:00~22:00

■会場:テレビ会議システムZoomを用いたオンラインイベント

■主催:第13回つなぐ人フォーラム実行委員/公益財団法人キープ協会

■後援(昨年度実績):特定非営利活動法人 持続可能な開発のための教育推進
会議(ESD-J)
NPO法人 日本エコツーリズムセンター
公益財団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)
一般社団法人 日本インタープリテーション協会
一般社団法人 日本環境教育学会
日本エコミュージアム研究会
特定非営利活動法人 自然体験活動推進協議会(CONE)

■つなぐ人フォーラムとは?:
「一人ひとりの想いを社会につなぐには、どうすればよいだろう?」
「つなぐ人フォーラム」は、さまざまなジャンルで「つなぐ活動」をしている人
たちが集う場。互いの経験や知恵を共有することで、現場で感じる壁を乗り越え
るヒントや人脈が見つかります。繰り広げられる数々のプレゼンテーションやワ
ークショップから、新たなつながりが生まれます。それを きっかけに、異なる
分野で活動している人からヒントを得るだけでなく、それぞれの想いを掛け合わ
せ た仕事がはじまることも。そして、視野が広がり、全国に友達ができて、誰
かの熱い思いにふれることで エネルギーがチャージされる・・・2008 年から清
里・清泉寮を会場に行ってきた「つなぐ人フォーラム」 は今年で 13 回目。今
回はオンラインで、コロナ時代の“つなぎ方”について皆さんと語り合い、考え
ます。

さまざまな分野で活動する実行委員がフォーラムの企画・運営に携わり、「みん
なに紹介したい!」と思うゲスト(ツナギスト)といっしょに参加します。ツナ
ギスト&実行委員が提供する45分プログラムが、今回のフォーラムのメインです
。 実行委員・ツナギスト・参加者の全員が参加費を出し合い、費用をまかなう
フラットな場であることも、このフォーラムの特徴の1つです。

■対象者:
「つなぐ人フォーラム」には、暮らしやすい世の中をつくるために活動する、実
にさまざまな分野の人たちが集まります。「地域や街の人々をつなぐ活動」「(
野外などで)自然と人をつなぐ活動」「(博物館などで)モノと人をつなぐ活動
」「(サイエンスコミュニケーションなど)科学と人をつなぐ活動」「子どもや
大人をめぐる多様な活動」などなど。ほかにも、メディアを通じて、医療・福祉
を通じて、建物・デザインを通じて、ワークショップを通じて、などなど・・・
世代や立場を越えて、互いに学びあう雰囲気、挑戦する人を応援する空気感、背
伸び不要の居心地の良さがあります。これが源泉となり、思いもよらない化学変
化が起こり、新たな可能性を生み出しています。「つなぐ人フォーラム」は、こ
れからの時代の“つなぐ”を模索する実験の場です。

■構成:計80名を予定
・実行委員:12名
・ツナギスト:約20 名
・一般参加者:約40 名
・事務局:5 名

■おもなプログラム:
「10 分プレゼンテーション」(前々夜祭)
コロナ下での活動の気づきなどをテーマに参加者によるプレゼンテーション。
初参加の方にとっては メインイベントにむけてのウォーミングアップの時間で
す。

「45 分プログラム」(メインイベント)
実施者は、実行委員がお誘いした多様なジャンルの専門家「ツナギスト」の方
々です。  プログラムの内容は、プレゼンテーション、参加型ワークショップ、
アクティビティ体験、ブレーンストーミング、等々です。活発に意見交換や情報
交換が行われ、たくさんの“つながり”が生まれる時間です。
「脳みそと人脈をシェア!! 企画へつなげる60分」(メインイベント)
45分プログラムなどでの出会いや交流をきっかけに、今後の自分の活動へつな
げるための語らいの場です。

■料金(選択制):
・3,000円 (参加費)
・5,000円 (参加費+ちょこっとセット)
・10,000円 参加費+よくばりセット
この他に+3,600円でジャージーミルクデザートセット

つなぐ人フォーラムは、例年清泉寮にて開催していました。清泉寮で供されるカ
レーやソフトクリームなどが、フォーラム参加者を「美味しい」で「つなぐ」役
割をしていました。今回は、オンラインでの実施ですが、離れていても同じもの
を味わう事で、つながりの種になるかもしれません。
「ちょこっとセット」
有機ジャージー牛乳 500ml、清泉寮ビーフカレー、ミルクパン
「よくばりセット」
有機ジャージー牛乳 500ml、清泉寮ビーフカレー2つ、ミルクパン、カンパー
ニュ、
オランジュショコラ、ジャージーホワイトウインナー、ジャージー飲むヨーグル
ト 250ml
「ジャージーミルクデザートセット」
シュークリーム 3 個、ミルククロール 3 個、アイスクリーム 3 個

■第13回つなぐ人フォーラムonline実行委員長
高橋 真理子(星つむぎの村)※実行委員長
梅崎 靖志(風と土の自然学校)※実行委員長
小笠原 啓一(産業技術総合研究所)
岡田 英之(関西ふくしグラレコグループ「むす部」)
染川 香澄(ハンズ・オン プランニング)
田中 咲子(会社員)
中西 紹一(プラス・サーキュレーション・ジャパン)
林 浩二(千葉県立中央博物館)
平原 由樹(うふふなミカン)
松田 佳代(フリーランス学芸員)
三原 重央(合氣自然研究所)
吉田 立(塩野義製薬株式会社)

■お申込み先(peatix):https://tsunagu13.peatix.com/view

■事務局ホームページ:http://tsunaguhito.wixsite.com/official

■事務局:公益財団法人キープ協会環境教育事業部
TEL 0551-48-3795
E-mail eventee@keep.or.jp
担当:山下、西尾、岡野

■■■================================================================
3.事務局からのおしらせ
================================================================□□□

今回も、「つなぐ人フォーラム」から会への後援依頼あり、ご紹介しました。
後援のあるなしにかかわらず、エコミュージアム関連の行事などへのご参加さ
れた方は、感想文などをメルマガ掲載にお寄せいただけるとありがたいです。

会員お一人一人の行動が、会の活動を進めます。行事への積極的なご参加を
お待ちしています。

≪以下は毎号同じです。≫
▼会員の皆さん、それぞれの持ち場での活動の「ひとコマ」をご紹介下さい。
また、掲載された記事に対してのご意見、ご質問もお寄せ下さい。
メルマガを待って読んでいただけるよう内容を充実させるのも会員お一人お一
人のご参加が決め手です。ご投稿いただきたい記事として

1.ご自分の地域、あるいは訪問した「各地の活動から」
2.皆に知らせたい「行事予定のご案内・参加募集」
3.過去に訪れた場所への「気になる地域へのお伺い(質問)」
4.今後「会に望む活動」等など、特にテーマを絞りませんのでどしどし投稿
下さい。

▼ 会員外も含む、エコミュージアムに関心をお持ちの方々の情報交換の場と
してのメーリングリスト[エコミュージアムML]があります。
会員外も参加いただけますので、お知り合いにもご紹介ください。
1.お名前(本名)
2.E-mailアドレス
3.お住まいの都道府県名を事務局までお知らせください。

「エコミュージアム研究」26号の自由投稿原稿の募集

エコミュージアム研究会・2020研究大会担当の大原です。
しばらく間が空いてしまいましたが、昨年12月13日の研究大会で発表していただいた内容を、JECOMS機関誌「エコミュージアム研究」に「論文」として投稿いただきたく、お願いいたします。
下記のように、第26号の原稿募集の規定にもとづき、作成いただき、ぜひとも期限内で投稿お願いいたします。

編集委員長の菊地様にお送りいただくときに、一応CCで大原ohara@ynu.ac.jpにもお送りいただければ幸いです。(大原一興)

——

機関誌「エコミュージアム研究」26号の自由投稿原稿の募集を行います。(菊地直樹)

執筆要領に沿って、
「論文」(400字×45枚)刷り上がり10頁まで、
「報告」(400字×25枚) 刷り上がり6頁まで、
「書評」「レターズ」(400字×10枚)刷り上がり2頁まで
を公募いたします。
「論文」については査読します。提出いただいた原稿を査読し、コメントに対応した再投稿をお願いすることがあります。

応募者は次の応募期限にしたがって電子的な原稿用紙(MSWordのテンプレート)
に書き込み投稿して下さい。

【応募期限】

執筆の申込み:2021年6月30日
投稿原稿の種別(例えば「論文」「報告」など)と仮題を記し執筆の申し込みを下記編集委員長宛てにお送りください。

投稿原稿締切
:2021年7月31日
投稿原稿締切り(レイアウトまで含めた完成原稿を、メールにて下記編集委員長宛お送り下さい。その際、電子メール本文に

1.タイトル
2.氏名
3.所属 を明記してください)

【原稿用紙】のフォーマットは下記からダウンロード出来ます。

JECOMSホームページ→各種書式
→論文、報告フォーマットのダウンロード
→ … 論文,報告フォーマット

http://www.jecoms.jp/format/

【原稿等提出先】

Eメール:
nkikuchi@staff.kanazawa-u.ac.jp

編集委員長 菊地直樹 あて

2021年度・総会開催のお知らせ

来る5月15日14:00からオンライン(Zoom使用)で総会を開催します。

日本エコミュージアム研究会 2021年度総会・次第
日 時:2021年5月16日(日)14:00~15:00
会 場: オンライン(ZOOM使用)

○議題
1.事務局報告 会員状況及び会費納入状況の報告。
2.事業報告
3.決算?監査報告
4.事業計画
5.予算案
6.その他

参加される方は、準備の都合上あらかじめ下記のアドレスから参加の意思表示をお願い致します。

googleフォームから

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScR90PQ2jH90NTyj6wLShr3b__HdgLbspQ0tOgv6_8X7rxr5g/viewform?usp=sf_link

ZoomのIDとパスコードは、開催3日前までに会員の皆様にご連絡いたします。

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